最近観た映画(2011年11月#6:ステキな金縛り)
三谷幸喜が制作した5作目の映画で、話題作です。142分と結構長い映画なのですが、最後まで観通すことができました。一言でいえば、外してはいないのですが、豪華キャストで金をかけたテレビサスペンスドラマの映画化という感じでした。また、監督が舞台も担当していることから、舞台のような映画でもあり、音楽もピアノ中心でミュージカルドラマのような雰囲気もありました。
映画冒頭のキャスト紹介では、妙な色の妙な棒状の形の上に、アルファベットで名前が書かれていました。何かと思っていたら、棒状の形達は、最後に集まってきて、映画のタイトル「ステキな金縛り」の文字になりました。ここからして、なかなかクールな演出でした。
前編を通じて、幽界と現世の交流を描いていいます。その中で、幽霊落武者(西田敏行)も登場する裁判法廷劇、幽界と現世との限界の話、ついにはヒロイン弁護士(深津絵里)の亡くなった父親が登場する法廷へとストーリが展開されます。両界の心の交流を深く感じさせるフィナーレでした。
- 喜劇にも 悲劇にもある 心理劇
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