最近観た映画(2012年5月#10:さあ帰ろう、べダルをこいで)
ブルガリアの新鋭監督ステファン・コマンダレフが脚本も兼ねて創った映画です。原題は"Svetat e golyam i spasenie debne otvsyakade"で、Googleで英語に翻訳すると"The World is Big and Salvation Lurks Around the Corner"でした。直訳すると「世界は広く、魂の救済はすぐその角に潜む」という感じでしょうか。邦題よりは、少しは哲学的ですね。2008年にブルガリア・独・ハンガリー・スロベニア・セルビアの5ヶ国で合作されました。
バックギャモンとタンデム自転車が本作のテーマになっています。主人公は自動車事故で記憶喪失になったアレックス(カルロ・リューベック)の祖父バイ・ダン(ミキ・マノイロヴィッチ)です。なぜアレックスは両親とともに祖国ブルガリアを出てドイツに亡命しなければならなかったか、祖父とタンデム自転車で祖国に帰る道中でアレックスに起きる変化等々が描かれていきます。現代と30年前のフラッシュバックにより、映画は構成されています。
- 自転車と バックギャモンが 東欧か
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