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2017年12月11日 (月)

12月上旬(1日~10日)に観た劇場映画

12月上旬(1日~10日)は、10本の劇場映画を観ました。途中で東宝シネマズの無料券から解放されたので、少しマイナーな作品にも向き合いました。

・パーティで女の子に話しかけるには(英・米) ⇒ハードロック、ヘビーメタルに続くパンクロックの時代(1970年代後半)のロンドン郊外が舞台 強烈な音楽の中、48時間だけ地球に滞在する宇宙人の女の子との恋愛がテーマ 日常からしばらく逃避するが、また戻る 原題も邦題どおり"How to Talk to Girls at Parties"
▼探偵はBARにいる3 ⇒おなじみ札幌ススキノが舞台のアクション探偵もの 東直己の「ススキノ探偵シリーズ」が原作でその映画化第3弾 大泉洋と松田龍平のコンビも今や息がピッタリ 主演の大泉洋が3作目では終了にしたくないと、2作目から3作目までには、1作目から2作目までの倍の準備期間4年間をかけて内容を詰めたそうだ やはり北海道らしい冬のロケが行われ、札幌市ではススキノ、北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)、北大総合博物館、サッポロファクトリー等が使われた その他小樽市(船上)や江別市(酪農学園大学)でもロケをしたようだ サッポロファクトリーで撮影された終盤のクライマックスでは、日本ハム・ファイターズの栗山監督と秋元札幌市長も出演 酪農学園大学でのオチも良かった
・鋼の錬金術師 ⇒荒川弘(男性ペンネームだが実際は女性)の同名原作漫画を、曽利文彦監督がVFXを駆使して実写映画化 原作漫画を読んでいないので、本作を観てもにわかには訳が分からない部分もあった エド(エドワード)の弟アル(アルフォンス)の鎧の身体は完全なCGで、格闘シーンではモーション・キャプチャーを使ったらしい 欧州風の街の雰囲気を出すために、イタリアのヴォルテッラでロケをし、前半の格闘・破壊シーンはハリウッド並のVFXを駆使した最先端映像のようだ ロケ地は、イタリア以外には、東京都、和歌山市(和歌山マリーナシティ)、神戸市(王子動物園)も使われたとのこと
・最低。 ⇒AV出演に踏み切る、生立ち・立場の異なる3人の女性を描く 生きることの一部は性欲で、AVもそれに関連したビジネスだが、最近は抵抗なくAV女優になる若い女性も多いという ロケ地は千葉県、東京都、神奈川県の各地らしい
▼ドクター・エクソシスト ⇒半分時間調整で観た作品だが、怖さに慣れたと思っている筆者にも意外にも怖く、面白かった 超能力に医学的・科学的な味付けをしたエクソシズム(悪魔祓い)を創り出して、教会から離れたエクソシスト(祓魔師[ふつまし])の活動を描く 相変わらずなぜ部屋に灯りを点けないかという疑問は残るが、新次元の怖さを垣間見た 憑依するものは完全に消えていないので、本作の興行成績次第では次も 原題は"Incarnate"で、「化身、憑依」か

・悪魔祓い、聖なる儀式(伊・仏) ⇒イタリア・シチリア島で、エクソシズム(悪魔祓い)を実践するエクソシスト(祓魔師)の神父たちのドキュメンタリー 一種のよろず相談所のような話だが、そもそも教会はそのようなものか 原題は"Liberami"(伊)="Set me free"=「解放」か
▼YARN 人生を彩る糸(アイスランド・ポーランド) ⇒欧州北部では、人類がいかに羊たちと共生してきたかがよく分かった 羊毛を始めとして、肉、皮、内臓等捨てる部分はないようだ その毛糸に代表される糸を使った芸術が世界中でこんなに盛んで、美しく、面白く、子供から大人まで楽しめることが描かれている ロケでは、アイスランド、ポーランド、デンマーク、米国(ニューヨーク・シティ、ハワイ)、日本、スペイン(バルセロナ)、ドイツ(ベルリン)、カナダ(ノヴァ・スコシア)、キューバ(ハバナ)、イタリア等、本当に世界を巡っている 原題も"Yarn"で、「糸」以外に「ありそうにない話」という意味があるようだ
・プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード(チェコ・英) ⇒プラハにおいてオペラ「フィガロの結婚」から「ドン・ジョバンニ」につながるストーリーを展開 当時のオペラ舞台を模した音楽とアリアのシーンは圧巻 ただし、当時女性歌手はあのようなピエロのような化粧をしていたのだろうか プラハの無数の尖塔の風景も登場
▼光 ⇒大森立嗣監督が三浦しおんの同名原作小説を映画化 大森監督は三浦の「まほろ駅前」シリーズを手掛けた そのシリーズに主演していた瑛太が本作でも力の抜けたダメ男を演じている 最近彼はそういう役が多いがよく合っていると思う 話はそれるが永山絢斗は瑛太の弟だそうだ 本作は、強烈なビートの音楽の中で、重要なストーリーが展開 離島で津波の被害を受けた離島の生き残りが、25年後に都会で遭遇し過去の犯罪を巡り暴力的に 原作どおりなのかもしれないが、終盤の15分間位は不要では… サッポロ黒生のアルミ缶がよく登場するので、これはプロダクト・プレイスメントか ロケは伊豆諸島の利島、川崎市、千葉県木更津市等で行われたようだ
・ビジランテ ⇒「SR サイタマノラッパー」(2009年)の入江悠監督がオリジナル脚本で、同じ埼玉県深谷市を舞台に繰り広げる政治家家系3兄弟のドロドロの関係を描く 大森南朋のどうしようもないぐうたらさが目立つ 本作では現地と横浜のヤクザ連中が多く登場するので、「SR サイタマノラッパー」に比べて時代の旧さを感じる 「ビジランテ」とはスペイン語起源の"vigilante"という語で、「自警団」という意味らしい ロケはほぼ深谷市で行われたが、所沢市議会本会議場や熊谷市のホテルも使われたようだ

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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