12月中旬(11日~20日)に観た劇場映画
12月中旬(11日~20日)は、6本の劇場映画を観ました。さすがに時間が取れなくて、鑑賞数が減りました。
・ブレア・ウィッチ ⇒低予算作品ながら世界的大ヒットとなった「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999年)の続編らしい 手持ちカメラにより限られた照明の中で撮影されているため、ホラー映画の恐怖感が増幅されている 暗い森の中で雨が降り出し、暗い迷路のような廃屋の中での映像は息が詰まるような刺激を与える ただネタは尽きたような感じがした 原題も"Blair Witch"(魔女の名前らしい)
・グレート・ミュージアム ハプスブルグ家からの招待状(墺) ⇒ウィーン美術史美術館の改装についてのドキュメンタリー ハプスブルグ家にまつわる美の蓄積はとてつもない 原題は"Das Grosse Museum"(独)="The Great Museum"
・胸騒ぎのシチリア(伊・仏) ⇒声を出せなくなった人気ロック女性歌手が若いツバメとバカンス中に、昔の男が魅力的な娘を連れて迷い込んでくることによって様々なトラブルが… アラン・ドロン主演の仏映画「太陽が知っている」(1969年、原題"La Piscine"="The Swimming Pool")のリメイクらしい 本作の原題は"A Bigger Splash"=「拡大する水しぶき」か
・湾生回家(台) ⇒台湾は1895年から1945年まで50年間にわたり日本領であった そこに移住した日本人家族から生まれた日本人の子供達は約20万人もいるらしい 湾生と呼ばれる彼らは今や高齢になったが、70年振りに生まれ故郷を訪れた際のドキュメンタリーが本作 原題も「湾生回家 Wansei Back Home」=「台湾生まれが生まれ故郷に帰る」か
★海賊とよばれた男 ⇒ベストセラーとなった百田尚樹著の同名小説は読んでいないが、2、3年前に話題になった その映画化の本作は様々なエピソードを相当につまみ食いしているものと思うが、戦前・戦中・戦後のストーリーの流れも良く力強い モデルとなった出光興産創業者の出光佐三は明治の男 信念を強く持ったら、それを曲げず突き進む その役を岡田准一が好演 子を授からなかった最初の妻ユキ(綾瀬はるか)のその後について、最終盤に登場するその姪(黒木華)を絡ませたシーンに落涙
▼ぼくは明日、昨日のきみとデートする ⇒筆者は知らなかったが、七月隆文著の同名ベストセラー小説の映画化らしい タイトルの意味は途中で分かる 発想が自由でいいが、時間の流れが逆方向の異次元の世界にいる2人が5年に1回会ったらどうなるのか、頭がこんがらかった エミ(小松菜奈)はタカトシ(福士蒼汰)の未来を知っているが、逆は真ではないのか 小松菜奈の様々な表情、雰囲気は天然の演技力の証明か 舞台が京都なのはいい
(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品
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