代々木駅から明治神宮を参詣して
地下鉄大江戸線に乗って、大門(浜松町)から代々木に向かいました。この移動には大江戸線は本当に便利です。代々木駅から地上に出ると、JR代々木駅の上にドコモタワーが聳えておりました。
北参道入口から明治神宮内苑に入り、まず宝物殿の方向に向かいましたが、途中にモミジの紅葉スポットがありました。
宝物殿の入口横では、サザンカ(山茶花)がピンク色の花を満開にしておりました。これだけの大きさのサザンカは珍しいです。
宝物殿と弓道場から御社殿に向かう途中の広場は都心とは思えない程広く、遠くドコモタワーを望み、その根元に先程のピンク色をしたサザンカの樹が観えます。
西参道から手水舎にさしかかり、手と口を清めました。手水舎の両側には御製と御歌が掲げられておりました。
明治天皇御製
ひとむらの雲ものこらず空はれて
きらめく星のかげのさむけき昭憲皇太后御歌
家ごとにちりうちはらふ音すなり
あわれことしもくれむとすらむ
御社殿に至り、久しぶりに参詣いたしました。ちょうど結婚式のカップルに2組出会いました。私も羽織袴を着て御社殿前を歩いたことを思い出しました。御社殿左前には一対の大楠があり、そのいわれは立札によると次のとおりです。
この楠は大正9年(1920年)の御鎮座当時に献木され、御祭神の御加護のもと樹勢瑞々しき大樹に育った御神木であります
両樹木は「夫婦楠(めおとくす)」として親しまれ、縁結び、夫婦円満、家内安全の象徴となっております
御参拝の皆様方には、この御神木を通して御祭神のお恵みをお受け下さい
南参道を通って出口へ向かう途中、菰(こも)被りの酒樽を飾ってある所があります。向かいにはウィスキー樽が飾ってあります。案内板によれば、この「奉献 清酒菰樽」は「古よりの縁りを以て永年当神宮へ奉納を頂いております甲東会(こうとうかい)を始め、昭和38年(1963年)に結成された明治神宮全国酒造敬神会会員、また全国各地の敬神の念厚き酒造家より献納されたものであります」とのことです。
- 思い出の 明治神宮 ここにあり
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