最近観た映画(2011年10月#4:エンディングノート)
「誰も知らない」や「奇跡」などの作品の監督をした是枝裕和氏の監督助手を務めている砂田麻美氏が、実父砂田知昭氏が癌告知されてから半年後に亡くなるまでを追ったドキュメンタリー映画です。是枝監督が制作を担当しました。
67歳まで大手化学会社のモーレツ営業マンだった砂田氏らしく、死ぬまでの段取りを記しますが、それがエンディングノートです。砂田夫妻の歴史、子供達や孫達との交流、95歳の母親への思いやり等も過去の写真・映像も使ってうまく表現されていました。次女から父親への心のこもった追悼録でした。
シニア年代となった筆者には少しつらい映画でした。歳もそう離れていないので、いつ死ぬか分からないと思いました。それまでにいろいろやりたいこともあるし、整理しなければならない物事もあります。いつも時間は無限にあるように見えて、本当はあと少ししかないものです。
- いつか死ぬ までの時間の 使い方
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