11月中旬(11日~20日)に観た劇場映画
11月中旬(11日~20日)は、10本の劇場映画を観ました。どうもこの時期は公開作品数が多いようです。割と面白い作品も多かったのですが、何かと忙しくて本記事をアップするのがとても遅くなりました。
・ジャック・リーチャー NEVER GO BACK ⇒シリーズ2作目だが、ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)も、ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)のように、だんだん超不死身になっていく 銃を使わないアクション、テクニックには見応えがある 原題も"Jack Reacher: Never Go Back"
▼溺れるナイフ ⇒少女コミックの青春恋愛物を実写映画化したものだが、結構ハードで凄みのある作品になっていると思う 最近ともに年間数本の作品に主演・出演している小松菜奈と菅田将暉が共演 それゆえ新鋭女性監督・山戸結希がわずか17日間で撮影したようだ 海中、火祭り、二輪車疾走等のシーンも多く、毎日忙しくキツイ現場だったらしいのが作品に反映されているのだろう 小松菜奈は、役所浩司の娘役で出演した作品「渇き。」から観ているが、ダンダンいい女になってきていると感じる こういう場合は大女優になる可能性がある 話はやや冗長な気もするが、ロケをした和歌山県新宮市の海の美しさや神倉神社のお燈(とう)まつりをモチーフとした火祭りの勇壮さが救い
・種まく旅人 夢のつぎ木 ⇒岡山県赤磐(あかいわ)市の桃農家の話 赤磐市は知らなかったが、岡山市の北東に接する市で、桃太郎の故郷岡山なので桃の一大生産地らしい こういうUターンもあるのかという感じ
・われらが背きし者(英) ⇒予想したとおり、注意散漫な私には難しかった ジョン・ル・カレの小説は、戻って確認できない映画では私は付いて行けない 原題は"Our Kind of Traitor"で、和訳すると「我々の近くにいるちょっとした裏切り者、売国奴」か
・ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(英) ⇒欧米の女性は40歳を過ぎてもこんなに活発なのか 余計なお世話だが、日本の女性ももう少し頑張ってもいいのではないか 女性向けファンタジー・コメディなので女性の観客が多かった 原題は端的で"Bridget Jones's Baby"=「ブリジット・ジョーンズの赤ちゃん」
▼ぼくのおじさん ⇒北杜夫の原作小説が捧腹絶倒(抱腹絶倒)なのだろう 本作もとても面白かった 松田龍平は力の抜けた、とぼけた役を演じるのがとても上手い 真木よう子が意外と普通のおばさんだったのも好ましかった
・ティファニー ニューヨーク五番街の秘密 ⇒ティファニーの箱や包装に使われているティファニー・ブルーはこんなにも意味のある色だとは思わなかった 色の配合レシピがあり、特許を取得しているそうだ 1837年創業で、1886年にダイヤの指輪の縦ヅメを考案したとのこと 昔お孫さん用に頼まれた銀のスプーンを五番街の本店に受け取りに伺ったのを思い出した 原題は"Crazy About Tiffany's"で、和訳すると「ティファニーのもろもろに熱狂して」か
▼弁護人(韓) ⇒韓国の元大統領、故ノ・ムヒョン(盧武鉉)氏の若き頃の熱血時代がテーマ 大田裁判所の判事から釜山の弁護士に転身してきた主人公が、金儲け主義から人権派熱血弁護士に変貌する様を描く 高卒弁護士は相手にされないという学歴主義や、大声での言い争いや乱暴な振舞いが多いという韓国社会の特徴もよく表現されている ノ・ムヒョンは2003年2月から2008年2月まで大統領を務めたが、退任後2009年に収賄罪の事情聴取を受けた後自宅裏山から投身自殺を図った 英語原題もThe "Attorney"
▼エブリバディ・ウオンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に ⇒1980年の米国大学が舞台で、新学期が始まる前の3日間を描く 野球部員16人が連日大騒ぎをするが、最終日に演劇部の仮装パーティに合流し、恋が生まれる 筆者も1978年~1980年に米国大学院に在学していたのでとても懐かしい 原題も"Everybody Wants Some"だが、あえて和訳すると「皆何か(異性?)を求めて」か
・ミュージアム ⇒豪華キャストだが、殺し方が現実的ではないので、付いて行けなくなった
(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品
| 固定リンク
「映画(2016年)」カテゴリの記事
- 12月下旬(21日~31日)に観た劇場映画(2016.12.31)
- 12月中旬(11日~20日)に観た劇場映画(2016.12.20)
- 12月上旬(1日~10日)に観た劇場映画(2016.12.10)
- 11月下旬(21日~30日)に観た劇場映画(2016.11.30)
- 11月中旬(11日~20日)に観た劇場映画(2016.11.20)
コメント