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2012年4月11日 (水)

最近観た映画(2012年4月#7:アーティスト)

 今年の第84回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞(ジャン・デジャルダン)、監督賞(ミシェル・アザナヴィシウス)等、主要5部門を受賞した映画です。1927年から1929年まで、本当にモノクロ(白黒)のサイレント映画しかなかった時代を取り上げ、スターのロマンスをモノクロ・サイレント映画の手法で撮影した冒険的な作品(スクリーンの幅も1.33:1と当時の狭いサイズらしい)とのことです。フランス人監督が米国ハリウッドで撮影したという、一応はフランス映画ですが、原題は英語で"The Artist"でした。なお、昨年の第64回カンヌ国際映画祭でも主演男優賞を獲得しています。

 正直言って、初期のサイレント映画への愛は理解できますが、モノクロのサイレントものになぜアカデミー賞の作品賞等が与えられるのかは理解できませんでした。何か世界中でいろいろと災害、事故、問題、課題、揉め事が起きている時代に、こういうノスタルジックな作品が求めれれたのかもしれません。皆が少し過去を見つめ直しているのではないかと思います。

 1927年にサイレント映画のスター、ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デジャルダン)は、ダンスのエキストラに応募してきたぺピー・ミラー(ベレニス・ベジョ、アザナヴィシウス監督の夫人)に撮影所で出会います。ぺピーはジャンに憧れています。1929年にトーキー映画が登場しサイレントに拘るジャンは忘れ去られ、ぺピーは一躍スター街道を駆け登って行きます。しかし、ぺピーは陰ながらジャンのために奔走し、ついには彼を共演者としてトーキー映画に出演させることに成功します。最後の二人の華麗なタップダンスが、映画の中の映画を撮影する場面で披露されます。そうそう、とても利口な犬アギー(ジョージの愛犬)が全般的にとても大事な、そして雰囲気を和ませる役割を果たします。アギーは昨年の第64回カンヌ国際映画際にてパルム・ドッグ賞を授与されました。

  • サイレント 音楽だけは トーキーか

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» 俺達は何処へ行っても芸術家たるアーチスト [脳挫傷による見えない障害と闘いながら]
現場監督も建築士も職人も誇りをもって仕事する限り、転勤や左遷あろうと何処へ行っても芸術家たるアーチスト:アーティスト。 [続きを読む]

受信: 2012年4月13日 (金) 午後 03時00分

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