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2015年6月の2件の記事

2015年6月30日 (火)

6月後半(16日~30日)に観た劇場映画

6月後半(16日~30日)は、11本の劇場映画を観ました。推薦が多い半月でした。

★夫婦フーフー日記 ⇒ガンの闘病記だから重くなるのが普通だが、この作品では夫婦の出会い(下北沢の俳優達や高円寺の歌手達の感じ)から、結婚、妊娠、病気、その後の子育てまで、コミカルに軽く描いている きっと本人達は真剣に生きているのだろうが、上辺は軽く誰にも負担にならないように過ごしているのだろう 生きるのは死ぬためだということを改めて感じた 永作博美は今まで余り評価していなかったが、今回見直した
▼ザ・レジェンド(中・加・仏) ⇒終映になりそうだったので慌てて鑑賞 十字軍の騎士が中国まで渡って活躍するという、あったかもしれないと思わせる話 中国も製作に加わった英語の台詞の作品で、観ていると不思議な感じ
▼しあわせはどこにある(英・独・加・南ア) ⇒しあわせを求めて世界各地を旅しながら、人生の箴言(しんげん)を得る話 ベン・スティラーの昨年の作品「LIFE!」に似ているかもしれない 品川プリンスシネマで初めて映画鑑賞したが、送別会後でアルコールが結構入っている上にレイトショーなので、zzz...との戦いで半分位しか観ていないような気が…(残念)
・コングレス未来学会議 ⇒冒頭はこんなこともありそうだなと感じましたが、後半のアニメに入って付いて行けなかった
▼マッド・マックス 怒りのデスロード(米・豪) ⇒VFXをほとんど使わない、実写中心のカーチェイス・バトルアクションは見応えがあったが、余りにもストーリー性がないものいかがなものか…

・トゥモローランド ⇒最近はファンタジー作品に付いて行けなくなった
★シンデレラ 同時上映「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」 ⇒ロングランになっているので、終映になる前にと思い出かけた ストーリーは分かっているのに、だから安心感があるためか、感動し涙しながら観てしまった シンデレラが青い豪華なドレスを着て宮殿の舞踏会に到着するところがクライマックスか 継母が娘の足を切るという残酷なシーンは省略されていた
▼トイレのピエタ ⇒生きるということを改めて考えさせられた 死に直面した時に初めて生きることの本質が分かるのかもしれない テーマの「トイレのピエタ(聖母子像)」が何なのかも見物
▼ターナー、光に愛を求めて(英・仏・独) ⇒ターナーの絵画はよく知っているが、ターナー本人についてはよく分からなかった 見かけはちょっと太っただたのオッサンで、荒唐無稽で破天荒な人物だったらしいので、少し身近に感じた 映像は18世紀末から19世紀にかけての英国そして欧州の色と光をよく表しているように思えた でも2時間半は長かった
▼予告犯 ⇒ただの犯罪・警察映画かと思っていたら、派遣問題、パワハラ、フリーター・ニート、外国人労働者問題、ネットカフェ、ソーシャルネットワーク等々、現代社会の影をえぐり出していた

▼奇跡のひと マリーとマルグリッド(仏) ⇒フランスにもヘレン・ケラーがいたのだ 盲聾者には手話が唯一の会話手段だということがよく分かった どうするかというと、手話を手で触れて理解するのだ 盲聾の障害者を演じた聾の子役が素晴らしい

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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2015年6月15日 (月)

6月前半(1日~15日)に観た劇場映画

6月前半(1日~15日)は、11本の劇場映画を観ました。早めの暑さに負けて、睡魔との戦いでもありました。

▼新宿スワン ⇒綾野剛(白鳥龍彦)が新境地のいい味を出している 敵方の山田孝之(南秀吉)もそれを盛り上げる 沢尻エリカ(アゲハ)が普通の感じなのは… 初期には不気味で恐ろしく、エロティックな作品を創っていた園子温監督が、このところコミカルでバイオレントなアクション路線に転向か
▼ソレダケ/that's it ⇒ロックの轟音の中で染谷将太(大砂黒真雄)が走り回る 何か訳が分からないがエネルギー溢れる作品 敵方ヤクザの親分に綾野剛(千手完)が配され、ここでもなかなかの演技
▼ゆずり葉の頃 ⇒岡本喜八監督夫人でそのプロデューサーであった中みね子(岡本みね子)氏がすべて取り仕切った作品 したがって豪華俳優陣が出演し作品を盛り上げていた 岩波ホールでは多分みね子監督本人がお見送りに立ち、丁寧にご挨拶していた
・ゼロの未来(英・ルーマニア・仏・米)
・誘拐の掟

・ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス ⇒第3部だがそのパート1らしいので、パート2がある模様 付いて行けない
・SEXテープ
・リピーテッド(英・仏・スウェーデン) ⇒ニコール・キッドマンとコリン・ファースが熱演している精神科サスペンス なかなか面白いのだが、なぜそうなるのかという説得力に欠ける 原作・原題は「私が眠りにつく前に」なのだが…
・百日紅 Miss HOKUSAI ⇒テアトル新宿でロングランになっている大人向けアニメ
★あん(日・独・仏) ⇒ドリアン助川の同名原作小説を基に、河瀬直美監督が映画化 事実が解明されてもなかなか無くならない偏見・差別がテーマ 最後に登場する飲食店業を目指すチャラい男も、そういう業界の労働者に対する偏見ではないか 東村山市の全生園周辺が主要ロケ地のよう

▼海街diary ⇒いい子のすずちゃんがとにかく可愛かった 私の好きな鎌倉の各所、江ノ電、極楽寺駅、稲村ケ崎、由比ヶ浜、材木座海岸、源氏山公園、祇園山ハイキングコース、腰越漁港、江ノ島等々が次々と ストーリー的には若干物足りなさが…

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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