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2012年2月22日 (水)

最近観た映画(2012年2月#15:TIME/タイム)

 近未来、人間は死ななくなっている。しかし、誰でも生きれるのは25年間で、それ以上は老化しないが、生きるための時間を労働で獲得しなければなりません。生きるための時間とは、寿命と言い換えた方がいいと思いました。この世界では、寿命が即通貨のようなものになります。各人の左腕に寿命のメーターが埋め込まれています。寿命は人の間で交換でき、また電話をかけるにも、コーヒーを飲むのにも、バスに乗るのにも一定の寿命を使います。

 巨大な寿命を持つ者(金持ち)と平均23時間の寿命しか持たない者(貧乏人)とは、区別された地域に居住しています。金持ちは寿命が無限に近いのでゆったりとした生活を楽しんでいるが、貧乏人は寿命が限られているので忙しく、走りながら生活しています。そして、金持ちは世の中のすべての寿命を物価統制によりコントロールしていて、寿命を年利30%以上の高利で貸す金融機関まで運営しています。理由は人口増加を抑えるためらしいです。何か現代の米国社会等に対する痛烈な批判精神を感じました。

 ゲットー(スラム)出身の青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)がたまたま100年の寿命を得て、金持ち地域に入り込み、大富豪の娘シルビア(アマンダ・セイフライド)に出会い、体制への疑問・不満・批判を共有し体制に立ち向かうというのが、ストーリーの柱です。アンドリュー・ニコルが監督・制作(共同)・脚本の役割を兼ねて、この不思議な世界を構築しました。17日(金曜)に公開後、日本ではその話題性のせいか結構評判の映画になっているようです。

 原題は"In Time"ですから、「そのうち」とか「間に合って」という意味です。すべて生きている間に決着を付ける的な意味を込めているのでしょうか。なお、観終わった後で少し妙な感じがしたのは、皆身体的・肉体的には25歳以上にならない設定なので、出演者がすべて若い俳優と子供達ばかりだったからでした。

  • ああ哀れ あるようでない 寿命かな

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