最近観た映画(2011年11月#11:コンテイジョン)
コンテイジョンとは英語で"contagion"と書き、伝染あるいは伝染病という意味です。この意味のとおり、本作品は、未知のウィルスが発生し、人に感染し、次々と死に至らしめるというウィルス性伝染病パニックの様子を追った映画です。
CDC、WHO、FEMA等、実際に存在する米国政府機関や国際機関が登場し、実にリアルに描かれています。日を追って進行する伝染病パニックについて、ワクチンが完成するまでの混乱、争い、奮闘の様を、さすがハリウッド映画らしく上手に緊迫感を持って伝えています。インターネット時代における、真偽ないまぜの情報が無秩序に拡散する様も上手く取り入れています。
2003年のSARSの大流行にヒントを得て作られた作品だそうです。前提として、コウモリ(蝙蝠)とブタ(豚)のウィルスが合体して、強毒性のウィルスが出現したことにしております。なぜかDay2(2日目)から始まるのですが、その訳は最後に分かります。最初の感染者の夫で、普通の家庭の父親を演じたマット・デイモンは、本物らしくて好演でした。
- 病気も 運命も ただ 受け入れる
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