« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2012年8月の3件の記事

2012年8月27日 (月)

最近観た映画(2012年8月#8:あなたへ)

 人生のパートナーが先に逝った時、それをどう迎え入れるかということが主題の映画だと思いました。最愛の人への挽歌を、富山から平戸への1200kmのロードムービーとして、静かに歌い上げています。

 6年振りの映画出演となる高倉健が、富山の刑務所の指導技官・倉島英二を演じています。彼は、亡き妻・洋子(田中裕子)が死後の葉書で依頼してきた、故郷・平戸市薄香港で散骨してほしいという願いを叶えるため、自作のキャンピングカー(ワンボックスカー)で富山から平戸へのドライブ旅行に出ます。

 富山→飛騨高山→兵庫県朝来市和田山町(天空の竹田城址)→門司港→平戸市薄香港と旅をする訳ですが、ビートたけし、草彅剛、佐藤浩市、余貴美子、綾瀬はるか、三浦貴大、大滝秀治、浅野忠信、長塚京三、原田美枝子らのそうそうたるメンバーがからんで参ります。

 一週間の旅を描いたロードムービーで、話はやや出来過ぎているなと思いながら観ていたら、最後に落ちまでありました。夕日が海に落ちていく最後のシーンが印象的でした。監督は、降旗康雄でした。

  • 夕日へも 人生の落ちを 考える

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月23日 (木)

最近観た映画(2012年8月#6:ラ・ワン)

 映画「ロボット」に続いて、インドの超娯楽作品が日本に参りました。ワイヤーアクションを多用したVFX、親子の愛情と微妙な関係、インド映画お決まりの歌と大人数による踊り、そしてハリウッド的な勧善懲悪ストーリー等、2時間半近くを飽きずに最後まで安心して楽しむことができました。

 インドの国民的大スターで、キング・オブ・ボリウッドと呼ばれるシャー・ルク・カーンが主演し、ゲーム好きな息子の親でもあるゲーム製作者とゲームキャラクターであるジー・ワン(G.One:Good One)の一人二役を担っています。ボリウッドは、インドの映画の都ボンベイ(現ムンバイ)をハリウッドにもじった呼び方です。

 英国のバロン社が開発したバーチャルなものを現実の物質に変えることができる技術、そして絶対に負けないボス、ラ・ワン(Ra.One:Random Access One)をテーマとした新ゲーム、両者が合体して超過激な悪者ラ・ワンが現実世界に誕生します。父をラ・ワンに殺された息子が、同じようにラ・ワンへの挑戦者ジー・ワンを現実世界に誕生させます。

 舞台はロンドンからインドへと目まぐるしく展開し、歌と踊りを随所にはさみながら、ラ・ワンとジー・ワンの戦いが続きます。人間ではないジー・ワンと母子とのコミカルな絡み等も見所の一つでしょうか。

  • アクションの 中に 歌あり 踊りあり

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月18日 (土)

最近観た映画(2012年8月#4:テイク・ディス・ワルツ)

 「マリリン 7日間の恋」に主演したミッシェル・ウィリアムズのファンなら必見の映画だと思います。元々子供っぽい顔をしていますが、本作でもまことにいろいろな表情を見せてくれます。特にどうしていいか分からない時の表情が秀逸で、心惹かれるものがありました。子供のいない共働きの家庭にはどこでも起きそうな街角のテーマを扱っていますので、誰もが親近感を抱くと思います。

 ヒロインのマーゴ(ミシェル)が取材先の島でダニエル(ルーク・カービー)に出会います。帰りの飛行機でもたまたま座席が隣で、お互いに何となく惹かれてしまいます。トロントの空港に到着してからも、自宅の方向が一緒ということでタクシーに相乗りします。着いたところは何と筋向いの家同士でした。

 マーゴにはチキンのレシピ本を書くために家で料理をする夫ルー(セス・ローゲン)がいました。それでもマーゴとダニエルは密かに会いますが、マーゴはダニエルの会話の内容や絵の才能などに強く惹かれてしまいます。ダニエルの生業がどうやらリキシャ(人力車)というのも何か不思議な感じがしました。リキシャというのは明らかに日本語でしょうね。マーゴとルーの結婚5周年にダニエルが二人をリキシャでレストランまで送ることになったのは、今後を予感させるものでした。

 ルーの姉ジェラルディン(サラ・シルヴァーマン)はアルコール依存症で、彼女の禁酒10ヶ月のパーティにルーに呼ばれてダニエルも少し参加します。その翌朝絵葉書をマーゴの家の郵便受に残しダニエルが引っ越してしまいます。マーゴの変化に気付いたルーが好きにするように説得するものだから、ついにマーゴは別の世界へ踏み出してしまいます。

 物語の主題とどう関連するのか分かりませんが、ミッシェルとサラのスッポンポンを結構長く観ることができます。興味のある方は必見です。ミッシェルは割とグラマーに思えるのですが、以外に一番スリムでした。サラは顔が細いからか着痩せするタイプらしく、実際はお尻の大きなグラマーでした。ただ余り眼にはしたくない、北米の巨大な夫人達の裸体を同時に観なければいけないのは興醒めでした。それからしばらくしてミシェルの左肩前方の吹出しのような痣に気が付いたのですが(本物かどうかは分かりません)、その痣のことが結構重要なシーンの台詞に出て来て少々驚きました。

 本作は、女優から監督に転身した、カナダの新進気鋭、サラ・ポーリーが監督、脚本、製作を兼ねた2作目のカナダ映画でした。原題も"Take This Waltz"です。

  • 人の心 少しずるくて 魅力的

是非 人気blogランキング へ

是非 ブログランキング【くつろぐ】へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »