6月後半(16日~30日)に観た劇場映画
6月後半(15日~30日)は、10本の劇場映画を観ました。日本作品と米国作品を2本ずつお薦めします。
・グランド・ブタペスト・ホテル(英・独)
・罪の手ざわり(中・日)
・闇のあとの光(墨・仏・独・蘭)
★捨てがたき人々 ⇒生の問題が性の問題と表裏一体であることを再確認 自ら望んでその親の子として生まれてきた訳ではない人間が、なぜ生きるのかを悩み、しかし性の快楽には勝てずにまた同じ悩みを持つ子供を再生産するという、人類の根源的な矛盾に光を当てている
★青天の霹靂 ⇒劇団ひとりが自身2作目の小説を原作として、脚本・監督・出演の3役をこなした、涙も誘う傑作コメディ作品 とても初監督とは思えない作品になっており、VFXを使わないオールロケでも充分昭和高度成長期の時代を感じさせる
・ホドロフスキーのDUNE
・私の男
★ラストミッション ⇒ケビン・コスナーがリュック・ベッソンと組んで製作したCIAスパイ・アクション物 ケビン・コスナーの作品はしみじみとした情が入っているので一味違う 原題は"3 Days to Kill"だから、多分本来は「仕上げるまでの3日間」的な感じだと思う
・無花果の森
★her 世界にひとつだけの彼女 ⇒10年前から着想を得ていたという奇才スパイク・ジョーンズが監督・脚本・製作の3役をこなした 今になっては本当にありそうな話になっているのが不思議 ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムズ、ルーニー・マーラーという一流の俳優を起用し、スカーレット・ヨハンソンが声だけで存在感を示す 落ちが人間的なアナログになっているのが救いか
(注)★はお薦め、製作国の表示がないものは米国か日本の作品
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