最早全国的に、いや世界的に有名になった感のある富良野ですが、ついに三度目の訪問になりました。今回はまだ足を延ばしていない、麓郷にまず向いました。次の写真は、五郎の石の家を展望台から望んだものです。この石の家は、倉本聰氏作テレビドラマ「北の国から」の主人公“黒板五郎”が畑から出た石を積み上げて造った家です。

展望台には倉本聰氏のメッセージが掲げられており、その内容は次のとおりです。
「北の国から」は1981年、この地出身の黒板五郎が東京で生まれ育った二人の子供純と蛍を連れ、故郷麓郷の電気も水道もない廃屋に住みつくことから始まりました。
生まれたときから文明の中にどっぷりつかった今の子供たちが、自然の中で生きるということの原点に触れたとき、どのように考え、どのように育つか、そのことを見極める一つの実験をこの作品で試みたいと思い、そして現在も続いています。
この石の家は、五郎がこの界隈の畠からあふれ出て始末に困っている石の山にふと気づき、その石を拾っては一個づつ積みあげ三年がかりで建てあげた家です。
現在五郎が独りで住んでおりますのでプライバシーを妨げぬようお願いいたします。
1996年初夏 倉本 聰
そして、今度は麓郷の森に向かい五郎が二番目に住んだ家、丸太小屋(ログハウス)を見学しました。次の写真は、ショップ彩(いろどり)の大地館のテーブルの手前からその丸太小屋を撮ったものです。同じ麓郷の森にある森のレストランで、スープカレーの昼食を食しました。地元産の野菜が真に美味でした。

ファーム富田に向う途中、JR富良野線の踏切で珍しく列車通過に出会いました。その列車は、何と観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」でした。思わずカメラを急いで取り出して、1枚撮影しました。

三度目のファーム富田では、遅咲きのラベンダーが満開で迎えてくれました。ラベンダーの花の刈取作業も行われておりました。

香水の舎の2階ベランダから眺めた彩りの畑です。手前はハマナスの群生で、最近はハマナスの花からも香水を製造しているようです。左後方遠くには十勝岳連峰のシルエットが観えます。

そして、彩香の里(佐々木ファーム)も再訪しました。ここでも満開のラベンダーが出迎えてくれました。

ここは少し高台にありますので、斜面を昇って上から見渡せば、ファーム全景、富良野市街、そして十勝岳連峰が一望の下にあります。

宿泊したフラノ寶亭留には、ラベンダー畑と菜園が付属しております。次の写真は、ラベンダー畑とホテルの建物です。

ホテル付属の菜園で観かけた、見事なカボチャの実です。ここで採れた野菜はレストランの食事にも使われます。

夕食のデセール(デザート)です。トウモロコシのブラマンジェ、バジルのアングレソース、パッションフルーツとカモミールのムース、そしてショコラのグラスでした。

フラノ寶亭留では、温泉も楽しむことができます。フラノホテル温泉という源泉名で、ナトリウム‐カルシウム・塩化物泉の冷鉱泉(24℃)で、肌にいい弱アルカリ性とのことです。
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