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2018年1月 1日 (月)

12月下旬(21日~31日)に観た劇場映画

12月下旬(21日~31日)は、12本の劇場映画を観ました。年末はやはりいろいろ忙しいですね。2017年最後の報告なので大盤振舞いになりました。

・フラットライナーズ ⇒1990年製作の同名米国作品のリメイクらしい 7分以内の心停止・臨死状態を若い医学生達が次々と体験し、それに伴い起こる恐ろしい出来事を描く 米国作品だが、カナダのトロントでロケ 原題も"Flatliners"だが、意味は多分「心停止の患者」
▼オレの獲物はビンラディン ⇒ニコラス・ケイジが演じるのは、愛国心が旺盛で、思い込みが超強く、猪突猛進な実在の米国人・ゲイリー・フォークナー 2001年の9.11同時多発テロの首謀者とされるオサマ・ビンラディンを捕まえるためにパキスタンまで独力で辿り着く、奇想天外のコメディ 原題は"Army of One"=「一人軍隊」か
▼カンフー・ヨガ(中・印) ⇒ジャッキー・チェンのカンフー・アクションとインド映画のヨガ・ダンス・アクションが融合 中・印を合計した観客市場規模は莫大 カンフー・アクションに、ヨガ・アクション、ドバイを貸切った超高級車によるカー・チェイス、実物のトラやゾウの登場、インド流の統一された集団ダンス、北京郊外のインド僧院巨大セットなどサービス満点 原題も「功夫瑜伽 Kung Fu Yoga」
▼ダンシング・ベートーヴェン(スイス・西) ⇒フランスの天才バレエ振付師故モーリス・ベジャールの代表作「(ベートーヴェン)第9交響曲」を、スイス・ローザンヌにあるぺジャール・バレエ団と東京バレエ団がイスラエル・フィルハーモニー交響楽団とともに2014年に東京で再演するまでを追ったドキュメンタリー 厳しいレッスンとソリストの選択、そしてリハーサルを経て到達する本番は素晴らしい 原題は"Beethoven par Béjart"(仏)="Beethoven by Béjart"=「ベジャールによるベートーヴェン」
▼勝手にふるえてろ ⇒芥川賞作家綿矢りさの同名小説の実写映画化 ぶっ飛んだ女性の独白(モノローグ)は、原作がそうなのだろうが、とても面白い SNSを活用した話の展開等今の時代にマッチ 主演の松岡茉優は「ちはやふる」の時とは全く違った喜劇役者の顔を見せた ロケ地は千葉県の木更津市立太田中学校と船橋日大前駅、東京都の町田駅南口付近のラブホ街と江東区有明のマンション「オリゾンマーレ」などらしい

・女の一生(仏) ⇒ご存じフランスの文豪ギイ・ド・モーパッサンの同名名作小説(1883年)の何度目かの実写映画化 日本では明治初期のフランス、貴族の家系の話だが、親が決めた結婚、夫の度重なる不倫、子供の強烈な脛かじり、貴族の没落等々、現代にも通じる物事も多い 原題は原作と同じ"Une vie"で、厳密には「ある人生」か
▼ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(チェコ・英・米) ⇒ホロコーストからユダヤ人を救った実話はまだまだ掘り起こされるのではないか 1939年からワルシャワの動物園で300人ものユダヤ人を地下室に匿い、ドイツ軍から守り抜いた実話 地下活動に重点を置く動物園長ヤンに代わり妻のアントニーナが孤軍奮闘 主役のジェシカ・シャスティンは製作陣にも加わった 原題は"The Zookeeper's Wife"=「動物園長の妻」か
▼否定と肯定(英・米) ⇒ホロコーストを否定する英国人歴史学者から英国で名誉棄損を提訴された裁判を、被告側の米国人女性歴史学者が英国人大弁護団を編成してホロコーストの実在を立証する裁判劇 これも実話に基づいており、英国では名誉棄損裁判は被告側に立証責任があるらしい 日本では原告側にあるとのこと 原題は"Denial"=「否定、拒否、否認」
▼MR. LONG ミスター・ロン(日・香・台・独) ⇒超絶技巧のナイフ格闘アクションが売り 監督が日本で、主役が台湾、そしてポスプロがドイツ 日本語の分からない台湾人と日本人との人情ものでもある ロケ地は主に栃木県足利市 足利をロケに使う作品は増えている
★花筐 HANAGATAMI ⇒単館上映ではあるが、いろいろな意味で話題の多い作品 大林宣彦監督が肺ガンで余命半年の宣言を受けながら製作した3時間弱の長尺 監督が40数年前に最初の作品として書き下ろしていた脚本の映画化 檀一雄の同名短編小説(1936年)が原作 三島由紀夫が同作も収録した短編集「花筐」(1937年)を読んで小説家を志したとか言われる 出来上がった作品は幻想的で色彩豊か 桜の花吹雪で始まり、蛍が飛交い、唐津くんちの赤、そして最後は雪になる 「この空の花」「野のなななのか」に続く戦争(反戦)3部作 ロケはほぼ佐賀県唐津市で行われ、唐津くんちが全面協力した模様 なお、「花筐」は能の演目でもある

▼未成年だけどコドモじゃない ⇒本作も水波風南による同名コミックの実写映画化 筆者とは年代が違いすぎるかと心配したが、作品は極めてドタバタ喜劇で面白かった ロケ地は、学校が東京渋谷の実践女子大キャンパス、その他埼玉の駿河台大学サッカー場と県営みさと公園、そして東京の日の出桟橋や神奈川の江の島などらしい
・二十六夜待ち ⇒震災後何もかも失った東北を舞台にしたラブストーリー 長いラブシーンがあったらしいが、残念ながら見逃した ロケ地は福島県いわき市が主体で、他に神奈川県相模原市や東京都台東区・江東区

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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