全都道府県訪問#42 和歌山県#5(南紀勝浦・串本)
2日目の午後、那智勝浦町に着くと小雨模様でした。勝浦港から紀の松島めぐり遊覧船に乗る前に腹ごしらえをすることにしました。勝浦漁港近くの鮮魚店が経営している食堂で鮪等を味わうことにしました。注文したのは、鮪の刺身と金目鯛の煮付けです。鮪は勝浦漁港が延縄漁法による生鮮鮪の水揚げ日本一ということから、また金目鯛はここでもよく獲れ、そして昔食した伊豆稲取の金目鯛の煮付けがとても美味しかったことを思い出したからでした。若干心配だったのは、数年前伊豆下田の鮮魚店経営の飲食店で2,000円程度の鯛の刺身を頼んだら、結構大きな鯛が1匹まるまる出て来て、食べるのに苦労し、結局後で蕁麻疹にも悩まされた苦い思い出があったことです。でも心配は無用でした。鮪(多分キハダマグロか)はトロと中トロばかりで、したがって量はさほど多くはなく、でも味は最高でした。金目鯛もとても美味しく、身はほとんど一切れも残しませんでした。一つ残念だったことは、南
紀の魚はとても新鮮で美味しくまた南高梅の梅干しも美味なのですが、ご飯が柔らかすぎて今一つなことでした。関東では、新潟、東北そして最近は北海道の美味しい米を食べているからでしょうか。紀の松島遊覧は、天候が小雨模様のためか充分楽しめませんでした(1枚目
の写真は紀の松島・洞窟の鶴島)。しかし少々驚い
たのはホテル浦島の忘帰洞というお風呂が港側から太平洋側に突き抜けており、遠くからですが遊覧船から丸見えだったことでした(当然男湯です)。
3日目雨降りの那智山を観光してから、お天気の串本町に向かいました。まず橋杭岩を
観光しました(2枚目の写真)。これらの岩は、硬い石英
斑岩という火成岩の岩脈が隆起し、荒々しい黒潮の波に侵食されてできたものだそうです。次に本州最南端の潮岬に向かいました。ここは、東経135度46分、北緯33度26分だそうです。潮岬観光タワーに登ると、本州最南端訪問証明書を発行してくれました。この観光タワーから潮岬灯台方向を写したのが3枚目の写真、そして望楼(昔海軍の望楼つまり物見櫓が
あった)の芝生方向を写したのが4枚目の写真です。最後に串本海中公園に着き、水族館を一通り眺め、沖合140m、水深6.3mにある海中展望塔で海中を観ることができました。5枚目の写真は海中展望塔から観たテーブルサンゴ、6枚目の写真は海中展望塔と海中観光船ステラマリスです。
串本海中公園にて今回の南紀の旅は終わりとし、白浜町へ戻り空港へ
向かいました(最後の写真は、旅行中世話になったレンタカー)。
- 黒潮が 運ぶ豊かな 南紀の海
南紀潮岬殺人事件―旅行作家・茶屋次郎の事件簿
著者:梓 林太郎 |
潮岬情話
アーティスト:香西かおり |
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