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2016年6月の3件の記事

2016年6月30日 (木)

6月下旬(21日~30日)に観た劇場映画

6月下旬(21日~30日)は、13本の劇場映画を観ました。ホラーやドキュメンタリーが多かったように思います。寝不足で緊張が続かなったこともありました。

▼貞子vs伽椰子 ⇒ストーリーはないに等しいが、やはり身の毛がよだち、だんだん寒気がしてきた 映像と音は凄い
・10 クローバーフィールド・レーン ⇒密室劇だったが、実は地球外生命体による地球侵略の話でもあった 最後にヒロインが一人で戦ったのがアクションらしいアクション 原題の"10 Cloverfield Lane"は米国の通りを基準とした番地住所
・ラザロ・エフェクト ⇒死者の蘇生+超能力+密室劇だった ヒロインが繰返し観る夢が一種の鍵になっている 原題も"The Lazarus Effect"
・葛城事件 ⇒全く緊張が続かなかった
・教授のおかしな妄想殺人 ⇒ウッディ・アレン監督の哲学論議は面白かった しかし、途中からなぜそうなるのか、付いて行けなくなった 原題が"Irrational Man"=「不合理な男」だから仕方がないか

・レジェンド 狂気の美学(英・仏) ⇒1960年代にロンドンに実在した双子のギャングの再映画化 トム・ハーディが一人二役をこなした 原題も"Legend"だが、こういうものを「伝説」にしてはいけないかな
・シチズンフォー スノーデンの暴露(米・独) ⇒テーマは重々しく衝撃的だが、やや話が単調で付いて行けなかった シチズンフォーはエドワード・スノーデンのハンドル・ネーム 原題も"Citizenfour"
▼シリア・モナムール(シリア・仏) ⇒アラブの春以降のシリアの内戦の悲惨さを伝えている 1001人が撮影した映像をつないでいる シリア国内にとどまり映像を送ってくれたクルド人女性は今どうなっているのだろうか またこのような情況下でもインターネット通信が可能なのか 原題は"Ma'a al-Fidda"で「銀の水」という意味らしい
・THE WAVE/ザ・ウェイブ(ノルウェー) ⇒久々のノルウェー作品 フィヨルドでも津波が起きることを初めて知った VFXも使ってうまくまとめている 原題は"Bolgen"(ノルウェー語)="The Wave"
▼二重生活 ⇒小池真理子原作小説の映画化2本目 とても哲学的なところに感心 人の生きる意味を問う 誰しも何となく、惰性で生きている 「無伴奏」と同じように、予想外の人が命を絶つ

▼ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(英) ⇒これも実話なのか 1945年5月8日の欧州戦勝記念日に、当時の二人の英国王女エリザベス(現女王)とマーガレットがバッキンガム宮殿を出て、リッツ・ホテル、トラファルガー広場、カーゾン・クラブ、ソーホー、チェルシー兵舎等を回る その間に庶民の意見・生活を知る 原題は"A Royal Night Out"
▼嫌な女 ⇒黒木瞳監督なので、正直余り期待していなかったが、立派なドラマになっていた 桂望実の同名原作小説が面白いのだろうが、吉田羊・木村佳乃両者ともキャラクターをよく表現し、熱演 黒木瞳はNHKのドラマで本作を主演したらしい
・WE ARE YOUR FRIENDS(米・仏・英) ⇒エレクトロ・ダンス・ミュージック(EDM)というジャンルがあって、そのDJが、特にフェスティバルで鍵になる人々で、稼ぎも高額だということは知らなかった 原題も"We Are Your Friends"

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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2016年6月20日 (月)

6月中旬(11日~20日)に観た劇場映画

6月中旬(11日~20日)は、9本の劇場映画を観ました。忙しい中、観た作品は、今回はやや中だるみのような感じがしました。

・探偵ミタライの事件簿 星籠の海 ⇒島田荘司が、福山市の宣伝のためにも書き下ろしたミステリー小説「星籠(せいろ)の海」を実写映画化 全面的に福山市で撮影されている 終盤にかけて妙にだんだん解説的になっていくのが気になった
・その諜報員 アレックス ⇒オルガ・キュリレンコ主演なので、わざわざ鑑賞 結構ハードなアクションの連続だった 原題は"Momentum"で、「勢い」という意味か
・ヘイル、シーザー! ⇒コーエン兄弟の大作だったらしいが、やや普通の作品の感じか 兄弟の作品では「トゥルー・グリッド」(2011年)が良かった 原題も"Hail, Caesar!"
・ノック・ノック ⇒何とも不思議で壮絶で凄い作品だと思ったら、「グリーン・インフェルノ」(2015年)のイーライ・ロス監督の製作だった 普通ではありえない話をぐいぐい進めていく推進力に感心 原題も"Knock Knock"
・マネーモンスター ⇒ジョディ・フォスター監督の4作目らしい 財テク・テレビ番組のジャックという発想は面白いが、内容はやや平板か 原題も"Money Monster"

・64-ロクヨン-後編 ⇒少し登場人物が多すぎるような気がする 2時間弱の映画では、もう少し登場人物の数を絞って、ストーリーにメリハリを付けた方がいいと思う 無言電話がかかってくる理由にこういうのもあるのかと感じた
★シークレット・アイズ ⇒相当にヒネリを効かせ、練りに練られた脚本だと思う 警察映画ではあるが、人情や組織の縛り等人間臭さを感じさせる とはいえ観ていて分かりにくくはない キウェテル・イジョフォーと2人のオスカー女優ジュリア・ロバーツ、ニコール・キッドマンの息もぴったり 第82回アカデミー外国語映画賞を受賞した2009年のアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」のリメイクらしいが、原題"Secret in Their Eyes"の訳としては元々の方が分かりいいのでは
・裸足の季節(仏・土・独) ⇒トルコのウーマン・リブの映画だと思う トルコでは女性の自由がまだまだ制限されているのか 原題は"Mustang"で、これは有名な米車の名前でもあるが、「野生の馬」→「じゃじゃ馬」という感じか
・クリーピー 偽りの隣人 ⇒前川裕の原作ミステリー「クリーピー」を黒澤清監督が実写映画化 香川照之の怪演が目立つが、「なぜ刑事がいつも1人で乗り込むのか」とか「なぜ注射されると言うことを聞くのか」などいつも不思議に思うことがある

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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2016年6月10日 (金)

6月上旬(1日~10日)に観た劇場映画

6月上旬(1日~10日)は、7本の劇場映画を観ました。懇親会や出張の連続で、なかなか劇場へ参れませんでした。

・ひそひそ星 ⇒園子温監督が最も撮りたかった作品とも聞いたが、とても静かな無声映画的な感じでやや拍子抜け 園夫人の神楽坂恵が主役のアンドロイドを演じている
・ディストラクション・ベイビーズ ⇒ただ単純に殴りかかっていくだけのフィルム・ノワールか 策も色気も金目も何もないので、一種の妙な清々しさはある ロケ地は松山市の市街と三津浜港とのこと 松山の伝統的な喧嘩祭りとして知られる秋祭りへのオマージュも
・団地 ⇒大阪郊外の団地の日常で起きる出来事を、大阪のおもろいオッチャンとオバチャンたちが漫才的に演じている 阪本順治監督が舞台大女優藤山直美と再びタッグを組んで製作 実際のロケは群馬県足利市の市営錦町団地だったらしい 最後は妙なSFみたいになってしまったが…
・デッドプール ⇒マーベルコミック原作の「X-MEN」から派生した、破天荒なヒーロー物が登場 VFXを駆使した派手なアクション、CGの巨人キャラ、主人公デッドプールが吐出し続ける刺のある言葉、出逢いから濃厚なベッドシーンまで、やや想像を超える 原題も"Deadpool"
▼サウスポー ⇒主演のビリーを演じたジェイク・ギレンホールがほぼ本物のボクサーになっていた フークア監督から音楽のエミネム、そして本物のボクサーも含めた出演者のすべてがリアルなボクシング作品になるように一致団結か 原題も"Southpaw"だが、その意味は終盤に分かる

・或る終焉(墨・仏) ⇒終末ケアに携わる看護師・介護師のプロ意識とそれにまつわるいろいろな苦悩を描いていて秀逸 原題は"Chronic"で、英語でも仏語でも同義だが、「慢性的、長期にわたる」とはどういうことか メキシコ人監督の作品でフランスが製作に係わっているようだが、言葉は英語
▼シマウマ ⇒相当に突飛な作品なので面白かった 本作も日本の漫画コミックを実写化したものだから、日本のコミックはかなりずっと先まで飛んで行っていると思う 回収屋という仕事もありそうな気がした それは、絶望に落とされた被害者から有料で依頼を受けて、代わりに敵討ちをする雇われ仇討だが、殺さずにターゲットにいろいろな手段で絶望を与えるというもの 殺人にはならないが当然暴行・傷害になる

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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