12月の銚子・犬吠埼
先週末、関東最東端といわれる銚子・犬吠埼を、愛車レクサスIS250を駆って1泊2日で訪ねて参りました。12月は、地軸の傾きのせいで、日本最東端の北海道納沙布岬より日の出の時刻が早い、つまり日本一早く日が昇ること(午前6時30分頃)で有名なところです。しかし、真に残念ながら、今回は天気が曇りで日の出を拝むことはできませんでした(1枚目の写真はホテルから眺めた犬吠埼)。
(注)島嶼部を考慮する
と、12月に日本一日の出の時刻が早いのは多分小笠原諸島だと思います。
1日目は、犬吠埼灯台を登り、次に地球の丸く見える丘展望館を訪れました。犬吠埼灯台は、北緯35度42分28秒、東経140度52分07秒の地点に建てられ、地上から灯火まで27m、水面から灯火まで52mの高さがあり、初点灯は 1874年(明治7年)11月15日とのことです(2枚目の写真は犬吠埼灯台と商店街)。(九十九里浜にちなんだ?)99段の螺旋(らせん)階段と16段の梯子を登ると展望デッキに出られ、360度のパノラマの眺望が楽しめます(3枚目の写真は灯台展望デッキから君ヶ浜を望んだもの)。地球の丸く見える丘展望館(4枚目の写真)は、標高73.6mの銚子最高峰の愛宕山山頂にあり、屋上の展望台からの眺望は330度が海といわれ、文字どおり地球が丸く見えました。
2日目は、ヤマサ醤油工場、ウオッセ21、屏風ヶ浦(びょうぶがうら)そして飯岡刑部(ぎょうぶ)岬展望館を訪ねました。醤油の醸造は漁業と並ぶ銚子の主要産業で、元々は醤油醸造の発祥の地紀州(和歌山県湯浅町が文字どおりの発祥の地)からおよそ400年前に製造法が伝えられたものだそうです。週末は工場が休業でビデオ案内のみでした。ウオッセ21は水産物卸売センターで、大抵のお土産はここで
揃えられます。屏風ヶ浦(5枚目の写真)は、銚子市の南西側、名洗(なあらい)から飯岡刑部岬展望館のある刑部岬まで約9kmにわたって高さ40~50mの断崖絶壁が続いているエリアで、英仏海峡英国側ドーバーの「白い壁」にたとえられ「東洋のドーバー」とも称されているそうです。最後の飯岡刑部岬展望館からは、刑部岬から始まり南西方向に遠くに広がる九十九里浜(6枚目の写真)を一望するこ
とができました。
(注)13世紀に中国南宋から径山寺(金山寺)味噌の製法が現在の和歌山県由良町に伝わり、味噌樽にたまる汁を商品化したものがたまり醤油だそうです。
最後になりましたが、さすがに水産物は活きがよく美味で、カンパチ、タイ、ハマチ、マグロ、イカ、タコ等に加えて、キンメダイ、サワラ、サンマ等も生で食しました。
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