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2006年11月 3日 (金)

札幌北高 新校舎・百周年記念館落成

Photo  札幌北高 新校舎・百周年記念館落成 記念式典・講演会が、先週金曜日10月27日に札幌で開催されました。東京楡の会の会長から依頼があり、会長代理として出席して参りました。やはり、東京よりはかなり肌寒いものの、良い天気でした。地下鉄南北線で北24条駅まで往き、そこから北25条通りを西11丁目まで歩きました。本当に久々、何十年振りかの登校です。札幌北高は、4年前の平成14年(2002年)に創立百周年を迎えております(前身は北海道庁立高等女学校)。
Photo_1  記念式典は、午後2時40分から第1体育館にて来賓・教職員・在校生の出席の下、始まりました。中村現校長の話によれば、「新校舎は104年目にして第四代目の校舎。明治35年(1902年)10月27日(くしくも本式典開催と同じ月日)に、植物園の横に第一代目の校舎ができた」とのことでした。百周年記念会館は、在校生から名称募集を行い、「彩風館(さいふうかん)」と命名されました。この名は、同窓生(北高6期)で東京芸大名誉教授の福井爽人(さわと)先生にお願いして、描いていただいた記念絵画の名称「彩風の刻(さいふうのとき)」によっているものと想像されます。絵画は、彩風館ホール正面中央に飾られているとともに、陶版画のレプリカが新校舎正面入口ホールにも飾られております。
Photo_2  午後4時からは、百周年記念館落成記念講演会が彩風館(記念館そのもの)ホールにて執り行われました。記念絵画「彩風の刻」が除幕され、その後記念講演が福井先生と中村校長(司会)の対談形式で行なわれました。福井先生から「彩風の刻」に寄せられたメッセージ(絵の隣にやはり飾ってあります)は、「四季は巡り 飛び立ちの時は来る 若人の未来に幸いを」でした。先生がおっしゃるには、「『彩風の刻』の解釈は北高に任せる。私が何か言ってイメージが止まってはいけないと思う。『彩雲』という語はあるが『彩風』という語はない。私の創作かもしれない」とのことでした。
 写真は、上から新校舎正面、彩風館外観、そして絵画「彩風の刻」です。いずれも札幌北高からいただいた写真を携帯で撮影したものです。

  • 百年を 越えた母校に 新息吹き

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