最近観た映画(2012年8月#6:ラ・ワン)
映画「ロボット」に続いて、インドの超娯楽作品が日本に参りました。ワイヤーアクションを多用したVFX、親子の愛情と微妙な関係、インド映画お決まりの歌と大人数による踊り、そしてハリウッド的な勧善懲悪ストーリー等、2時間半近くを飽きずに最後まで安心して楽しむことができました。
インドの国民的大スターで、キング・オブ・ボリウッドと呼ばれるシャー・ルク・カーンが主演し、ゲーム好きな息子の親でもあるゲーム製作者とゲームキャラクターであるジー・ワン(G.One:Good One)の一人二役を担っています。ボリウッドは、インドの映画の都ボンベイ(現ムンバイ)をハリウッドにもじった呼び方です。
英国のバロン社が開発したバーチャルなものを現実の物質に変えることができる技術、そして絶対に負けないボス、ラ・ワン(Ra.One:Random Access One)をテーマとした新ゲーム、両者が合体して超過激な悪者ラ・ワンが現実世界に誕生します。父をラ・ワンに殺された息子が、同じようにラ・ワンへの挑戦者ジー・ワンを現実世界に誕生させます。
舞台はロンドンからインドへと目まぐるしく展開し、歌と踊りを随所にはさみながら、ラ・ワンとジー・ワンの戦いが続きます。人間ではないジー・ワンと母子とのコミカルな絡み等も見所の一つでしょうか。
- アクションの 中に 歌あり 踊りあり
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