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2012年12月22日 (土)

最近観た映画(2012年12月#9:レ・ミゼラブル)

 一年分位の感動をいただきました。劇場でのミュージカルに映画の良さを加えた、真の大作であると言わずにおれません。2時間半を超す作品ですが、全く厭きることなく終盤を迎え、裏の主役コゼット(アマンダ・セイフライド)が登場するあたりからは、感激の涙、涙でどうしようもありませんでした。

 20年余り前にミュージカルの本場ニューヨークの劇場にて「レ・ミゼラブル」を観ましたが、ドラマなので英語の歌詞が完全に分からなければ感動することができませんでした。今回の映画では当然ながら日本語の字幕が付いておりますので、翻訳の質はともかくとして内容は充分理解することができました。

 思い返せば、劇場では冒頭のシーンは円形の回転舞台の上で汚い男達がロープを曳いて歩くシーンでした。その時は何のことかよく分かりませんでした。映画では嵐の中上空からの俯瞰で破損した巨大木造船が登場し、実はそれをドックの中に曳き込んでいるのが、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)を含む服役囚達でした。冒頭から映画ならではのVFXの効果が抜群でした。

 聞くところによると、歌唱は俳優の演技と一緒に録音されたそうです。録音に使ったマイクはCGで消したとのことです。それにより、映画と観客の距離が一気に近くなり、映画ではあるがノンストップでやり直しのきかない舞台の雰囲気も再現することができております。したがって、ジャックマン、ラッセル・クロウ(シャベール役)、アン・ハサウェイ(ファンテーヌ役)、セイフライド、エディ・レッドメイソン(マリウス役)等、ヴォイストレーニングを積んだ歌唱力のある俳優を起用しております。私にとっては、ジャックマンは「リアル・スティール」での元ボクサー役が忘れられないし、レッドメイソンは「マリリン 7日間の恋」の若者役を思い出します。

 原作は、言うまでもありませんが、仏国文豪ヴィクトル・ユゴーの小説「Les Miserables(邦題:ああ無情)」です。本源作を27年前にロンドンでミュージカル劇に仕立てたキャメロン・マッキントッシュが本作製作に加わり、「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したトム・フーパーが監督をしています。英国の映画です。

  • リアリティ すべてに勝る 感動を

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