袋田の滝を観光~日本三名瀑巡り完了
先週末雨の中、福島県との境に近い茨城県大子町(だいごまち)にある袋田の滝を観て参りました。全都道府県訪問達成までに残り4県(鳥取県、高知県、佐賀県、長崎県)となった現在、その次の目標を考えておりましたが、大好きな温泉も楽しみながら旅行できそうなものとして日本三大のいくつかを巡ることにしました。まずすぐに達成できそうだったのが、日本三名瀑(三大瀑布)でした。通常これらは、華厳の滝(栃木県日光市)、那智の滝(和歌山県那智勝浦町)そして袋田の滝の三つを指しますが、場合により称名の滝(富山県立山町)を次点として含めることがあるようです。袋田の滝以外は、リンク先の本ブログ記事に書いてあるとおり、すでに訪れておりますので、今回日本三名瀑巡りの完了となった訳です。
さて、袋田の滝の解説は袋田観瀑施設利用券の裏面によれば次のとおりです。
巾73m、高さ120m、四段に落下するところから別名四度の滝と呼ばれ、日本三名瀑の一つであり、四季それぞれに織なす滝の造形は、心のやすらぎと、感動を与えることでしょう。
以上の2枚の写真は観瀑台からやや露出を変えながら撮ったものですが、そこへ行くためには有料の袋田の滝トンネルを通らなければなりません。でも、JAF会員証があれば大人1人の料金が300円から50円引き(17%引き)で250円(団体料金と同じ)になります。わずかですが嬉しいものですね。やはり利用券の裏面によるトンネルの解説は次のとおりです。
昭和54年12月完成されたこのトンネルの長さは、276m、高さ3m、巾員4m、中間には展望台を設け更には吊橋への通路を作るなど、お子様よりお年寄に至るまでゆっくり観瀑台より素晴らしい滝が鑑賞出来るよう設計においても特に工夫をこらしました。
トンネルの途中に戻り吊橋に続く展望台から撮影したものが次の写真です。
吊橋を渡り滝見の茶屋に登る途中から滝と吊橋を一緒に撮った写真が次で、茶屋から撮った滝と断崖の写真がその次です。
観瀑台には「瀧を読む」という石碑が壁に埋め込まれており、次の4首が彫ってありました。
花もみち経緯(ヨコタテ)にして山姫の
錦織出す袋田の瀧
西行法師(平安時代の歌僧)いつの世につゝみこめけむ袋田の
布引出すしら糸の瀧
徳川光圀(水戸黄門)
(水戸徳川藩二代藩主)もみち葉を風にまかせて山姫の
しみつをくゝるふくろ田の瀧
徳川齊昭(水戸徳川藩九代藩主)御空より巖を傳ひて飛落ちて
すへりて散りて四度の大滝
大町桂月(明治の文豪)
この地域は良質な鮎(あゆ)が沢山獲れるらしく、駐車場をお借りしたお土産店で食した串刺しの鮎の塩焼きは真に美味でした。しかも頭から内臓まで全部食べることができ、残ったのは尾びれのみでした。また、ここのお土産は、日光と同じゆば(湯波)、そしてこんにゃく(蒟蒻)、ゆばこんにゃく(湯波蒟蒻)(これは珍しい)、そば(蕎麦)などでしたが、紫せんぶり(千振)とおとぎりそう(弟切草)という珍しいものもありました。いずれも干して乾燥させたものですが、グーグルで調べると、せんぶりは煎じて飲むと胃薬になるもので、またおとぎりそうは煎じた液を傷口に付けると傷薬になるもののようです。
袋田の滝へは愛車レクサスIS250で参りました。自宅から滝までは、大泉IC⇒東京外環道⇒三郷JCT⇒常磐道⇒那珂IC⇒国道118号の経路で、距離約180㎞、所要時間約3時間半の快適なドライブでした。帰りは途中筑波温泉に1泊して、疲れを癒して参りました。
- 遠く観る 袋田の滝 けむる緑
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