河津桜へのいざない
一昨年のちょうど今頃、河津桜を観に参りました。今だったら絶対に車で行くか、現地でレンタカーを借りるのですが、その頃はカーナビのない車を地図を見ながら運転するのは煩わしく思い、電車と徒歩と観光バスを組み合わせて観光しました。旅程は概略次のとおりです。
第1日目
- 伊豆急で河津駅到着
- 河津川に沿ってほぼ満開の河津桜を鑑賞
- 昼食として名物天城産の山葵の根と葉を使ったとろろそばを食す
- 河津八幡神社(河津三郎の力石)、涅槃堂(日本三大寝釈迦霊場とのことですが、不思議な場所にあります)、河津桜原木、来宮神社・大楠を観光
- 夕食として地元水揚げの魚料理を堪能
- 河津駅から隣の今井浜海岸駅に戻り、今井浜温泉に宿泊
- 第2日目
- 今井浜海岸駅からまた隣の伊豆稲取駅に戻り、東海バスの観光バスに乗車
- 稲取雛の館でつるし雛鑑賞
- 河津桜鑑賞・河津桜の苗木購入
- 天城・浄蓮の滝観光
- 伊東で観光バスを降り、活きのいいネタの寿司を堪能
- JR東駅から帰路へ
雛のつるし飾りは、伊豆稲取温泉に江戸時代から伝わる風習で、桃の節句に、はぎれで作ったぬいぐるみを竹ひごの輪から赤い糸に下げて雛壇の両側につるすとのことです。初節句を迎える娘の無病息災、良縁を願い、お祈りする飾りだそうです。
河津桜は、緋寒桜と早咲き大島桜の自然交配種と考えられているそうです。開花時期が早く、2月上旬から3月上旬まで約1ヶ月以上にわたって咲いています。花が大きくピンク色なのが特徴です。1975年(昭和50年)4月から河津町の木として指定されています。
1枚目の写真は河津川河畔の満開の河津桜で、花の蜜を吸いにメジロ(目白)が沢山集まっていました。2枚目の写真は河津桜原木です。3枚目の写真は浄蓮の滝で、2月なので余り木の葉が茂っていません。買った苗木は早くも翌年から咲き始めていますが、今年の咲きかけの様子はこの記事をご覧下さい。4枚目の写真は、この我が家の河津桜の最近の開花状況です。この河津桜が咲いている時季は、東京にも棲息しているメジロのつがいがしばしば我が家を訪れます。ところで、メジロは体が黄緑色をしていて目の周りが白い小型の鳥で、よく鶯(ウグイス)に間違えられることがあります。
- 偶然の 河津桜に 人の波
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