6月上旬(1日~10日)に観た劇場映画
6月上旬(1日~10日)は、7本の劇場映画を観ました。今月中にいろいろ整理すべきことも多く、忙しい中頑張っています。
・ラストコップ THE MOVIE ⇒懇親会の後で、またまた気持ち良くなってしまった 唐沢寿明が大活躍する、冒頭のショート・ムービーは良かったが… ロケは横浜港を中心としたエリアで行われたようだ
・3月のライオン 後編 ⇒前編よりも面白くなっていた 主人公の桐山零(神木隆之介)が、現在連勝中の実在の藤井聡太四段を彷彿として思い出させるのは偶然だろうか 三姉妹のダメ父親が登場し、話は一気にクライマックスへ 伊勢谷友介がそのダメ父親を熱演
・スプリット ⇒サイコ・スリラーでありホラー作品だが、実は余り怖くない 23人格から新たな超能力が生まれるという仮説は新しいが… 原題も"Split"=「分裂」
▼ザ・ダンサー(仏・ベルギー) ⇒2人の米国人女性が、19世紀末のまだ男性優位の気風の残るフランス・パリに渡り、モダン・ダンスの原型を創り出していたなんて… これは全く知らなかった ヒロインのロイ・フラー(ソーコ)が踊る、白絹の超ロングな(マントかポンチョのような)ドレスと当時まだ貴重だった電球による照明や鏡がコラボしたダンスは、筆者もまだ観たことがなく圧巻であった 両手に細い竹棒を持って、ドレスの裾を振り回して踊るこのダンスは、体力の消耗が激しかったようだが、ソーコは完全に自分のものにしていた モダンダンスではもっと知られているらしいイザドラ・ダンカンは、ジョニー・デップの娘のリリー=ローズ・デップが演じており、彼女も才能あふれるダンサーになっていた 2人ともパリ・オペラ座での初公演に向けて準備を進めるが… 原題も邦題どおり"La danseuse"(仏)="The dancer"
・バッド・バディ! 私と彼の暗殺デート ⇒「ピッチ・パーフェクト」で筆者が注目したアナ・ケンドリックが主演 余りにおふざけの格闘・ナイフ・銃撃アクションなので、集中力が切れた ソフト・アクションは最初は面白いが、時間がたつと、かえって疲れるかも… 原題は"Mr. Right"で、ウィキペディアによると"the ideal or suitable mate or husband"という意味で、「理想又は最良の伴侶・夫」のことらしい
・メッセージ ⇒原作小説を読んでいないので分からないが、予想どおり解りづらいストーリーだった 彼らは一体何のために来たのだろうか 時の流れは一方向ではないことを言いに来たのだろうか これは人類の幸せにつながるのだろうか 回想風の映像からいろいろ読み解く エイミー・アダムズは少々劣化したかな… 原題は"Arrival"=「到着、到来」
・ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー ⇒全く知らない話だった 20世紀後半にハリウッドで絵コンテと映画リサーチ(一種の時代考証か)の専門職を担当した、ハロルドとリリアンのマイケルソン夫妻に関するドキュメンタリー作品 リリアン本人も含めたインタビュー中心で構成されるが、かれらがハリウッドでいかに愛されていたかが分かる 夫が死ぬまで添い遂げたのもハリウッドらしからぬこと 原題も邦題どおり"Harold and Lillian: A Hollywood Love Story"
(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品
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