最近観た映画(2011年12月#3:カイジ2 人生奪回ゲーム)
伊藤カイジ(藤原竜也)がパチンコ台のお化けのような機械に勝って、手にする金額は13億円余でした。大王製紙の井川前会長はマカオのカジノでいくら使ったのだったでしょうか。この金額の10倍以上でしたよね。したがって、この映画は現実よりスケールが小さく、その意味で夢のない世界になってしまったと思います。
博打(バクチ)好きは、やはり最後に一銭もなくなるまで勝負するものです。最後に近いシーンで、カイジが利根川(香川照之)にすべての金をだまし盗られてしまいます。負けた一条(伊勢谷友介)に藤原が「またはい上がってこいよ」と言うのもおかしかったです。博打打ちの情けでしょうか。
本作品も漫画が原作とのことです。漫画原作の日本映画が多いのは、漫画が売れているという時代の反映でしょうか。アニメ・ゲームの強いクールジャパンならではです。でも、実は半分は夢の中でした。
- 博打打ち 寝ても覚めても 博打打ち
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