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2007年8月31日 (金)

北海道のキロロと沖縄のキロロ(2007.8.31付け札幌タイムス・コラム記事)

 人は誰しもそれなりの歳をとり、ある程度の役職に就くと、社会的な役割を期待されます。部下の結婚披露宴で媒酌人や主賓としての祝辞を依頼されることなどは、その代表的なものでしょうか。最近は東京では媒酌人をたてることが珍しくなりましたので、私ももっぱら主賓としての祝辞を依頼されます。ここ数年申し述べた祝辞には、いつも次のような話題を含めております。

 私は、長い結婚生活をうまく維持するコツは、夫婦が友達関係も維持することだと考えております。この気持ちを込めて、最後に私の好きな沖縄出身のデュオの歌の一節を朗読させていただきます。彼女らは、私の出身地である北海道のあるリゾートを訪れ、大変感動し、そのリゾートの名前をデュオの名にもらいました。それは「キロロ」という名です。「キロロ」という言葉は、北海道ですからアイヌ語です。そして、その意味は「心」です。

 では、「Best Friend」の一節を朗読いたします。

「時には急ぎすぎて 見失う事もあるよ
仕方ない
ずっと見守っているからって笑顔で
いつものように抱きしめた
みんなの笑顔に 何度助けられただろう
ありがとう ありがとう Best Friend
ずっと ずっと ずっと Best Friend」

 この話題は少し脚色されているかもしれません。沖縄のキロロが小学生の時に訪れたところは、ヤマハのキロロリゾートではなく池田町だったらしいです。アイヌ語の「キロロ」には何やら別の意味もあるようです。しかし、彼らはその名前をキロロと決める前に沖縄でヤマハのコンサートに出場しています。また、キロロリゾートに問い合わせると「キロロは心という意味です」という回答を得ています。脚色は許容の範囲内ではないかと思います。

 北海道と沖縄、何かとても違うような気もしますが、実はとても共通したことも多いのではないでしょうか。それぞれ独自の言語・文化を持った先住民族がおりました。中央からとても離れていますが地政学的に重要な場所です。道/県民性はどちらも開放的で、大らかではないでしょうか。まずはキロロに見倣って、北海道と沖縄がお互いを知り、交流して、共感すれば、何か新しい取組みが自ずと生まれてくるのではないでしょうか。

(注)本記事は、筆者が2007年8月31日付け週刊札幌タイムスのコラム「がんばれ北海道」#118に寄稿したものです。

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