7月後半(16日~31日)に観た劇場映画
7月後半(16日~31日)は、8本の劇場映画を観ました。学校が夏休みになったこともあり、シネコンには入りきれない程の人が…。
▼チャイルド44 森に消えた子供たち ⇒英語で書かれた、旧ソ連スターリン統治時代の犯罪を描いた小説を映画化 情報公開されていない社会とはこんなものかと 暗く寒そうな映像も印象的 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディが主演
▼パージ ⇒日本の漫画的な世界 こんな発想もあるのか 人間の深層心理が恐ろしいが、人間性も垣間見える 二転三転、結構ハラハラする展開
★沖縄 うりずんの雨 ⇒米国人のジャン・ユンカーマン監督の力作ドキュメンタリー 2時間半近い長編で、監督自らがナレーションをしている 沖縄戦、ガマでの集団自決、米軍基地問題、米兵のレイプ、米軍内での女性兵士への暴行、普天間基地の辺野古移転等をかたよらない視点で紹介 考えさせられることが多かった
▼ボヴァリー夫人とパン屋(仏) ⇒フランス風エスプリに富んだ成人向けコメディ 19世紀半ばにフランスでベストセラーとなったフローベール著の小説「ボヴァリー夫人」を下敷きに 小説と同じノルマンディーの田舎で物語は展開 ヒロインはロンドンから来た英国人なので、仏語と英語が飛び交う
・HERO ⇒観ている人は多く、TVドラマ的に面白かったが…
・ターミネーター:新起動 ジェネシス ⇒アーノルド・シュワルツェネッガーの再起動だが、ネタが尽きた感じ
▼お盆の弟 ⇒今どきモノクロで、全編玉村町を主体に群馬県で撮影 東京と近郊の田舎の間でよくありそうな話をうまく映像化 猛暑の中、東京単館上映の館内が涼しくてついウトウト
▼人生スイッチ(アルゼンチン・西) ⇒最初から最後までドタバタの超ブラック・コメディー作品 スペインの鬼才ペドロ・アルモドヴァル監督が評価したというダミアン・ジフロンという人が監督
(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品
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