最近観た映画(2012年9月#1:最強のふたり)
ユーモアとペーソスが満載の仏映画らしい作品でした。アクションは程々にして、やや下品ですが楽しい会話を散りばめています。特に、下ネタ一杯の突込みが面白いと思いました。欧州各国では大ヒットした映画です。
障害者を扱っている作品なので、もちろん観ていて悲しく、痛みを感じる部分もあります。しかし、それ以上に前向きで喜劇的な場面が全体をカバーしているので、観客の心をつかんで放しません。
実話に基づく作品で、エンドロールによれば、主人公フィリップはその後モロッコで再婚し2子がいるそうです。また、介護人ドリスは成功して会社社長となり、3子をもうけているそうです。今もふたりの絆は固く結ばれているとのことです。エンドロールの映像では、ドリスは北アフリカ系の移民だったようです。
仏語原題は"Intouchables"で、英題では多分"Untouchables"になるはずで、意訳すると「誰にも触れられない関係」的な感じでしょうか。
- 苦しくも 笑いを忘れず 前向きに
| 固定リンク
「映画・テレビ(2012年)」カテゴリの記事
- 最近観た映画(2012年12月#10:おだやかな日常)(2012.12.26)
- 最近観た映画(2012年12月#9:レ・ミゼラブル)(2012.12.22)
コメント