10月後半(16日~31日)に観た劇場映画
10月後半(16日~31日)は、17本の劇場映画を観ました。少し頑張り過ぎたかもしれないので、不覚にもよく観切れていない作品もありました。
・合葬 ⇒画面が暗かったので、ついzzz...
・ダイバージェントNEO ⇒現実、夢、そして夢のシュミレーション、第一部を超える凄まじいVFXに圧倒された さらに全体のプロットそのものが塀に囲まれた実験といういうのだから この辺りのプロットは「メイズ・ランナー」や「進撃の巨人」に似ている 米国人女性小説家の原作は三部作で、それぞれ"Divergent"(異端者:前作)、"Insurgent"(反乱者:本作)、"Allegiant"(忠誠者?:次作)
▼GONIN サーガ ⇒最後には全員死んでしまうような、凄まじい銃撃バイオレンス・アクション 何も考えずに観るにはいいかも AVもバイオレンス・アクションも得意な石井隆監督の作品 「サーガ(Saga)」とは元々はノルウェー語らしく、「武勇談、冒険談」のこと 劇中で3度位流れたちあきなおみの唄「紅い花」も懐かしかった
・ボリショイ・バビロン 華麗なるバレイの舞台裏 ⇒英国BBCのカメラがロシアのボリショイ・バレエ団の舞台裏に迫る
▼草原の実験(露) ⇒台詞が全くなく無声映画のようだが、広々とした草原・大地の風景は美しい ストーリーは容易に想像できるが、徐々に破滅に向かっていく予感が… 原題は "Ispytanie"(露語:Испытание)で、翻訳するとずばり「テスト」
▼木屋町DARUMA ⇒本当にあった話なのだろうか 京都の繁華街を仕切るヤクザの究極の生き様を観せてくれる 想像を超えた過激さだった 遠藤憲一が熱演
・シーヴァス 王子になりたかった少年と負け犬だった闘犬シーヴァスの物語(土・独) ⇒トルコの草原の広さを感じさせる作品 新鋭トルコ監督の長編1作目で少年と闘犬の交流を描く 原題も"Sivas"
▼日本と原発 4年後 ⇒脱原発訴訟のリーダーとして活躍する弁護士の河合弘之氏が、自費で製作し、また自ら監督もした原発問題の集大成ともいえる映像作品 日本の原発の問題がよく理解できる 河合弁護士本人が上映終了後挨拶をし、本作をまとめた新書「原発訴訟が社会を変える」(集英社)にサインしてくれた この書籍は一読をお奨めする
▼ギャラクシー街道 ⇒本作の評価は割れているようだが、三谷幸喜監督らしい笑いに溢れたファンタジーSFコメディ 脇役だが、大谷しのぶと遠藤憲一が熱演し、映画全体を盛り上げていた
▼ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男 ⇒才能溢れるが、体制の下では生きていけない、大監督ロバート・アルトマンについてよく描いているドキュメンタリー 反骨精神と芸術性は米国でより欧州で先に認められた 天才はこういう人生を歩まなけれいけないようだ
・探検隊の栄光 ⇒テレビ番組のような映画だった テレビ関係者と広告代理店が少しはしゃぎ過ぎか…
▼罪の余白 ⇒今春公開された映画「ソロモンの偽証」を思い出しながら観ていた 現実には木場咲(余りいい命名ではないと思う)のような女学生はいないと思うし、処々の場面には違和感もあった ただし、学園イジメ・サスペンス物としては充分楽しめた
▼ピッチ・パーフェクト2 ⇒シリーズ2作目 ストーリーは予想どおりだが、彼女ら、彼らのアカペラ・ハーモニーの歌声は素晴らしい
・ヴェルサイユの宮廷庭師(英) ⇒英国BBCフィルムが仏国ブルボン王朝の太陽王ルイ14世時代(17世紀)を描く作品 当時の花形職業の庭師に女性がいたという想像を膨らませた ただ終始英語で仏国の話が進行するのには若干違和感 原題は"A Little Chaos"で、主人公の女性庭師ザビーヌ・ド・バラ(ケイト・ウィンスレット)が庭に必要と主張する「ほんの少しの無秩序」とのこと 3人目の子供を妊娠中だったケイト・ウィンスレットはやや太目かな…
▼ヒロイン失格 ⇒6週間もトップ10にランキングされているので、やはり観ておかなければと思った 漫画原作を実写化した、相当に型破りな高校・学園ロマンス・コメディ テレビ・ドラマのようでもあり、小気味好いテンポで話が進むので飽きさせなかった 観客はやはり若い女性が多かった
★心が叫びたがっているんだ。 ⇒本作も6週間トップ10にランキングされていたので、普段アニメは余り観ない小生も足を運んだ 結論はそれだけのことはあったということ 詳細は別にして、本筋は秩父の高校生達がオリジナルなミュージカル「青春の向う脛」を作り上げ、地域ふれあい交流会で上演すること ご丁寧にこの(架空の)ミュージカルのプログラムが劇場入口で配付されていた 両親にまつわる不幸な出来事、クラブ活動の挫折、幼い恋心の葛藤等々いろいろ見所はあるが、やはり音楽の力は物凄い 主題歌・乃木坂46の「今、話したい誰かがいる」も良かった 観客はなぜか若い男性が多かった
・パパが遺した物語(米・伊) ⇒少女時代のヒロイン・ケイティ(カイリー・ロジャーズ)は素直な感じで、可愛らしかった 米・加500人の中から選ばれただけはある 大人になったケイティ(アマンダ・セイフライド)の恋人が余り小生好みではなかったのが残念 原題は"Fathers and Daughters"、なぜ父も娘も複数なのだろう 劇中歌・主題歌の「Close to You」を唄おうかな
(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品
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