6月中旬(11日~20日)に観た劇場映画
6月中旬(11日~20日)は、6本の劇場映画を観ました。ラスト出張をこなし、退任の準備をしながらの作品鑑賞は結構しんどかったです。
・君のまなざし ⇒「幸福の科学」の大川隆法の原案・製作総指揮 息子の大川宏洋が脚本・主題歌を担当し、かつ出演 やや興味本位で観たが、内容は神話の世界 新興宗教には付きものの一種の超常現象を扱っている 作品自体は鑑賞に堪えうる ロケ地は幸福の科学学園のある栃木県那須町のようだ
▼パトリオット・デイ ⇒2013年に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件について、準備段階から事件発生そして犯人逮捕までを追った作品 やはり監視カメラの映像分析が決定的な証拠となっている 昨今カメラがどこにでも設置される理由がよく分かる 最後はボストン西部郊外の街ウォータータウンで壮絶な撃合いになり、犯人側からは爆弾が何個も飛ぶ 原題も"Patriots Day"だが、「パトリオット・デイ」とは米国独立戦争が始まった日を記念するマサチューセッツ州とウィスコンシン州2州の州制定祝日
・武曲 MUKOKU ⇒藤沢周の原作小説を熊切和嘉監督が綾野剛を主演にして映画化 一種の青春映画のようだが、剣道の話なので画面が暗く時代劇風 また構成がやや分かりづらい ロケは鎌倉を中心に、大船、横須賀など三浦半島一帯で行われた模様
▼皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(伊) ⇒日本のアニメがイタリアにも浸透しているのには驚き 突然超能力者が誕生し、途中でもう一人生まれ、やれやれ何のことやら しかし、映像はコミカルで面白い 原題は"Lo chiamavano Jeeg Robot"(伊)="They called him Jeeg Robot"=「皆は彼をジーグ・ロボットと呼んだ」
・LOGAN ローガン ⇒こんなものかという感じ 2029年にはミュータント(超能力者)も老いるのか ウルバリンが何人もいるのには驚き ミュータントもまた朽ちていく運命にあることを思うと不思議な感情 原題も"Logan"
▼光をくれた人(米・豪・ニュージーランド) ⇒終盤に涙腺をやられた 手紙の演出はやはり特別で効果的 トムからイザベルへとイザベルからルーシーへの2通の手紙は、いずれも時空を超えたものになっている 原作小説「海を照らす光」の映画化だが、構成がしっかりしており、豪州の孤島の灯台守という設定も映像もいい 原題は"The Light Between Oceans"で、原作小説のタイトルも同じだと思うが、翻訳のタイトルも本作邦題も少し意訳されている
(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品
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