4月後半(16日~30日)に観た劇場映画
4月後半(16日~30日)は、13本の劇場映画を観ました。見逃しそうな作品を追っかけるとともに、最新公開の作品も鑑賞しました。
・皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇(米・墨)
・パプーシャの黒い瞳(ポーランド)
・カイト/KITE
▼インヒアレント・バイス ⇒1970年代の携帯電話もインターネットない時代のLAを舞台にしているが、なぜか古さを感じさせない あの頃ははそんなものかと思った 原作に忠実に製作しているらしいが、それが少し説明的過ぎて、長めの作品になっている 原題"Inherent Vice"とは、私の理解では「いずれ不具合を起こす、組み込まれた基本的な部品の欠陥」らしい 出現するかどうかは別として、これは誰にでも、何にでもあると思う
★アルプス 天空の交響曲(シンフォニー)(独) ⇒空中からのアルプスの美しい映像に心打たれた 標高5000m近い山々、登山や鉄道や観光、牛の放牧等人々の生活等の映像で魅せてくれる アルプスの抱える氷河がドイツ南部・スイス・イタリア北部にすむ人々にとって真に生活の鍵になっていることに驚いた 生活用水、発電、酪農業などがすべて氷河からの水に全面的に頼っているのだ
・ストロボライト
▼イントゥ・ザ・ウッズ ⇒1980年代末に本場ニューヨーク・ブロードウェイの劇場で、当時新作だった本作を観たが、速すぎる歌の英語が分からなくて苦労した 今回字幕を観て内容はよく分かったが、ユーモアに富む内容なのに原語で理解できないのは残念
・繕い裁つ人
★寄生獣 完結編 ⇒日本のVFXとしては素晴らしい作品だったと思う 製作費は莫大だったのではと思う 予定調和的な結末はやや気になったが、ゴミ焼却場の炎の中での後藤(浅野忠信)と泉新一(染谷将太)・ミギー(声が阿部サダオ)の戦いは見物 地球上で食物連鎖の頂点にある人間の活動に対する問題提起もあった
▼Mommy マミー ⇒カナダの若手俊英グザヴィエ・ドラン監督の最新作だが、私には未だに前衛的過ぎて理解できない部分も多い 画面は1:1の大きさらしいが、縦長に観えるのはなぜだろう
▼ソロモンの偽証 後篇・裁判 ⇒宮部みゆきの原作を結構忠実に再現しているのだろうが、私には途中で結末が分かってしまい、2時間半がやや無駄に長いような気がした
・恋するヴァンパイア
▼龍三と七人の子分たち ⇒ジジイのヤクザたちを格好悪くも、面白可笑しく蘇らせた 単純に笑えばいいのか…
(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品
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