最近観た映画(2011年12月#1:家族の庭)
原題が"another year"という英国の映画でした。原題の方が作品のテーマをよく表していると思います。ある年の春、秋そして冬の三つの季節における、一家族と彼らを取り巻く人々の情景を描写しています。
最初の方に公営の家庭菜園で働く初老の夫婦の姿があり、各季節に菜園でのシーンが描かれています。また、自宅で多数の人が集まるパーティでは、裏庭でバーベキューが行われます。多分それやこれで日本語のタイトル「家族の庭」が考えられたものと思われます。
どこの国の家庭でも共通にありそうなイベント、独立した息子の遅めの結婚、憎めないがやっかいな同僚、離婚してさみしく暮らしている親友の男、兄弟の死と家に寄り付かないその息子等々を、淡々と描いているように観えますが、ユーモアあふれるリアルな会話もあり、何となく心に響くものがありました。
- どこにでも ありそうな 家族と課題
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