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2015年8月21日 (金)

8月後半(1)(16日~23日)に観た劇場映画

8月後半(1)(16日~23日)は、10本の劇場映画を観ました。★が2つになったので、早めにアップしました。

▼ひとりひとりの戦場 最後の零戦パイロット ⇒時季的に戦争に関する映画が増える 零戦パイロットの最後の生残りである、99歳の原田要さんの証言を中心に前線の真実を追求したドキュメント 彼は究極の軽さを追及した零戦に惚れ込み、南京爆撃、真珠湾そしてミッドウェイ、ガダルカナルまで参戦 ハワイのニイハウ島事件のことと、南京事件における便衣兵(中国人ゲリラ兵)のことは知らなかった
▼野火 ⇒大東亜戦争中フィリピン・レイテ島で食糧も弾薬もないまま、無理な戦争を継続した日本軍の無謀さと悲惨さを描く 熱帯ジャングルの画面は暗く、戦争の無意味さ、無残さを強く感じる 監督・脚本を兼ねる塚本晋也が主演としても熱演
▼Dressing Up ドレッシングアップ ⇒統合失調症を感じさせる主人公少女と亡くなったその母親 世の中の欺瞞や悪徳とも戦っているように見えた 若手女性監督の4年前の作品
★ふたつの名前を持つ少年(独・仏) ⇒巷(ちまた)の評価にかかわらず、とても印象的な作品だった 本作もモデルが実在する、鉄板の実話に基づく話 映画「イーダ」もそうだったが、第二次世界大戦中ポーランドでキリスト教(カソリック)に改宗(あるいは、したふりを)してホロコーストを生き抜いたユダヤ少年・少女は何人いたのだろうか 原題は"Lauf Junge lauf"="Run boy run"
・この国の空 ⇒終戦間際の東京・杉並の人々の暮らしを淡々と描く 年頃の男がいない世界は異様

▼チャップリンからの贈りもの(仏) ⇒スイスで埋葬されたチャップリンの棺桶を遺体ごと盗んだという実話に基づいた作品 チャップリン家の粋な計らいが清々しい 原題は"La rancon de la gloire"、英語に翻訳すると"The ransom of glory"、日本語だと「至福の身代金」か
・さよなら、人類(スウェーデン・ノルウェー・仏・独) ⇒芸術性の高い不条理コメディはやはりよく分からなかった 2014年のヴェネチア映画祭の金獅子賞受賞作品ではあるが…
・バケモノの子 ⇒トップ10にランキングされていたので、一応観たが…
★日本のいちばん長い日 ⇒戦争を終わらせるのがこんなに困難であったとは… 調子に乗って戦争を始めては絶対にいけないと感じた 昭和天皇が元侍従長の鈴木貫太郎内閣総理大臣(首相)と元侍従武官の阿南惟幾陸軍大臣に託した想いがよく分かったとともに、両人がよくそれに応えたと思う 安岡正徳先生が起草した「終戦の詔勅」について、「義命ノ存スル所」に関する議論が印象的 迫水久常内閣書記官長が残すことを主張したが…
▼彼は秘密の女ともだち(仏) ⇒女性はなぜ化粧して着飾るのか、男はなぜそうしてはいけないのか、と思わず考えてしまった 想像していたよりもエロティシズムにあふれた映像がしばしばあった 原題は単に"Une nouvelle amie"="A new friend"

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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