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2017年7月 1日 (土)

6月下旬(21日~30日)に観た劇場映画

6月下旬(21日~30日)は、12本の劇場映画を観ました。送別会が一巡したので、遅れをを取り戻すために鑑賞数を増やしました。

・22年目の告白 私が殺人犯です ⇒評判のいい映画のようだが、最後の大送別会の疲れが残っていてウトウト 韓国作品のリメイクで、SNSも登場し現代風で、配役もいいのだが、筆者にはやや緊張感が伝わらなかった
▼20センチュリー・ウーマン ⇒1924年生まれで55歳の母親とその15歳の息子(監督自身の投影か)が過ごした一夏を描く 設定は1979年の米国カリフォルニア州サンタバーバラ 筆者は1978-80年に米国に滞在していたから特にだが、国は違ってもベビーブーム世代を中心に広く深い共感を呼ぶ作品 原題もそのまま"20th Century Women"=「20世紀の女たち」
・家族はつらいよ2 ⇒同名作品の2作目 古風な笑いには、話としては面白いのだが、やや付いて行けなかった 真昼間だったので観客は高齢の男女が多かった もっとも彼らには大受けだったが… このまま連続物になるのだろうか
・フィフティ・シェイズ・ダーカー ⇒前作「フィフティ・シェイズ・グレイ」の方が予測不能で、スリリングな感じが良かった 本作も同じレトリックなのでやや限界を感じる ラスト・シーンは次作もありうるような雰囲気だったが、もう充分では 原題も"Fifty Shades Darker"で、あえて和訳すると「さらに暗い50種の陰」か
▼無限の住人 ⇒余り観る気はなかったが、興行最終日になってトライ おばさんたちで劇場が一杯 キムタクのファンクラブから動員されたような感じで、ラストでは大拍手 三池崇史監督の作品なので、意味のない、無闇な殺陣・アクション・殺し合いは見応えがあった

・マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白(韓・仏) ⇒北朝鮮から出稼ぎのために中国に渡った北朝鮮女性が、人身売買されたことを知ったことから始まる過酷な人生を語る 終始淡々としたインタビュー形式のドキュメンタリーなので、緊張が続かず 原題は"Madame B., histoire d'une Nord-Coreenne"(仏)="Madame B., a North-Korean story"=「B夫人、北朝鮮の物語」
▼おじいちゃんはデブゴン(中・香) ⇒久々に香港のカンフー映画の底力を観た 香港映画界の重鎮サモ・ハン(サモ・ハン・キンポー)が監督・主演を兼任 またアンディ・ラウも出演し、製作も務めた 原題は「我的特工爺爺 The Bodyguard」(中・英)="My Agent Grandfather The Bodyguard"=「私のお爺さんはボディガード」か
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ⇒マーベルの作品はなぜどれも同じような感じになるのだろう 本作は宇宙版アベンジャーズだ アクション中心で、ストーリーはよく分からない  ラストの映像を観ると続編があるようだが… 原題も"Guardians of the Galaxy"=「銀河系の守護者」
▼夜明けを告げるルーのうた ⇒主題歌が筆者が大好きで、自身カラオケでも歌う、斉藤和義の「歌うたいのバラッド」だったので、好感度が格段にアップ 今年公開された「夜は短し歩けよ乙女」(アニメ)も製作した湯浅政明監督がオリジナル・アニメ作品として製作 寒漁村の人魚伝説とロック音楽を結び付けたストーリーは青春讃歌でもある 本作はフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門に出品され最高賞のクリスタル賞を受賞
・ゴールド 金塊の行方 ⇒最後のトリックには驚かされた 本作は1990年代の米国の実話に基づいているようだ 金も石油も資源開発はリスクの高い一攫千金のビジネス その中に詐欺的な要素が絡んでくると訳が分からなくなる インドネシアが登場するのが面白い 役作りのうまいマシュー・マコノヒーが製作・主演 長編映画「カルロス」(2012年)に主演したエドガー・ラミレスが共演 原題は単に"Gold"=「ゴールド、金」

▼ありがとう、トニ・エルドマン(独・墺) ⇒ルーマニアの首都ブカレストでキャリア・ウーマンとして働く娘と、人生は仕事ばかりじゃないと考えるドイツ人の父親との交流を描く ユーモアにあふれた作品で、観ていて楽しいが、結構正面から人生の意義を問う 原題は単に"Toni Erdmann"=「トニ・エルドマン」
・パーソナル・ショッパー(仏) ⇒パーソナル・ショッパーとは時間のないセレブのために、代理で洋服やアクセサリーを買い付ける仕事をする人らしい 亡くなった双子の兄の思い出と家に住みつく霊が交錯 仏作品なのに言葉が英語なのはなぜだろうか 昨年の大69回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞 原題も"Personal Shopper"

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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コメント

飛鳥さん
コメントをありがとうございました。
「おじいちゃんはデブゴン」の興行は、東京では終了したようですが、地方ではまだ上映しているようです。
このブログにコメントをいただくのは、本当に久しぶりなので嬉しいです。今後の励みになります。
なお、Facebook(小野 喜世彦)にも同様のエントリーをしておりますので、こちらでもチェックできます。

投稿: Kirk | 2017年7月 5日 (水) 午前 08時30分

おじさんはデブゴン 見てみたいです。まだやってるでしょうか
後でチェック❗
分かりやすいコメントでとても参考になります

投稿: 飛鳥 | 2017年7月 4日 (火) 午後 07時17分

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