最近観た映画(2012年3月#6:昼下がり、ローマの恋)
3部構成のオムニバス・イタリア映画でした。イタリア流の恋愛をコメディ・タッチで描いています。ラブ・コメディの好きな筆者としては、充分に楽しむことができました。原題は"Manuale d'am3re"だったと思いますが、イタリア語に詳しくない筆者には何のことか分かりません。他のサイトを見ると"Manuale d'amore 3"とも表示してありました。前者は"3"の位置を動かしたデザインかと勝手に想像しました。後者ならばGoogleで翻訳することができ、英語で"Manual of Love 3"ということらしいです。これならば「恋愛マニュアル#3」という感じですね。「イタリア的、恋愛マニュアル」(2005年)を創ったジョヴァンニ・ヴェロネージ監督(伊)が取り組んだ3作目だそうですので、ちょうど符合します。2作目は「モニカ・ベルッチの 恋愛マニュアル」(2007年)とのことです。
ローマのとあるアパートに住む3組の住人に関する、3つの恋愛をオムニバス・ドラマにしています。婚約者のいる弁護士は、トスカーナに出張して謎の美女に会います。美しい海岸で情事になりますが、いろいろ事情が…。有名ニュースキャスターは妻子がいるが、あるパーティで美女に会います。彼女に振り回されてしまいますが、やることはやります。この話が一番滑稽でした。最後がイタリア映画初出演のロバート・デ・ニーロの出番になります。イタリアに滞在してイタリア語を学んだらしく、流暢にしゃべっていました。アメリカから移住してきた元大学教授(ロバート・デ・ニーロ)が、パリから帰ってきたアパートの管理人の娘(モニカ・ベルッチ、イタリアの宝石ともいわれる人気イタリア女優)に会います。元教授は心臓移植の大手術から立ち直り、新たな一歩を踏み出そうとします。若年、中年、熟年の3世代の、ありえそうなラブ・アフェアーを楽しく、上手く描いています。
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