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2012年4月 7日 (土)

最近観た映画(2012年4月#5:ドライヴ)

 巷の評判も結構よかったのですが、実は予想していたよちもはるかにクールな映画でした。犯罪スリラー・サスペンス映画で、何もいい方向に向かわないのでフィルム・ノワールとも言えるのでしょう。ジェイムズ・サリスの同名の小説を原作としています。監督は、デンマーク生まれで、ニューヨーク育ちのニコラス・ウィンディング・レフンです。彼は昨年の第64回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞しました。

 主人公のドライバー(名前がないのです、ライアン・ゴズリング)はなかなかハンサムで、素敵でした。隣人の人妻アイリーン役として、キャリー・マリガンが共演していました。彼女は、3日前に観た「SHAME-シェイム-」でお会いしたばかりでした。「SHAME」では体当たりの演技でしたが、本作では一児の男の子の母として抑えた演技でした。

 主人公のドライバーは運転の腕は滅法よく、昼は映画のスタント・ドライバーをしています。彼は出身等は全く不明ですが、本職はガレージ(自動車修理工場)の腕のいい修理工です。夜は強盗を車に乗せて逃がすこともやっています。同じアパートの同じ階に引っ越してきたアイリーンに多分一目惚れします。アイリーンの夫は刑務所に服役中でしたが、出所してきます。服役中に組織から借金をしたため、組織から強盗を強要されます。ドライバーはこれを手伝うことにしたことから、犯罪組織との戦いに巻き込まれます。途中からドライバーが不死身のように思えてくるのが難点ですが、運転シーンや格闘シーンはなかなか見応えのあるものでした。また、台詞が少ないのが、スリラー・サスペンス映画に深みを与えていると思います。

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