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2006年10月の3件の記事

2006年10月23日 (月)

川畠成道の四季を聴いて

1 「川畠成道の四季」ツアーが、10月21日(土曜)午後5時からミューザ川崎シンフォニーホーを皮切りに始まりました。これから1週間をかけて、名古屋、大阪、東京、長野と計5ヶ所を回るとのことです。右側1枚目の写真は、皮切り公演を聴くために21日午後4時45分頃JR川崎駅に到着し、ミューザ川崎シンフォニーホールに近付きながら撮った同ホールの外観で2す。JR 川崎駅の西側は、確か東芝発祥の地で、長らく同社の工場等の敷地になっていましたが、売却され現在大規模な再開発中です。このホールもその一部かどうか知りませんが、この再開発に連動して南端に早めに生まれた素晴らしいホールです。右側2枚目の写真は、ホール内のエイトリアム(吹抜け)を上から撮ったものです。

 さて、今回の成道さんは、いつものピアノの伴奏だけの独奏とはがらりと趣向を変え、イタリアでも有数の弦楽合奏団といわれるヴェニス・ヴィルトゥオーゾ・アンサンブルを従えて登場しました。この合奏団は12人構成で、第一ヴァイオリンが3人、第二ヴァイオリンが3人、ビオラが2人、チェロが2人、コントラバスが1人、そしてチェンバロが1人という内訳でした。

 プログラムは次のとおりです。

  • 第一部
    • シャコンヌ 【ヴィターリ】
    • ひまわり 【マンシーニ】
    • 2つのギター 【ロシア民謡】
    • アヴェ・マリア 【グノー】
    • ツィゴネルワイゼン 【サラサーテ】
  • 第二部
    • 四 季 【ヴィヴァルディ】

 いつものとおり、胸にじいんと来て、本当に自然に目に涙が出てくるような成道さんのヴァイオリンの音色です。彼は、楽譜を見ることができないので、当然すべてを暗譜している訳です。そのためか、彼のヴァイオリンの音色は彼の心が出しているような気がして、それがさらに我々の心を打つのでしょう。そしてホールに詰めかけた1,000人はいるかと思われる聴衆が、区切り区切りで拍手喝采を送り、最後には拍手が鳴り止まず2つのアンコール曲を演奏させてしまいました。

2_1  ミューザ川崎シンフォニーホールの内部は舞台が焦点の一つに位置するような楕円形をしており、舞台の後方には巨大なパイプオルガンが聳え立っていました。この楕円形のホール内部にいると、母親の胎内にいるような気持の安らぎを覚えました。フジテレビの球体展望室の中での落着き感に通じるものがあると思います。そう言えば、成道さんはヴァイオリンの調律(チューニング)を自分の耳だけで行なっていましたので、きっと絶対音階の持主でもあるのでしょう。幸せな気持ちになっての帰り道、すっかり暗くなった中で振り返ると、ミューザ川崎シンフォニーホールがぽっかりと暗い空に浮かんでいました(右側3枚目の写真)。

  • 心打つ 音色に囲まれ 夢を見る

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2006年10月14日 (土)

久々の鎌倉・横浜(東慶寺・明月院・鶴岡八幡宮・横浜山下公園・横浜中華街)

 先週末久々に鎌倉と横浜に行って参りました。新宿から鎌倉に往くには、JR湘南ライナーが本当に便利です。
 北鎌倉で下車し、私の好きな鎌倉の寺の一つ、東慶寺を久々に訪れました。東慶寺は、禅・臨済宗の寺ですが、元々は北条時宗夫人の覚山尼が時宗の没した翌年1285年(弘安8年)に建立した尼寺だそうです。覚山尼は縁切寺法を定め勅許を得たといわれ、東慶寺は駈入寺あるいは縁切寺として多くの女性を救ったそうです。1873年(明治6年)に女性からの離婚請求が法的に認められるまで、約600年間女性の味方だったようです。ちなみに北条時宗はJR横須賀線と街道を挟んで向かいにある円覚寺に眠っているそうです。
20061007 東慶寺は鎌倉でも有数の花寺であり、10月とはいえ花がいろいろ咲いておりました。藤袴、秋明菊、野菊、ホトトギス、コスモス、芙蓉、山茶花等が秋の風情を湛えて競っておりました。その中でも特に、小さな可愛い花をちらほらと付けたフユザクラ(1枚目の写真)が人目を引いておりました。ここには哲学、文学、美術等の分野の有名人のお墓が沢山ありますが、一Nec_0092番目立つのは、東京オリンピックで日本の女子バレーボールチームを金メダルに導いた大松博文 監督(後に自民党から参議院議員に当選しました)のお墓です。
 次に、明月院に寄りました。この寺は紫陽花寺として有名ですが、紫陽花の季節ではないので割りと静かに見学できました。本堂の前に枯山水Nec_0093の庭園(2枚目の写真)があり、そして脇の開山堂の周りに大きなやぐら(お墓)がありました。その後、鶴岡八幡宮まで歩きお参りした後、鎌倉から横浜へ向かいました。横浜山下公園で十六夜の月(3枚目の写真)を見物しました。その後横浜中華街にある広東料理老舗の聘珍樓横濱本店で、フカヒレ姿煮を含むとても美味しい料理を楽しみました。

  • 昔から 花と女の 東慶寺

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2006年10月 7日 (土)

立川でのレクサスLS披露会

 先月後半パレスホテル立川にて「レクサス販売開始の1周年記念とレクサスLS460の披露」を兼ねたパーティがあり、参加して参りました。LSは言わずと知れたレクサスの旗艦モデルであり、世界初の8速オートマチックトランスミッションや世界初のミリ波レーダーとステレオカメラによる歩行者・障害物検知システム等、世界初の機能をいろいろ満載しております。私は家の愛車IS250でも持て余しているので、LS460には余り興味がなく、もっぱらシャンパン(ポメリー・ブリュット)と料理を楽しんで参りました。
 早めに会場を出ることにしましたが、せっかく立川まで来たのにすぐ帰るのは少々もったいない気がしました。そこで、ドリンクを担当しているホテルの方に、近くにどこか面白いところがないか聞きました。彼が紹介して下さったのが、JR立川駅北口から少し西に向かったところにある「Bar FAVORITE」でした。バーカウンターの各人の座席の前のテーブルの真ん中に穴が開いていて、そこに七色に変わる発光ダイオードが埋め込まれており、やはり中央に穴の開いたコースターを敷いて、その上にカクテルやオンザロックを置けばグラス全体が七色に輝きます。一緒に食したブルーチーズなどのチーズ盛合せもとても美味しかったと思います。
 Bar FAVORITEの営業時間、住所、電話番号は次のとおりです。

  【営業時間】   7:00p.m.~4:00a.m. (年中無休)
  【住 所】       立川市曙町2-3-1 パールインビル 6F
  【電話番号】   (042)540-0544

  • 披露会 車で往くと 飲めない会

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