2月中旬(11日~20日)に観た劇場映画
2月中旬(11日~20日)は、12本の劇場映画を観ました。今月はややペースが上がっております。最近はロングランも結構あるので、つい観逃した作品もリカバリーすることができます。
★マリアンヌ ⇒第二次世界大戦中の北アフリカ・欧州でのスパイがらみのラブ・ストーリー 古典的な展開で、先は読めたが、涙腺刺激も含め充分に楽しめた 一つの大きな疑問は、英国で新生活をしているマリアンヌが娘を人質に脅迫された時に、なぜ亭主に相談しなかったのか… ドイツへの忠誠心がまだ残っていたのだろうか 仏女優のマリオン・コティヤールが一種妖艶なマリアンヌ役で熱演 モロッコの砂漠の荒漠たる風景も見事 筆者の大好きな「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキス監督も流石 原題は"Allied"=「同盟者」か
・相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断 ⇒相変わらずカッタルイ展開 TVの1時間ドラマものの方がスピード感があっていい 特に最後の取調室での10~20分間のシーンは不要では… 北九州市小倉北区の小文字通りに銀座のセットを造ってロケしたらしいことには注目
・タンジェリン ⇒アナモレンズ付きのスマホで全編撮影されたらしい LAのマイノリティの若者達の生態らしいが、これといったストーリーはない 原題も"Tangerine"だが、タンジェリンとは日本の温州ミカンと同じ種類の柑橘類
・変魚路 ⇒沖縄の作品 サンシンと唄と映像 何が何だか分からないままに時が過ぎた
・パリ、恋人たちの影(仏) ⇒白黒の作品 パリの下町を歩き回る場面が多い 男の浮気より女の浮気の方が重大なのかどうかは永遠のテーマ フランス女性は胸が小さめか… 原題は"L'ombre des femmes"(仏)="The shadow of women"=「女性の影、影の女性」
・シンクロナイザー SYNCHRONIZER ⇒新たな発想のサスペンス・ファンタジー インディーズ作品だが、展開に気をもたせるところはなかなか
★キセキ あの日のソビト ⇒「明日今日よりも好きになる…」で始まる歌詞の唄「キセキ」がどのようにして奇跡的に創られたかがよく分かった 小椋佳ではないが、本業(歯科医)と歌手という二足のワラジは大変だろう 兄弟愛や親子愛も詰まっている モデルのGReeeeNは確か福島県出身だと思ったが、本作では神奈川県あたりの出身と設定しロケしている 出演者は皆歌も上手い
・ホワイトリリー ⇒日活ロマンポルノ復活作品 同性愛も交えながら、一番ロマンポルノらしかったかなという感じ
▼恋妻家宮本 ⇒世間の評判はいまひとつのようだったが、ドラマとしては楽しめた 子供が家から独立した後の夫婦の形、関係がどうあるべきかを問いかける秀作 ロケは千葉県と茨城県が中心らしい auとデニーズがプロダクトプレイスメントで協力か
▼ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男 ⇒米国南北戦争中に、ミシシッピ州南部で富裕な農場主等に虐げられた貧民や黒人奴隷が集まって、ニュートン・ナイトというリーダーの下でジョーンズ自由州を旗揚げしたことは知らなかった 原題は"Free State of Jones"=「ジョーンズ自由州」
・ナイスガイズ! ⇒ラッセル・クロウやライアン・ゴズリングが出演しているから、それなりの作品かと思ったら、B級コメディ風だった 原題も"The Nice Guys"
・僕らのごはんは明日で待ってる ⇒原作青春恋愛小説の映画化 ロングランになっているので、観ることができた 恋愛と病気の組合せという永遠の重いテーマ ただし、タイトルの意味がよく分からない ロケは国立市、川口市、越谷市等で行われた模様 ケンタッキー・フライドチキンがプロダクトプレイスメントで協力か
(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品
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