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2007年10月13日 (土)

秋の札幌#1(モエレ沼公園)

 初冬のような気候になった秋の一日、札幌市北東部にあるモエレ沼公園を訪れました。過去に何度か訪問を試みたのですが、いつも雨模様の日に当たり断念していました。今回はかなり寒くはなりましたが、やっと晴天に恵まれました。

 モエレ沼は石狩川が太古の昔に残した三日月湖です。1980年代はゴミ処理場として使われていましたが、ゴミの埋立て後には公園として整備する計画でした。著名な彫刻家イサム・ノグチ氏が1988(昭和63)年3月に初めて札幌を訪れた時にこの事業に強い関心を示したため、札幌市が彼に公園の設計を委託したそうです。同年中にイサム・ノグチ氏は「全体をひとつの彫刻とみなした公園」のマスタープランを完成させましたが、残念ながら同年12月30日にニューヨークで急逝されたとのことです。彼の遺志を受け継いで公園造成事業が開始され、2005(平成17)年3月に造成を完了し、モエレ沼公園は7月1日にグランドオープンに漕ぎ着けたそうです。何と17年間という長期にわたる、気の長い北海道らしいプロジェクトだとは思いませんか。

 まずは、標高62mのモエレ山頂上から北東方向を眺めた写真です。右手にガラスのピラミッド「HIDAMARI」、中央奥にサクラの森、左手奥にサクラの森に囲まれるようにモエレビーチ、そして左手前にカラマツの林に囲まれた海の噴水が観えます。これらの施設の後方をさらに取り囲むようにモエレ沼が拡がっています。この場所は私が生まれた篠路村(現札幌市北区)の隣村に当たるため、古里のようなところです。

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 次はミュージックシェル(左側)とテトラマウンド(中央奥)です。ミュージックシェルは、前面が直径約15mのステージになっており、コンサートや舞踏のパフォーマンスに使われるそうです。テトラマウンドはイサム・ノグチの造形です。

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 標高62mのモエレ山頂上に続く約240段の階段です。神殿の入口のようにも観えます。段数を数えながら昇り降りしましたので、脚とともに頭も疲れました。

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 以下に続く3枚の写真は海の噴水のパフォーマンスです。4月後半から10月後半まで実演されていて、ちょうど午後1時15分からのフルプログラムを観ることができました。フルプログラムは40分間も続くので、寒風に耐えて観賞するのが大変でした。周りを取り囲むカラマツの林が防風林の役割を果たしてくれなければ、凍えていたかもしれません。

 まずは最大高さ25mにもなる噴水ビッグワンです。

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 次が最も海らしいシーンのビッグウェーブです。外側の容器がほぼ水で一杯になるまで延々と30分位続きます。荒れた海が続きますが、最後に凪いだ海に変化するイメージととらえました。

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 最後がアーチ噴射です。撮影者の背中側からの陽射しにより、綺麗な虹が現れていました。

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  モエレ沼公園のホームページによれば、「海の噴水は、イサム・ノグチ氏のイメージしていた噴水に類似したマイアミのベイフロントパークの噴水を参考としてつくられ、『水の彫刻』と呼ぶにふさわしい形態を兼ね備えています」とのことです。なお、夜の噴水の様子はこのブログに詳しいです。

  • モエレ沼 イサム・ノグチの 遺志を聴く

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