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2012年5月15日 (火)

最近観た映画(2012年5月#9:ロボット)

 確かに何でもありのインド映画でした。「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のように、最後まで目を離すことができませんでした。結構遅いレイトショー時間帯で、食事もアルコールも入っているのに、一睡もしませんでした。最近経済成長が顕著で、素晴らしい映画がどんどん創り出されているインドの力強さを感じない訳にはいきませんでした。

 人口がひときわ多く、大卒も大量生産されているインドでは、優秀なコンピューター・アーティストやスタントマンも沢山いるものと思います。無限にも感じる大量のVFXやワイヤー・アクションが使われていて、本当に目が回りました。もちろんインド映画らしく、大集団によるダンス・シーンも何回かあり、ダンス好きの観客も楽しめるようになっていました。ただし、ロボットが踊っている設定になっているためか、同じ容姿をした何十人ものダンサーが同時に踊っているのには閉口しました。

 ストーリーは割と単純で、ロボット工学のバシー博士(インドを代表する男優ラジニカーント)はついに画期的なロボット・アンドロイドを完成させます。ロボットはチッティ(ラジニカーントの二役)と名付けられます。列車よりも早く、カンフーも無敵のスーパーヒーローの誕生です。善悪の判断をするために感情を与えられたチッティは、バシー博士の恋人サナ(元ミス・ワールドのアイシュワリヤー・ラーイ)に横恋慕してしまいます。その後、悪の感情も注入されたために、サナを誘拐し、自分の複製を大量に製作し集団で警察・軍隊と戦います。ロボットの集団がいろいろな形や物に変形していくのは、トランスフォーマー的でもあり、結構な見所です。でも、すべてはなぜか愛嬌があり、笑って観られるところが救いでした。

  • ハリウッド 越えてしまうか インド流

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