最近観た映画(2012年2月#6:哀しき獣)
「チェイサー」のナ・ホンジン監督の新作韓国映画です。とにかくヴァイオレンスの激しい作品でした。中国に暮す朝鮮族には、韓国に出稼ぎに来たり、密入国したりしている者が沢山いるようです。この映画で分かったのは、韓国ではそういう朝鮮族はかなり差別されていて、人権問題があるようです。
それにしても何のためにこの作品を創ったのかよく理解できませんでした。とにかく無数の人が殺害されるのです。最初から最後まで暴力シーンの連続でした。特に手斧を使って人をまるで木材のように打ち刻んでいくのが強烈で、脳裡に残ってしまいました。最後にはすべての主要登場人物が死んでいきました。
原題は"The Yellow Sea"つまり「黄海」です。主人公が黄海を渡って中国から韓国に密入国するからでしょうか。
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