« 1月上旬(1日~10日)に観た劇場映画 | トップページ | 1月下旬(21日~31日)に観た劇場映画 »

2017年1月20日 (金)

1月中旬(11日~20日)に観た劇場映画

1月中旬(11日~20日)は、新年会の合間を縫いながら8本の劇場映画を観ました。戦争や人生の諸問題、生きていくのは大変だなとい気がしました。

▼アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(英) ⇒英国作品なので余り宣伝されなかった 一昨年同様のテーマの米国作品「ドローン・オブ・ウォー」を観たが、それと同様の衝撃を受けた 今回は敵の室内に侵入して室内の映像を提供する虫のように小さな偵察機(ドローン)も登場 米国の砂漠のコンテナから衛星を介して、映像を見ながら無人攻撃機プディターをコントロールする軍人達、それに情報提供・指揮する英国にいる諜報機関幹部、最終決定を下す英国の大臣達、そして現地の諜報員(スパイ)、それぞれの視点が描かれる 現場の人間は無辜の人々を救おうとするが、後方の幹部達は少々の犠牲はかまわず甚大な被害を食い止めようとする しかし、この攻撃ツールがテロリストの手に渡ったらどうなるのだろうか 首相官邸もホワイト・ハウスも標的になりかねない 原題も"Eye in the Sky"
・バイオハザード ザ・ファイナル ⇒テレビ・ゲームからの派生作品らしく、最初から最後までゲームをやっているようだった 製作費は莫大なのだろうが、やや退屈 求めるのが無理かもしれないが、何の知見もない 原題はいつものとおり"Resident Evil: The Final Chapter"
▼The NET 網に囚われた男(韓) ⇒韓国のキム・ギドク監督のオリジナル作品 韓国の現状がよく分かる とにかく何でも二つに区分したがるようだ 親北朝鮮(脱 北スパイも含む)か反北朝鮮(脱北転向も含む)、左派か右派、反米か親米、反日か親日等々 前者の勢力はすべて北朝鮮がリモコンしているという噂も 当面反日はなくならないか… 原題も"The Net"
・牝猫たち ⇒日活ロマンポルノ復活作 池袋のテラクラで働く女性達を描く いろいろな事情でそうなったのだろうが、フリーターや人妻や子持ち(母子家庭)が登場 笑いが少なくないのが救い
・皆さま、ごきげんよう(仏・ジョージア) ⇒冒頭の「街中で編物をしながら見物する女性達の前で、貴族の首がギロチンで落とされ、その首を少女がエプロンに包んで持ち帰る」シーンに度肝を抜かれた しかし、続くパリの街で繰り広げ らる群像劇は、頭の悪い筆者にはよく分からなかった 原題は"Chant d'hiver" (仏)="Winter Song"=「冬の歌」

▼幸せなひとりぼっち(スウェーデン) ⇒スウェーデンの頑固親父の話かと思って観ていたら、だんだん様相が変わってきた 家族(妻)のために一所懸命に尽 くし、社会の差別と戦ってきた熱血漢の話だった 原題は"En man som heter Ove"(スウェーデン)="A man named Ove"=「オーベという名の男」
・ザ・スクワッド(仏・英) ⇒老けたジャン・レノが主役刑事 ギャング達ととにかくドンパチ ただ見ている分には面白い 原題は"Antigang"=「アンチギャン グ、暴対」
・ネオン・デーモン(仏・米・デンマーク) ⇒バストの小さい、スレンダーな若 い女性が多数登場 嫉妬渦巻くファッション・モデルの世界を描いている 正直観ているだけという感じ 原題は"The Neon Demon"=「ネオンの悪魔」

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

|

« 1月上旬(1日~10日)に観た劇場映画 | トップページ | 1月下旬(21日~31日)に観た劇場映画 »

映画(2017年)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1月中旬(11日~20日)に観た劇場映画:

« 1月上旬(1日~10日)に観た劇場映画 | トップページ | 1月下旬(21日~31日)に観た劇場映画 »