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2007年9月 9日 (日)

川畠成道ソナタシリーズ2007を聴いて(そしてエスカイヤクラブ日比谷店での誕生日ディナー)

 昨日東京の紀尾井ホールにて「川畠成道ソナタシリーズ2007」を聴いて参りました。もう5年目のソナタシリーズで、今回は2年前に共演した仲道郁代さんとの組合せでした。川畠さんのバイオリンと仲道さんのピアノの音色が美しく絡み合い、とても気持ちのいい2時間でした。お二人とも小柄でとてもお似合いの感じでした。しかし、お二人の奏でる音は美しく、しっかりしたものでした。プログラムは、アンコールも含めて次のとおりでした。

  • ドヴォルジャーク(1841~1904) ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 作品100
  • グリーグ(1843~1907) ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 作品45
  • ベートーヴェン(1770~1827) ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47 「クロイツェル」
  • アンコール
    • ドヴォルジャーク 「ユーモレスク」
    • フォーレ 「夢のあとに」
    • パラディス 「シチリアーノ」

 (注)川畠さんの話によれば、当日(9月8日)がドヴォルジャークの誕生日なのだそうです。

 川畠さんと仲道さんは、ソナタプログラムを演奏し終わった後、カーテンコールとアンコール曲の演奏のために、都合10回位は舞台に登場したのではないでしょうか。アンコールの3曲はあらかじめ準備されていたようで、帰りがけに曲目がイーゼルに表示されておりました。

 次の写真は、携帯で撮影した開演前の舞台の様子です。スタインウェイのピアノが置かれています。紀尾井ホールは全体が木製の壁でおおわれており、とても響きのいいところです。今回は定員800人に対し、2階席が半分位空いていただけですから、700人位の入りだったでしょうか。

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 紀尾井ホールを後にして、隣のホテルニューオータニの庭園(次の3枚の写真を参照)を散歩し、日比谷公園でビールを1杯飲み、2ヶ月遅れの誕生日ディナーを楽しみにエスカイヤクラブ日比谷店(大和生命ビル)へ向かいました。

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  • 音楽と 自然の美との ハーモニー

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コメント

 ファンクラブ「川畠成道の会」のかわらばん「ボー・トゥリー」第2号(2007年冬号)に仲道郁代さんのインタビュー記事がありました。彼女によれば「川畠さんの音は、子供の頃聴いていたレコード…、往年のヴァイオリンの名演奏家たちの、美しい音を想い出させて下さいます。きっとそうした演奏家の音も日頃からたくさんお聴きになっているのではないでしょうか」とのことです。

投稿: Kirk | 2008年1月27日 (日) 午後 10時34分

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