カテゴリー「映画(2017年)」の12件の記事

2017年4月20日 (木)

4月中旬(11日~20日)に観た劇場映画

4月中旬(11日~20日)は、10本の劇場映画を観ました。3月、4月と多数の作品が封切られたので、追い付くために平日2本に結構トライしました。

▼午後8時の訪問者(ベルギー・仏) ⇒ベルギーのダルデンヌ兄弟監督の作品 欧州の貧しい地域の開業医の苦悩と生きがいを描く 移民黒人の女の子、売春ブローカー、頻繁な往診、不正診断書を頼む男、離婚による母子家庭、多くの失業者等々、いろいろなトラブルに巻き込まれるが… 原題は"La fille inconnue"(仏)="The unknown girl"=「知らない女の子」
・サクラダリセット 前篇 ⇒青春SF小説の映画化らしい 3日前以内ならセットした日時にすべてを戻せる能力を持った男女の高校生 それ以外にもいろいろ超能力のルールがあって結構ややこしい タイミングとリセット後の展開によって思い通りにはならないようだ ロケ地は三重県四日市市、千葉ニュータウン、静岡県長泉町の鮎壺の滝あたりだったようだ
・ゴースト・イン・ザ・シェル ⇒原作コミックがあり、それを押井守監督がアニメ映画化した「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」(1995年)が日米で大ヒットした上での、ハリウッドでの実写映画化 ルパード・サンダース監督が日本アニメ愛で乗り切ったと思われる 一番の救いは主演のスカーレット・ヨハンソン 一児の母となった今もそのボディ・ラインは素晴らしい 彼女の美しい裸身を拝めたのは「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」(2014年)以来 そもそも彼女はまだ33歳ながら40本以上の映画作品に出演 また声優としても活躍し、今年のヒット・アニメ作品「SING シング」でもヤマアラシのアッシュ役として、ミュージカル仕込みの美声を聴かせている 監督の日本愛が過ぎたのだろうが、ビートたけしの起用は台詞が日本語なのにいただけなかった 時々英語のサブタイトルで意味を補ったくらい 原題も"Ghost in the Shell"
・ろくでなし ⇒渋谷でロケされたインディーズ作品を渋谷で観た 大西信満、渋川清彦、大和田獏等、普段渋い脇役たちの演技を前面に出したところは見物
・タレンタイム 優しい歌(マレーシア) ⇒珍しいマレーシア発の作品 マレーシアは多民族国家だが、民族間の軋轢が余り表面化しない国 国民の65%を占めるが低所得者の多いマレー人を優先するプミプトラ政策が効果を発揮しているためか 本作でも何となくその背景を漂わせている 作品内容は高校でのタレント発掘オーディション大会に至るまでの人間模様であり、言葉も文化も音楽もすべて見事に混ざり合っている 2009年に亡くなったマレーシア女性監督ヤスミン・アフマドの遺作長編映画らしい 原題も"Talentime"だが、"talent audition time"の合成語か

▼残されし大地(ベルギー) ⇒2011年3月の福島第一原発事故後も、故郷富岡町に住み続ける人々を追ったドキュメンタリー いろいろな事情が重なって、避難しなければいけない土地に残っていることを浮き彫りにする 土地を放棄するとどうなるか、まるで異世界のようになることがよく分かり、心が痛む 本作を撮影したベルギー人映画音響技師のジル・ローラン監督が、不幸なことに完成前の今年3月に母国首都ブリュッセルでテロに遭遇し死去 日本人妻や友人達が遺志を継いで本作を完成させたといういわく付き 原題は"La terre abandonne"(仏)="The land abandons"=「土地を放棄すること」か
・夜は短し歩けよ乙女 ⇒乙女に好意を寄せる内気な大学生の物語 彼はナカメ(なるべく彼女の目に留まる)作戦を実行 京都四条先斗町界隈での一夜の出来事が主体 森見登美彦著の同名原作小説(2007年)のアニメ映画化で、主演声優は星野源
▼ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(米・チリ・仏) ⇒1963年11月22日に米国テキサス州ダラスでジョン・F・ケネディ大統領が暗殺された直後から、大統領夫人・ファーストレディのジャッキーが葬儀の在り方、故大統領の歴史的評価、二人の遺児や引越しのこと等々について苦悩する様子を描く ワシントンD.C.の政治や街についてかなりの知識がないと、基本的な事柄や細々とした描写は分かりにくいだろう 筆者はたまたま当地で働いていたことがあったので、ジャッキーと周りの葛藤がよく理解できた 今から考えると、ダラス空港からなぜあのような防弾カバーのない無防備なオープンカーで行進したのか、的確な狙撃の腕を持った暗殺者、逮捕されたオズワルドが警察本部の中でルビーにピストルで至近距離から暗殺されたこと等々、謎ばかり… 公民権運動を支持したケネディ大統領は民主党出身だが、ジャッキーは奴隷解放を進めた共和党のリンカーン大統領をかなり尊敬・意識していたようだ 原題は単に"Jackie"
・グレート ウォール(中・米) ⇒中国資本の入ったハリウッド作品のため、完全に中国向けの内容 2008年北京五輪の演出も担当した中国のチャン・イーモウが監督で、マット・デイモンが製作にも係わり主演 欧州の元傭兵たちが火薬を求めて辿り着いた万里の長城で、士気が高く、統率のとれた中国軍の禁軍に出逢い、共に60年に一度現れる伝説の怪物・饕餮(とうてつ)の大群と戦う 大軍や大群を表現するVFXの出来は見物 原題は"The Great Wall"=「万里の長城」
・3月のライオン 前編 ⇒これも大ヒットコミックの映画化らしい 何でも真剣勝負の世界は厳しい 登場将棋棋士にはそれぞれ実在のモデル棋士がいるような気がする 本作には実力派の主役級男優が揃っている 特に染谷将太が特殊メイクで目立っている ロケは東京都中央区・文京区・新宿区を始めとして、埼玉県、兵庫県、岩手県、山形県等全国で行われたようだ

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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2017年4月10日 (月)

4月上旬(1日~10日)に観た劇場映画

4月上旬(1日~10日)は、8本の劇場映画を観ました。アカデミー賞候補作品等が多く上映されるようになり、最近は作品の質が持ち直してきたように思います。今回は少し評価が甘すぎたかもしれません。コストパフォーマンスのよい映画のブームはまだまだ健在です。

▼しゃぼん玉 ⇒乃南アサの同名小説の映画化 市原悦子が訳ありの若者を受け入れ、更生に持っていくまでの演技がとてもいい 宮崎県北西部にあり、隣の熊本県と接する椎葉村が舞台 地元の方言も駆使し、山奥の暮らし振りがよく分かる ロケも椎葉村と周りの市町村にて行われたようだ また映画「STAND BY ME ドラえもん」(2014年)の主題歌を歌った秦基博の唄もよかった
▼はじまりへの旅 ⇒これは米国西海岸カスケード山脈北端、ワシントン州とオレゴン州の州境あたりでヒッピー的な生活をしている家族の話 ヴィゴ・モーテンセンが父親役を熱演 社会と隔絶して自給自足で暮らす思想(ドイツ系に多いとも聞いたことがある)と関係ありそう 金がなくて方が、人間は幸せになれそうだ ガンジーなどインドの思想にも近いような気がする 母親の葬儀に参列するためにニューメキシコ州まで旅をするが、現代社会に初めて触れ合う6人の子供達がドタバタ喜劇を観せる 原題は" Captain Fantastic"で、敢えて和訳すれば「素敵家長」か
▼チア☆ダン 女子高生がチアダンで全米制覇しちゃったホントの話 ⇒冒頭チアリーダーとチアダンスが違うことを初めて知った 2009年3月に県立福井商業高校が全米チアダンス大会で優勝した実話(さらに3連覇している)を基にして製作された作品 高校名は福井中央高校と変えられているし、主なロケ地は昨年3月に閉校された新潟県立西川竹園高校の校舎らしい もっとも最後は米国カリフォルニア州のサンディエゴ州立大学アリーナまでロケ遠征 いわゆるスポコン的な作品だが、歌や音楽に合わせて4種類のダンスを踊るシーンは結構見応えがある
★パッセンジャー ⇒地球の危機は温暖化よりも小惑星衝突によりもたらされるらしい 宇宙の彼方にある地球に環境が良く似た惑星に、近い将来移住することありえるのかもしれない 本作はそんな将来を垣間見せてくれる 目的地は光速でも120年間冬眠しなければいけない星 原因不明のまま残り90年で目覚めてしまった男と、男が起こしてしまった女、そしてやはり原因不明で目覚めた一人の黒人クルー 主な登場人物は3人だが、宇宙船の頭脳、アンドロイドのバーテンなども登場し飽きさせない 2013年の作品「ゼロ・グラビティ」のように、VFXを駆使した宇宙船内外での無重力状態の表現は秀逸 特に、重力有り→無重力→重力有りの変遷、とりわけ水を使った表現は素晴らしい 原題は"Passengers"で複数だが邦題は単数 2009年日本公開の同名作品「パッセンジャーズ」と区別するためか
・ムーンライト ⇒何の唄かは分からないが、"Every nigger is a star"のフレーズが繰り返される音楽で導入部が始まる 米国フロリダ州マイアミの貧民街で一人の気弱な黒人少年が成長していく様を3部に分けて描く 日本と同じように、イジメ、母子家庭、ドラッグ、LGBT等の問題に直面するが、何とか生き延びる VFXは何も使われていないらしく、エンドロールがとても短いから、キャスト・スタッフの少ない低予算作品のようだ 原題も"Moonlight"=「月光」

★SING シング ⇒最初から最後まで歌とアニメキャラクターの踊りが素晴らしかった 米国の俳優達はミュージカル(舞台)にも出演していることが多いからか、皆歌が上手い 特に、ゾウのミーナとブタのロジータが優れていると思った 昨年の映画「ズートピア」でもそうだったが、米国作品は動物達を擬人化するのも上手い 時々AKB等を彷彿とさせるような5匹組が登場してきゃりーぱみゅぱみゅの歌を合唱するのは、そういうものが流行る日本への皮肉か羨望か 原題も"Sing"
・牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(台) ⇒台湾の故エドワード・ヤン監督が1991年に製作した、彼の最高傑作と言われる青春群像劇 昨年デジタルリマスターされたが、4時間版はやはり長い 不良のボスの女を巡る話らしいが、途中で話に付いていけなくなった 暗闇に懐中電灯を使って撮影した映像は面白い 原題も「牯嶺街少年殺人事件 A Brighter Summer Day」=「… もっと明るい夏の日」 「牯嶺街」はマンダリン(北京語)読みだと「グー・リン・ジェ」(それぞれ3・1・3声)になりそう
・T2トレインスポッティング(英) ⇒英国流ポップ音楽に乗って始まり、冒頭はなかなか快適に進行 しばらくすると展開がやや唐突・曖昧になり、前作を観ていなければ分かりにくいところも登場 その内に緊張の糸が切れた ユアン・マグレガーのみがやたらに若いような気がする 原題も"T2 Trainspotting"、無理して和訳すると「T2 列車目的地:人生の行く末」か

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2017年3月31日 (金)

3月下旬(21日~31日)に観た劇場映画

3月下旬(21日~31日)は、10本の劇場映画を観ました。単館上映でも優れた作品に出逢えました。

・アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発 ⇒社会性、集団性が必須な人間の弱さを証明した実験のドキュメンタリー 誰でもアイヒマンに、ゲシュタポになりうる 原題は"Experimenter"=「実験者}
★私は、ダニエル・ブレイク(英・仏・ベルギー) ⇒英国のケン・ローチ監督は素晴らしい 「ユリカゴから墓場まで」と言われた英国はどこに行ったのだろう 格差社会になってしまった英国で正義感の強い労働者が政府官僚の壁と闘う エンディングは予想どおり 本作でローチ監督は2016年・第69回カンヌ国際映画祭で2度目の最高賞パルムドールを受賞 原題も"I, Daniel Blake"
・アシュラ(韓) ⇒韓国作品では、政治家、官僚、特に検察・警察官僚をワイロにまみれた悪者と描くことが多い 本作でも一くせもふたくせもあるそういう奴らばかり 最後には誰もいなくなったが… 原題は"Asura: The City of Madness"=「アシュラ:狂気の街」
・サラエヴォの銃声(仏・ボスニア・ヘルツェゴビナ) ⇒美しいサラエヴォの街のホテルで繰り広げられる群像劇 しかし、何が起きているのか分からないままに緊張の糸を断たれた 原題は"Smrt u Sarajevu"(ボスニア、セルビア、クロアチア共通らしい)=「サラエヴォの死」
▼ヘッド・ショット(インドネシア) ⇒インドネシア製の渾身のバイオレンス・ファイト・アクション作品 日活が製作陣に入っている 中国風というか、古くはイタリア・ローマ風の格闘型が使われている 話が分かりやすいので気楽にアクションを楽しめる 原題も"Headshot"

▼大人の事情(伊) ⇒スマホはやはり危険物だ 個人の誰にも明かしたくない秘密が詰まっている 人間関係を破壊する凶器だ 秘密は守ろう、永遠の嘘をつこう 原題は"Perfetti sconosciuti"=「皆が全く知らない人物」か
・キングコング:髑髏島の巨神 ⇒VFXは秀逸だが、ストーリーがいまいち B級大作のようで、意識が薄れた エンドロール後のラストシーンは見逃した 原題は"Kong: Skull Island"=「コング:髑髏島」
▼ラビング 愛という名前のふたり(英・米) ⇒米国バージニア州の異人種間結婚禁止の法律と10年間にわたり闘ったカップルの話 ロバート・ケネディ司法長官時代の実話でもある 米国の話なのに英国製作陣が加わるとより緻密になる 原題も"Loving"
▼娘よ(パキスタン・米・ノルウェー) ⇒パキスタンの山岳地帯の美しい風景は見物 娘を政略結婚の道具にするのは時代錯誤 日本の戦国時代でもあるまい 母娘が逃げ切れたのは幸甚 原題は"Dukhtar"(言語不明)="Daughter"
・未来よ、こんにちは(仏・独) ⇒人生の後半において、重大なしかし起こるべくして起こる事柄を淡々として受け止め、前向きに生きていく主人公に共感 人生とはかくあるべきものか… 原題は"L'avenir"(仏)=「未来」

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2017年3月20日 (月)

3月中旬(11日~20日)に観た劇場映画

3月中旬(11日~20日)は、7本の劇場映画を観ました。最近は大変な映画ブームで映画会社に資金があるためか、作品が粗製濫造気味になってはいないでしょうか。以前ならボツになっていた企画も通っているような気がします。

・お嬢さん(韓) ⇒日本統治下の韓国で、朝鮮人ながら日本協力者で日本人になった裕福な家庭の財産を狙って詐欺をしかけるという話 韓国人俳優に日本語の台詞を頻繁に言わせたり、度々着物姿にもして、相当に日本での上映を意識しているようだ 女性2人のからみが結構あるので、成人指定になっている 原題は"Ah-ga-ssi"らしいが、これは何だろう
・雪女 ⇒小泉八雲の原作を杉野希妃監督が膨らませて映画化 最初は結構おどろおどろしかったが、段々薄れてきて緊張の糸が… 主演でもある杉野と青木崇高のラブシーンは見物 主演女優の胸は小振りか ロケはすべて監督の故郷・広島県らしい
・xXx(トリプルX) 再起動 ⇒ストーリーを追う必要がないので、安心して観られる 主演のビン・ディーゼルを中心としたアクションは進化の一途か これでもか、これでもかは観ていて楽しい まだ続編がありそう
・グリーンルーム ⇒B級ホラー作品だと思う まだ上映されている「ドント・ブリーズ」にも構成は似ているようだ それにしてもなぜこれ程までに映画ブームなのか 21時からの単館上映で狭めのホールに多数の観客が… 原題も"Green Room"
・ヨーヨー・マと旅するシルクロード ⇒ヨーヨー・マの奏でる心地よい音楽に浸って、真に良い気分に陥った 昔米国マサチューセッツ州タングルウッドで、目の前でチェロの無伴奏を演奏するヨーヨー・マを観たことを思い出した 原題は"The Music of Strangers"=「見知らぬ人々の音楽」か

・ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ ⇒テレクラのSNS化により、会話も写真もすべて記録され、場合によっては急速に拡散する時代 変わった裏の性的趣味を持つ人は選挙に出られないのだろうか 米国下院議員だったアンソニー・ウィーナーがこのようなスキャンダルで議員辞職し、2年後のニューヨーク市長選でも苦渋をなめるドキュメンタリー 原題も"Weiner"
▼哭声/コクソン(韓) ⇒韓国製ホラー作品 タイトルのとおり、全編韓国流(?)の泣きで貫きとおされている 韓国キリスト教に基づく悪魔と日本神道に基づく怨霊が相乗りしたようなものが登場し、宗教が入り混じった祈祷方法が描かれる 日本男優(国村準)を起用し日本語の台詞も入れて、本作も日本向けを意識か 原題は"The Wailing"で、和訳すると「慟哭、号泣」あたりか

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2017年3月10日 (金)

3月上旬(1日~10日)に観た劇場映画

3月上旬(1日~10日)は、11本の劇場映画を観ました。花粉症と闘いながらの10日間でした。

・クリミナル 2人の記憶を持つ男(英・米) ⇒主役のケビン・コスナーが、悪漢とクールなスパイを演じ分け良かった 心象風景もなかなか 原題は単に"Criminal"
・サバイバルファミリー ⇒電気の存在そのものがなくなったらと想像するのは恐ろしい 現代社会はいかに電気に頼っているものだろうか ところで電気がなくても蒸気機関車は動くのか さらに、動物の脳も身体も電気信号で動いていたのではなかったかな… 山口県でのロケが多かったようだ
・バンコクナイツ(日・仏・タイ・ラオス) ⇒人類最古のビジネス、「おしげり」を売ることが、未だにインドシナ半島ではこんなに盛んなのか… バンコクの夜の目くるめく映像から、タイの田舎の映像まで、なかなかのもの 「サウダージ」の空族・富田監督の作品 空族の作品は劇場公開だけで、DVDにはならないそうだ
・人類遺産(墺・独・スイス) ⇒少々期待外れか とにかく冒頭に福島第1原発事故後の避難地域らしき映像が延々と続く 原題は"Homo sapiens"=「ホモ・サピエンス」
▼雨の日は会えない 晴れの日は君を想う ⇒西川美和監督の作品「永い言い訳」に似ているらしい 本木雅弘主演のこの作品は見逃した 本作ではジェイク・ギレンホールの狂い方がいい その訳が何となく分かりそうになるにしたがって、最大の秘密が… 自動販売機の故障に関する苦情から新たな出会いが生まれる 原題は"Demolition"で、和訳は「解体」か

・素晴らしきかな、人生 ⇒ウィル・スミスが大成功した広告マンを演じる 彼は最愛の人とともに希望を失うが、友達等に支えられ復活する 原題は"Collateral Beauty"で、あえて和訳すると「代わりの美女達」か
・彼らが本気で編むときは、 ⇒女性監督らしい優しい映像 生田斗真が熱演・好演しているが、少々嵩が大きいか 日本でもLGBTがここまで進んでいるのだろうか ロケ地は多摩川沿いの稲城市、日野市、町田市あたりらしい
・ラ・ラ・ランド ⇒今年話題の米国ミュージカル作品 高速道路のセットを使った冒頭の歌とダンスは斬新 全体的にセットを使用した撮影で、昔のミュージカル映画の雰囲気が… ストーリー的に特別に感動するところがないのが、落涙した「レ・ミゼラブル」との違いか 原題も"La La Land"
・君と100回目の恋 ⇒最高に幸せな1年間を何度も繰り返したいというのは、誰しも願う夢・希望だろうか コクっても失敗する恐れががないので、自信を持って行動できる でも、100回は行き過ぎか 主役のmiwaより脇役の真野恵里菜の方がいい女に観える
・アサシン クリード(英・仏・米・香) ⇒スペインのアンダルシア地方で始まり、メキシコのバハカリフォルニア、テキサス州ハンツヴィル、そしてまたスペインに戻って、何が何だが分からないうちに沈没 原題は"Assassin's Creed"で、あえて和訳すると「殺し屋の信条」か

・一週間フレンズ。 ⇒記憶障害とそれを乗り越えるための交換日記をうまく組み合わせた筋立て 語る順が上手くないと何も面白くないだろう ハッピーエンドにしてしまったのは少しもったいないような気も… ロケ地は京王線沿線の多摩市、日野市、府中市のようだ 校舎内は足利市で撮影されたらしい

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2017年2月28日 (火)

2月下旬(21日~28日)に観た劇場映画

2月下旬(21日~28日)は、7本の劇場映画を観ました。結構、日・米製作以外の作品を観ていました。これで2月は30本を鑑賞しました。

・たかが世界の終わり(加・仏) ⇒仏語はよく分からないが、言葉に酔ってしまった 何で皆こんなに尖っているのだろう 俳優陣は仏の一流どころを揃えているが、台詞だけの舞台劇を映画にする必要はないのでは… 映画は歌、踊り、アクションが必要だと思う 原題は"Juste la fin du monde"(仏)="Just the end of the world"で邦題どおり
・エゴン・シーレ 死と乙女(墺・ルクセンブルグ) ⇒エゴン・シーレというオーストリアの画家は全く知らなかった やはりオーストリアの画家であるグスタフ・クリムトと親交があったようだ 第一次世界大戦前後に頭角を現したようだが28歳で早逝 妹、クリムトから紹介されたモデル、妻、妻の姉等々、女性に囲まれていたようだ 原題は"Egon Schiele: Tod und Madchen"(独)="Egon Schiele: Death and girl"で邦題どおり
・レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮(伊) ⇒天才レオナルド・ダ・ヴィンチの、世界に誇る作品を観ながらzzz… 原題は"Leonardo da Vinci - Il genio a Milano"(伊)="Leonardo da Vinci - The Genius in Milan"=「レオナルド・ダ・ヴィンチ - ミラノの天才」
・海は燃えている イタリア最南端の小さな島(伊・仏) ⇒イタリア最南端のランベドゥーサ島に押し寄せる、アフリカや中東からの大勢の難民と、なぜか平穏な島の人々の暮らしを紹介 2016年・第66回ベルリン国際映画祭の金熊賞受賞作 日本では難民問題を実感しにくいが、日本海経由の難民については考えておくべきだと思う 原題は"Fuocoammare"でよく分からないが、英題は"Fire at Sea"で邦題どおりか 
▼王様のためのホログラム ⇒トム・ハンクス主演ということだけで、筆者には好ましく思えてしまう 米国のビジネス・マンが、経済のグローバル化、そしてそれに伴う企業の栄枯盛衰に翻弄される姿を描く 大事な家族や家、車も消え失せ、新たな仕事で売り込みのためにサウジアラビアへ アラブの独特な文化、風習に戸惑いながらも前進、希望を与える 原題は"A Hologram for the King"で邦題どおり

・愚行録 ⇒薄幸な兄妹(妻夫木聡と満島ひかり)が、歴然とした出自の差、貧富の差にもまれながら生きていく 本音と建前が入り交じり、ループしながら進行 妹の学生生活が登場するが、多分慶応大学が意識されている ロケは武蔵大学で行われたようだ 直木賞候補小説の映画化
・サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ(西) ⇒スペイン・アンダルシア地方のサクロモンテ地区に住むロマ族のフラメンコのルーツに迫る 原題は"Sacromonte, los sabios de la tribu"(西)="Sacromonte, the sages of the tribe"=「サクロモンテ、部族の賢者」

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2017年2月20日 (月)

2月中旬(11日~20日)に観た劇場映画

2月中旬(11日~20日)は、12本の劇場映画を観ました。今月はややペースが上がっております。最近はロングランも結構あるので、つい観逃した作品もリカバリーすることができます。

★マリアンヌ ⇒第二次世界大戦中の北アフリカ・欧州でのスパイがらみのラブ・ストーリー  古典的な展開で、先は読めたが、涙腺刺激も含め充分に楽しめた 一つの大きな疑問は、英国で新生活をしているマリアンヌが娘を人質に脅迫された時に、なぜ亭主に相談しなかったのか… ドイツへの忠誠心がまだ残っていたのだろうか 仏女優のマリオン・コティヤールが一種妖艶なマリアンヌ役で熱演 モロッコの砂漠の荒漠たる風景も見事 筆者の大好きな「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキス監督も流石 原題は"Allied"=「同盟者」か
・相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断 ⇒相変わらずカッタルイ展開 TVの1時間ドラマものの方がスピード感があっていい 特に最後の取調室での10~20分間のシーンは不要では… 北九州市小倉北区の小文字通りに銀座のセットを造ってロケしたらしいことには注目
・タンジェリン ⇒アナモレンズ付きのスマホで全編撮影されたらしい LAのマイノリティの若者達の生態らしいが、これといったストーリーはない 原題も"Tangerine"だが、タンジェリンとは日本の温州ミカンと同じ種類の柑橘類
・変魚路 ⇒沖縄の作品 サンシンと唄と映像 何が何だか分からないままに時が過ぎた
・パリ、恋人たちの影(仏) ⇒白黒の作品  パリの下町を歩き回る場面が多い 男の浮気より女の浮気の方が重大なのかどうかは永遠のテーマ フランス女性は胸が小さめか… 原題は"L'ombre des femmes"(仏)="The shadow of women"=「女性の影、影の女性」

・シンクロナイザー SYNCHRONIZER ⇒新たな発想のサスペンス・ファンタジー インディーズ作品だが、展開に気をもたせるところはなかなか
★キセキ あの日のソビト ⇒「明日今日よりも好きになる…」で始まる歌詞の唄「キセキ」がどのようにして奇跡的に創られたかがよく分かった 小椋佳ではないが、本業と歌手という二足のワラジは大変だろう 兄弟愛や親子愛も詰まっている モデルのGReeeeNは確か福島県出身だと思ったが、本作では神奈川県あたりの出身と設定しロケしている 出演者は皆歌も上手い
・ホワイトリリー ⇒日活ロマンポルノ復活作品 同性愛も交えながら、一番ロマンポルノらしかったかなという感じ
▼恋妻家宮本 ⇒世間の評判はいまひとつのようだったが、ドラマとしては楽しめた 子供が家から独立した後の夫婦の形、関係がどうあるべきかを問いかける秀作 ロケは千葉県と茨城県が中心らしい auとデニーズがプロダクトプレイスメントで協力か
▼ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男 ⇒米国南北戦争中に、ミシシッピ州南部で富裕な農場主等に虐げられた貧民や黒人奴隷が集まって、ニュートン・ナイトというリーダーの下でジョーンズ自由州を旗揚げしたことは知らなかった 原題は"Free State of Jones"=「ジョーンズ自由州」

・ナイスガイズ! ⇒ラッセル・クロウやライアン・ゴズリングが出演しているから、それなりの作品かと思ったら、B級コメディ風だった 原題も"The Nice Guys"
・僕らのごはんは明日で待ってる ⇒原作青春恋愛小説の映画化 ロングランになっているので、観ることができた 恋愛と病気の組合せという永遠の重いテーマ ただし、タイトルの意味がよく分からない ロケは国立市、川口市、越谷市等で行われた模様 ケンタッキー・フライドチキンがプロダクトプレイスメントで協力か

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2017年2月10日 (金)

2月上旬(1日~10日)に観た劇場映画

2月上旬(1日~10日)は、11本の劇場映画を観ました。寒さに負けずに、やや頑張りました。

・ショコラ 君がいて、僕がいる(仏) ⇒フランス初代の黒人芸人ショコラの活躍、人種差別被害、挫折、再起を、彼を終始支えた白人芸人フティットとともに描く 原題も"Chocolat"(仏)="Chocolate"で、チョコレートを芸名に使用したことから
・アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(独) ⇒1950年代後半に西独フランクフルトで、ナチス最重要戦犯アドルフ・アイヒマン逮捕に奮闘した、ユダヤ系検事長のフリッツ・バウアーに焦点を当てる 当時の州政府や検察庁にはナチスの残党が多く残っており、彼ら自身の身の保全のためにもバウアーの邪魔をする 原題は="Der Staat gegen Fritz Bauer"(独)="The state against Fritz Bauer"=「フリッツ・バウアー対州政府」
・マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ ⇒ニューヨークのセントラル・パークとコロンビア大学とアパート室内が主な舞台 会話が一つの魅力でもあるので、舞台劇のよう "panty melter"という言葉を初めて聴いた 原題も"Maggie's Plan"
・破門  ふたりのヤクビョーガミ ⇒「後妻業の女」に続く黒川博行氏の小説「破門」(2014年第151回直木賞受賞)の映画化 大阪弁でおもろい遣り取りは笑える もう少しヒネリがあれば…
★ドクター・ストレンジ ⇒マーベル・コミックとディズニーは新たな劇画風アクション映画シリーズを手に入れたようだ ベネディクト・カンパーバッチを主役に起用しただけあって、ER(救急救命室)風なドラマ性も充分あり、またお笑いのセンスも取り入れている 上下左右が入れ替わり、建物の壁がローラーのように回転するVFXアクションも見物 原題も"Doctor Strange"

・マグニフィセント・セブン ⇒黒沢明監督の「七人の侍」そしてそのリメイク「荒野の七人」を基にした西部劇なので安心して観られた とはいえ終盤はガトリング砲まで登場して、皆撃ちまくりなので何が何だか… 原題も"The Magnificent Seven"
・ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち ⇒ティム・バートン監督が原作ファンタジー小説を映画化 やはりVFXを駆使し、不思議な作品になっている 原題は"Miss Peregrine's Home for Peculiar Children"=「奇妙な子供達のためのミス・ペレグリン(隼)の家」
・沈黙 サイレンス ⇒マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の小説「沈黙」を足かけ29年をかけて映画化 人間はずいぶんと酷い拷問をするものだ 殉教もいいがやはり基本は生き延びることだと思う 長崎県が舞台だが、ロケ地は台湾の東海岸の花蓮県 2時間40分を超える長尺で、原題も"Silence"
・新宿スワンⅡ ⇒園子温監督による「新宿スワン」の続編だが、監督のどうしようもない過激さが少し薄れたような気がした
・僕と世界の方程式(英) ⇒天才はすべてアスペルガーや統合失調症なのか 服用した薬のせいでzzz… 原題は"A Brilliant Young Mind"=「輝かしい若者の精神」か

・太陽の下で  真実の北朝鮮(チェコ・露・独・ラトビア・北朝鮮) ⇒危険を冒して隠し撮りフィルムを北朝鮮国外に持ち出したらしいが、その割には感動を呼ばない 逆にピョンヤン(平壌)で暮らしている人々は幸せそうに観え、北朝鮮の狙いどおりではないのか 幼少からの反日教育は物凄い 朝鮮半島の不幸は全部日本人とその朝鮮人協力者のせいになっている 金日成は(対日戦争はしていないはずなのに)戦って日本人を追い出したことになっている 現在の敵は米国と南朝鮮(韓国) それからよく大規模なマスゲームやダンスショーを実施するためか、子供達へのダンス教育にも特別に熱心なようだ 原題も"V paprscich slunce"(チェコ)="Under the sun"

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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2017年1月31日 (火)

1月下旬(21日~31日)に観た劇場映画

1月下旬(21日~31日)は、8本の劇場映画を観ました。今年はなかなかペースが上がりません。

・アラビアの女王 愛と宿命の日々(米・モロッコ) ⇒アラビア半島の何もない砂漠の風景は美しいが苛酷 英国女性ガートルード・ベルの半生を描くが、1900年前半のアラブには古き良き伝統と秩序があったらしい 今は様変わりか 原題は"Queen of the Desert"=「砂漠の女王」
▼ザ・コンサルタント ⇒米国のクライム・サスペンス・アクション作品は質が高い 沢山の伏線が敷かれ、後半徐々に種明かしされていくのは見事 「アルゴ」のベン・アフレックと「ピッチ・パーフェクト」の小柄なアナ・ケンドリックスが共演 原題は"The Accountant"=「会計士」なのだが…
・本能寺ホテル ⇒京都を舞台にした映像は綺麗 最近は京都フリークになった筆者にはありがたい もう少しヒネリがほしいような気もした
・この世界の片隅に ⇒同名コミックの映画化 無意味な戦争は無用ということを再認識 戦前の日本では戦地に行って戦死することを余りに美化したため、銃後の人々(特に女性)は悲惨な目に遭った 特に広島は無慈悲な原爆の被害を受けた クラウド・ファンディングにより製作されたため、エンドロールには協力者の名前が延々と 昨年11月12日公開だが、当初は上映館が少なく混んでいたためロングラン3ヶ月目に入って初めて鑑賞
▼スノーデン ⇒2013年に米国NSA(国家安全保障局)のインターネット等を介した国際的・世界的な諜報・監視活動を告発したエドワード・スノーデンの半生の伝記的作品 NSAは外国人のみならず自国米国市民の監視も行っていて大問題となった 米国政府に何かと批判的なオリバー・ストーン監督が製作 昨年上映されたドキュメンタリー作品「シチズンフォー スノーデンの暴露」(米・独)よりも分かりやすかった 原題も"Snowden"

・エリザのために(ルーマニア・仏・ベルギー) ⇒娘エリザが英国の大学に留学して学位を取得することを望み、父親が娘を説得し、悩み、行動する様を描く 併せて民主化後のルーマニア社会の現状を垣間見せる 昨年の第69回カンヌ国際映画祭監督賞受賞作らしい 原題は、"Bacalaureat"="Baccalaureate"=「学士の称号」で、作品のモチーフからはこの方が分かりやすいのでは
・ANTIPORNO アンチポルノ ⇒園子温監督による日活ロマンポルノ復活版 園監督らしいアナーキーというか不条理というか、理解しがたい感じ 劇中劇も随所に配し、監督らしい展開 「女性は自由の奴隷になっている」とか「男性社会で女性は自由を謳歌できていない」とかいう台詞があるが、自覚の問題のような気もする
★未来を花束にして(英) ⇒英国のドキュメンタリー風作品は出来がいいものが多い 本作品は婦人参政権がテーマであり、主要製作陣はすべて女性のようだ 1912年のロンドンで婦人参政権獲得運動が過去50年間の平和的な活動から過激な活動へ転換した様子を描く 一人の女性の命を懸けた行動により当時の国王ジョージ5世にまで訴えが届く(驚愕と涙) 日本の沢山の女性に観てほしいし、獲得した参政権はもっと活用してほしいと思う 原題は"Suffragette"=「婦人参政権論者」

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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2017年1月20日 (金)

1月中旬(11日~20日)に観た劇場映画

1月中旬(11日~20日)は、新年会の合間を縫いながら8本の劇場映画を観ました。戦争や人生の諸問題、生きていくのは大変だなとい気がしました。

▼アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(英) ⇒英国作品なので余り宣伝されなかった 一昨年同様のテーマの米国作品「ドローン・オブ・ウォー」を観たが、それと同様の衝撃を受けた 今回は敵の室内に侵入して室内の映像を提供する虫のように小さな偵察機(ドローン)も登場 米国の砂漠のコンテナから衛星を介して、映像を見ながら無人攻撃機プディターをコントロールする軍人達、それに情報提供・指揮する英国にいる諜報機関幹部、最終決定を下す英国の大臣達、そして現地の諜報員(スパイ)、それぞれの視点が描かれる 現場の人間は無辜の人々を救おうとするが、後方の幹部達は少々の犠牲はかまわず甚大な被害を食い止めようとする しかし、この攻撃ツールがテロリストの手に渡ったらどうなるのだろうか 首相官邸もホワイト・ハウスも標的になりかねない 原題も"Eye in the Sky"
・バイオハザード ザ・ファイナル ⇒テレビ・ゲームからの派生作品らしく、最初から最後までゲームをやっているようだった 製作費は莫大なのだろうが、やや退屈 求めるのが無理かもしれないが、何の知見もない 原題はいつものとおり"Resident Evil: The Final Chapter"
▼The NET 網に囚われた男(韓) ⇒韓国のキム・ギドク監督のオリジナル作品 韓国の現状がよく分かる とにかく何でも二つに区分したがるようだ 親北朝鮮(脱 北スパイも含む)か反北朝鮮(脱北転向も含む)、左派か右派、反米か親米、反日か親日等々 前者の勢力はすべて北朝鮮がリモコンしているという噂も 当面反日はなくならないか… 原題も"The Net"
・牝猫たち ⇒日活ロマンポルノ復活作 池袋のテラクラで働く女性達を描く いろいろな事情でそうなったのだろうが、フリーターや人妻や子持ち(母子家庭)が登場 笑いが少なくないのが救い
・皆さま、ごきげんよう(仏・ジョージア) ⇒冒頭の「街中で編物をしながら見物する女性達の前で、貴族の首がギロチンで落とされ、その首を少女がエプロンに包んで持ち帰る」シーンに度肝を抜かれた しかし、続くパリの街で繰り広げ らる群像劇は、頭の悪い筆者にはよく分からなかった 原題は"Chant d'hiver" (仏)="Winter Song"=「冬の歌」

▼幸せなひとりぼっち(スウェーデン) ⇒スウェーデンの頑固親父の話かと思って観ていたら、だんだん様相が変わってきた 家族(妻)のために一所懸命に尽 くし、社会の差別と戦ってきた熱血漢の話だった 原題は"En man som heter Ove"(スウェーデン)="A man named Ove"=「オーベという名の男」
・ザ・スクワッド(仏・英) ⇒老けたジャン・レノが主役刑事 ギャング達ととにかくドンパチ ただ見ている分には面白い 原題は"Antigang"=「アンチギャン グ、暴対」
・ネオン・デーモン(仏・米・デンマーク) ⇒バストの小さい、スレンダーな若 い女性が多数登場 嫉妬渦巻くファッション・モデルの世界を描いている 正直観ているだけという感じ 原題は"The Neon Demon"=「ネオンの悪魔」

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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