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2015年12月20日 (日)

12月中旬(11日~20日)に観た劇場映画

12月中旬(11日~20日)は、10本の劇場映画を観ました。話題作が多かったのですが…。

・アンジェリカの微笑み(蘭・西・仏・伯) ⇒今は亡きポルトガルのオリベイラ監督が、101歳の時に製作した作品 上映前のトークイベントに登場した立川志らくによれば、本作は美術館を訪れるような作品で品があるそうだ 小生はかなりの間流れ続けているショパンのピアノ曲も好かったと思う 原題はポルトガル語で"O Estranho Caso de Angelica"、グーグルで翻訳すると「アンジェリカの奇妙なケース」だが、英語では"The Strange Case of Angelica"なので真意は「アンジェリカにまつわる不思議な出来事」位か
・orenge オレンジ ⇒若者を泣かせるツボはずっと押えていたが… 原作の漫画がそうなのだろうから仕方がないかもしれないが、10年後本人からの手紙の内容がなぜ少しずつ小出しになるのか 死亡原因が分かっているならば、それを直接防ぐ方法は沢山あったはず さらに、最初の恋のライバル・先輩女生徒は途中からどこへ消えたのか、終盤に友人の男が抱いている赤ちゃんは誰の子か、またタイトルの「orenge オレンジ」とは…
★杉原千畝 スギハラチウネ ⇒「日本のシンドラー」と言われる杉原千畝のことはかなり以前から知っていたが、改めて彼の信念の半生を学び大感動 彼はリトアニアのカウナスでユダヤ人難民に2,139枚の日本通過ビザを発行し、この「命のビザ」により少なくとも6,000人が救われたそうだ 現在彼らの子孫は4万人に達しているとのこと 杉原が英・露・独・仏等の数ヶ国語を操る一級のインテリジェンス・オフィサーであったことは知らなかった その証拠として当時のソ連からは「ペルソナ・ノン・グラータ(persona non grata):好ましからざる人物」と指定されソ連入国が許されなかった 1941年にドイツが独ソ不可侵条約を破棄しソ連侵攻を図ることも正確に調査・把握し、東京に打電していたらしい 国の外交官は、やはり国対国の関係において、外国でも充分に尊重され保護されていたことを再確認 ポーランドの名優たちも参加し、ポーランドでのオール・ロケで撮影とのこと
▼ローマに消えた男(伊) ⇒政党のリーダーを務め、選挙戦を戦うのは相当な心労があるのだろう イタリア流のユーモアでそのあたりを描き、予想外の展開で新たな生き方に想いを馳せる 原題は"Viva la liberta"で、「自由に生きる」という意か 「イタリア映画祭2014」での邦題は「自由に乾杯」
・劇場霊 ⇒音楽が恐ろしげだったが、正直に言って余り怖くはなかった 舞台をネタにしたホラー作品では、「死霊高校」の方が上か

▼海難 1890(日・土) ⇒1890年9月に和歌山県樫野崎沖で座礁・遭難した、オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号の乗組員達を日本人が命がけで救出・看護したことは、トルコでは学校で学ぶそうだ 1985年3月にイラン・イラク戦争から逃れる在イラン日本人達を、テヘラン空港で増便されたトルコ航空機の席を譲り搭乗させた在イランのトルコ人達は、この記憶と恩を思い出したのだろうか 日・土のつながりは強い 日本でも学校でこれらを教えた方がいいのでは… 11月15・16日にトルコのアンタルヤで開催の20カ国・地域首脳会議(G20)に先駆け、現地時間の11月13日(金曜)夜にトルコ共和国・ユルドゥズ宮殿にて、プレミア上映会を開催 この上映会では、安倍首相とトルコのエルドアン大統領の二人も本作を鑑賞
・リトルプリンス 星の王子さまと私(仏) ⇒日本語吹替版で鑑賞したが、アニメだとやはり実感が湧かない 原題も"The Little Prince"
▼母と暮せば ⇒山田洋次監督はやはり喜劇製作の方が合っているのでは… 小生には、本作の主演は黒木華(佐多町子)のように感じた やはりこれから生きていく人の方が圧倒的に存在感が強い レイトショーとはいえ観客8人は寂しかった 忘年会シーズンであり、先行する「007 スペクター」と後続する「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に挟み撃ちか
・A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー ⇒コーヒー好きの小生には心地よい時間だった
▼スター・ウォーズ フォースの覚醒 ⇒100億単位の制作費をかけたらしいので、前宣伝がオーバーなのは仕方がないか 親子が不幸にも善悪の両サイドに分裂し争うのが、スター・ウォーズの底流にある思考のように思う 小生には、全く違う世界の話なので、実感が湧かない ただ、新しいドロイド"BB-8"は可愛らしかった これが三部作の開始なのだろうか 原題は"Star Wars: The Force Awakens"

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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