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2018年1月の4件の記事

2018年1月21日 (日)

1月中旬(11日~20日)に観た劇場映画

1月中旬(11日~20日)は、10本の劇場映画を観ました。長野県の野沢温泉スキー場に行って参りましたのでレポートが遅くなりました。

・ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(仏・独) ⇒リュック・ベッソンが原案・脚本・製作を兼ねたアクション作品 米国海軍の特殊部隊ネイビーシールズが陸上、空中そして水中で大暴れする 米国海軍の話を仏・独が映画化するのは不思議な感じ 回収した金塊の分配方法はヨーロッパ式か 撮影はセットや実物をなるべく使い、ドイツ、クロアチア、マルタそしてフランスの4ヶ国にまたがって行われたようだ 原題は"Renegades"=「(内なる)反逆者」か
・戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(中) ⇒サッカー選手のキング・カズこと三浦知良によく似た、中国の人気アクション俳優ウー・ジンが監督・主演を兼ねた戦争アクション作品 アフリカの内戦地帯から中国人や現地の民間人を救う雄大な話だが、余りにも中国、中国で国威発揚映画のよう 原題は「戦狼2 Wolf Warrior II」=「戦狼2 狼戦士2」か 「戦狼1」があったらしいが、日本未公開
・目撃者 闇の中の瞳(台) ⇒台湾のサスペンス作品 9年間の時間の流れ、加害者と被害者の込み入った関係性、いろいろなどんでん返しなど、1回の鑑賞では理解しきれないと思う 原題は「目撃者 Who Killed Cock Robin」=「目撃者 誰がコック・ロビンを殺したか」
▼5パーセントの奇跡 瞳から始まる素敵な人生(独) ⇒スリランカ系ドイツ人のサリーが95%の視力を失いながらも、親友の力を大いに借りて、一流ホテルのレストラン・スタッフの試験に合格するまでを描く 盲目を隠して付き合っていた一児の母である恋人、特別に厳しい試験官、そして同僚たちも最後には一つのチームのようになることに感動 原題は"Mein Blind Date mit dem Leben"(独)="My blind date with life"=「人生をかけた私の盲目デート」か
▼愛の病 ⇒2002年に和歌山で発生した「出会い系サイト強盗殺人事件」を基に製作された作品と聞いて驚いた 官能と狂気の女性がダメ男を操るサスペンス作品 終映後のトークショーに登場した女優が「本作品は女性には理解できる 最低なクズに対してはお姉ちゃんの気持ちになる」と話したのにまたビックリ

・ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(独・ベルギー) ⇒ベルギーのアントワープ出身のファッション・デザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンを追ったドキュメンタリー 最近は美を追求するファッション関係のドキュメンタリーが増えている ドリスはは女性・男性両者のためのファッションを考案し、年4回のコレクションを開催 庭も花も野菜も愛し、これも美の一環か 原題は単に"Dries"=「ドリス」
・伊藤くん A to E ⇒柚木麻子の同名連作短編集を、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の廣木隆一監督が映画化 作品自体はぶっ飛んでいて、すれ違いの会話や行動、意図しない相手への攻撃等面白い しかし、こんなに乾いた、相手の心に響かない台詞が現代的なのだろうか ロケ地は東京の渋谷、芝浦、新小金井、四谷、そして神奈川の川崎等らしいが、オフィス・シーンは東京丸の内・安田生命ビルにあるCBRE(株)の事務所のようだ CBREは、筆者も現役時代にお世話になった不動産コンサルティング会社
・悪と仮面のルール ⇒芥川賞作家・中村文則の同名サスペンス小説の映画化 米国流のフィルム・ノワールになっているのだと思うが、話がやや込み入っており、長尺なので疲れた ロケ地は東京23区内の品川、汐留、門前仲町、池袋等のあたりらしい
★ピンカートンに会いにいく ⇒31歳広島県出身の坂下雄一郎監督のオリジナル脚本による商業映画3作目 まるで実話のような作品だが、かなりのユーモアが盛り込んであり、堅苦しくなくとても面白い喜劇 コメディ映画製作の分野における、坂下監督の今後の活躍を期待 基本的には、志途中で挫折した10代アイドル・グループが20年後に再結成しようとする話 アイドル時代の仲間内の話題・仲間割れ、芸能事務所の扱い・態度、アイドルの熱狂的ファンの想い、アイドル引退後の生活実態等々、喜劇タッチで引き込まれる ロケ地は国立市、立川市及び小平市の東京西部多摩地区と23区内等 劇場シーンはどうやら筆者の住んでいる小平市のルネこだいら(市民ホール)が使われたようだ
▼星くず兄弟の新たな伝説 ⇒1985年に監督・手塚眞、原案・近田春夫により製作された「星くず兄弟の伝説」の30年振りの続編 前作の2人の主人公達自身が老けた姿で登場するが、若返り施術により若い2人組に生まれ変わり、今度は月の世界に移動しロック・スターを目指す 歌手や俳優の大御所が多数登場し、面白いロック・ミュージカル・コメディになっている

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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2018年1月11日 (木)

1月上旬(1日~10日)に観た劇場映画

1月上旬(1日~10日)は、12本の劇場映画を観ました。単館上映作品やB級的作品にも足を運びました。

・8年越しの花嫁 奇跡の実話 ⇒初めて知ったが、抗NMDA受容体抗体脳炎(Anti-NMDA receptor encephalitis)という病気があり、これに罹患した女性の実話を基にした作品 卵巣の奇形腫などに関連して発症することが多く、したがって女性に多い病気のようだ 本作でも卵巣摘出に関するくだりがある 本症では昏睡状態に陥る前に、目まい、物忘れ、麻痺、痙攣発作などが発生し、そして興奮、幻覚、妄想などいわゆる統合失調症様症状も通常出現 本作では余りそういう症状がなかったようだが、後述する「彼女が目覚めるその日まで」にはその様子が詳しく描かれている 自然治癒することも多く、よって「エクソシスト」(1973)の少女のようにいわゆる悪魔憑きと考えられていたものも多いらしい いずれにしても昏睡中の彼女に8年間も寄り添った男性(多分一種の習慣・生甲斐になったのかもしれないが)を讃えよう ロケは、実話の場所にちなんで、岡山市、倉敷市を主体とした岡山県 ヒロインの母親が薬師丸ひろ子で、久々に演技を拝見したが結構良かった
▼バーフバリ 王の凱旋(印) ⇒古代インドの神話的叙事詩「マハーバーラタ」を基に製作された「バーフバリ 伝説誕生」(2015)の続編で完結編 日本の飛鳥時代を思わせるような王位を巡る争い、そして民衆の支持・支援や周辺の小国との連携を大仕掛けで観せる 2時間半近くの長尺ながら、VFXを駆使したアクション・シーン、そして音楽・ダンス・シーンは飽きさせない 原題は"Baahubali 2: The Conclusion"=「バーフバリ2: 完結編」か
・52Hzのラヴソング(台) ⇒台北を舞台にした、全編歌中心のミュージカル作品 ヴァレンタイン・デイに起きる様々な恋愛模様を17曲のオリジナル・ソングで展開 監督はセデック・バレ」2部作(2011)のウェイ・ダーション 原題は"52Hz, I Love You"=「52ヘルツ、愛してる」だが、52ヘルツの意味は不明
・マロノ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(英) ⇒映画、特にドキュメンタリー作品を観ていると勉強になることが多い マノロ・ブラニクというピン・ヒールのハイヒール靴のブランドは知らなかった 世界中の女性から絶賛されているらしい スペインのカナリア諸島で生まれたマノロは、現在主としてロンドンに住みながらも、未だにイタリア・ミラノの工房で自ら靴をデザインし製作しているようだ
・スター・ウォーズ 最後のジェダイ ⇒スター・ウォーズ・ファンには申し訳ないが、今回もスクリーンを凝視していた割にはピンと来なかった ジェダイ、フォース、ダーク・サイドなどがキー・ワードらしいが、これらがまだよく分からない 冒頭の遠くに流れて行くテロップの最後に"Star Wars VIII"とあったが、これは何か 原題も"Star Wars: The Last Jedi"で邦題どおり

・キングスマン ゴールデン・サークル(英) ⇒英国製スパイ・アクション映画「キングスマン」(2014)の続編 冷戦が終了して、敵方が麻薬密売組織やテロ集団だと、何かはっきりしなくてしっくりこない 小物を含めたアクションは頑張ってはいるが… 原題も"Kingsman: The Golden Circle"で邦題どおり
▼レディ・ガイ ⇒単館上映作品だが、クライム・アクション映画好きな筆者にはかなり面白かった 現実には相当に無理があるだろうが、復讐のために凄腕殺し屋(男)を性転換手術を施して女にするという前提が想像を絶する 2年間の復讐劇を描いているが、手術を施した女医に対する尋問、女になった殺し屋の独白ビデオなどを使い、時間を前後させて話は進む 原題は"The Assignment"=「宿題、課題」か
・嘘八百 ⇒骨董品取引の業界が本当にこんなものかもしれないと誤解させるような喜劇作品 千利休の茶碗を巡り、騙し騙され、悪知恵の限りを尽くした攻防が見物 千利休にまつわる話なので、ロケ地は大阪府堺市内各地で、他に神戸空港など
・彼女が目覚めるその日まで(加・アイルランド) ⇒上記「8年越しの花嫁 奇跡の実話」で述べた抗NMDA受容体抗体脳炎に罹患した、米国ニューヨーク・ポスト紙の若手女性記者スザンナ・キャラハンの闘病記「記憶から抜け落ちた謎と錯乱の一カ月」が原作 彼女は2009年、24歳のときに原因不明の神経疾患に罹ったが、割と短期間で回復し、7ヶ月後には職場復帰を果たした 本作では実名で登場し、「エクソシスト」の悪魔憑きのような症状を呈し錯乱した様子が詳しく描かれている スザンナ本人の協力を得て、女優のシャーリーズ・セロンが製作に取り掛かり、クロエ・グロース・モリッツを主役に起用 原題は"Brain on Fire"で、あえて和訳すれば「火が点いたような脳」か
▼ルージュの手紙(仏) ⇒フランスの二人の大女優カトリーヌ・ドヌーブとカトリーヌ・フロが共演 マルタン・プロヴォ監督が自身誕生の時に当時の助産婦から輸血も受けて助けられたことから、主役クレールの職業を助産婦としたらしい 監督誕生時の本エピソードも本作に盛り込まれている パリ郊外の街で生真面目に働く助産婦のもとに突然現れた継母とのギクシャクした関係が、家庭菜園で出会ったトラック運転手や息子たちとの交流により変化していく様子を描く フランスのごく普通の家庭の話を淡々と語っているようにも思えるが… 本作も単館上映 原題は"Sage-Femme"(仏)="Midwife"=「助産婦、助産師」

・新世紀、パリ・オペラ座(仏・スイス) ⇒パリ・オペラ座の舞台裏を紹介したドキュメンタリー オペラとバレエの厳しい選別と鍛練が描かれ、パリ同時多発テロ後の音楽監督、バレエ団芸術監督、事務局などの苦悩もあらわに 原題は単に"L'Opéra"="The Opera"=「オペラ」
▼謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス(西・仏・蘭・スイス) ⇒15世紀ルネッサンス期のオランダの画家ヒエロニムス・ボスのことは余り知らなかった スペイン・マドリードにあるプラド美術館に展示されている彼の作品の三連祭壇画「快楽の園」だけをテーマに1本のドキュメンタリー映画が製作されたことは驚き この絵は向かって左側が人類の誕生、中央が現世の快楽、右側が天国と地獄を描いていると思われる 一つひとつの要素は非常に詳細で、何を表しているのかは鑑賞者の主観に委ねられており、また人々の間での議論の対象にもなったらしい 本作も単館上映 原題は"El Bosco. El jardin de los suenos"(西)="The Bosch. The garden of Dreams"=「ボスの絵画・快楽の園」

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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2018年1月 1日 (月)

新年のご挨拶(2017年に鑑賞し、これはと感じた劇場映画作品)

戊戌(つちのえいぬ/ぼじゅつ) 平和、安寧 幸福を

よき新春をお迎えのことと存じます
本年もよろしくお願い申し上げます

2017年は、絶好調な日本経済を背景に、選挙・パンダ・大相撲の一年でした
一方、海外では、北朝鮮の核・ミサイル開発や各地でのテロ発生など、なかなか解決が難しい問題が山積みです

昨年は373本の劇場映画作品を鑑賞しました 各月独善でこれはと感じた作品を以下にご紹介いたします

1月…未来を花束にして(英):命を懸けた女性参政権獲得運動
2月…マリアンヌ(米):冒頭の沙漠シーンが圧倒的なスパイ映画
3月…私はダニエル・ブレイク(英・仏・ベルギー):貧富格差に的

4月…パッセンジャー(米):リアリティーあふれる地球外移住計画
5月…美女と野獣(米):ディズニーの実力を誇示した実写作品
6月…おじいちゃんはデブゴン(中・香):カンフーの底力を発揮

7月…犯人は生首に訊け(韓):抜群に面白いサイコ・サスペンス
8月…獣道(日・英):暴力満載の超マニアック・ドタバタ喜劇怪作
9月…笑う故郷(アルゼンチン・西):ノーベル賞作家の母国惨劇

10月…ドリーム(米):黒人・女性の2つの壁を破る女性達の物語
11月…ゲット・アウト(米):米国潜在力発揮のホラー・サスペンス
12月…花筐 HANAGATAMI(日):大林監督40数年来の力作

皆様方にとって、輝かしい新年となるようお祈り申し上げます

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12月下旬(21日~31日)に観た劇場映画

12月下旬(21日~31日)は、12本の劇場映画を観ました。年末はやはりいろいろ忙しいですね。2017年最後の報告なので大盤振舞いになりました。

・フラットライナーズ ⇒1990年製作の同名米国作品のリメイクらしい 7分以内の心停止・臨死状態を若い医学生達が次々と体験し、それに伴い起こる恐ろしい出来事を描く 米国作品だが、カナダのトロントでロケ 原題も"Flatliners"だが、意味は多分「心停止の患者」
▼オレの獲物はビンラディン ⇒ニコラス・ケイジが演じるのは、愛国心が旺盛で、思い込みが超強く、猪突猛進な実在の米国人・ゲイリー・フォークナー 2001年の9.11同時多発テロの首謀者とされるオサマ・ビンラディンを捕まえるためにパキスタンまで独力で辿り着く、奇想天外のコメディ 原題は"Army of One"=「一人軍隊」か
▼カンフー・ヨガ(中・印) ⇒ジャッキー・チェンのカンフー・アクションとインド映画のヨガ・ダンス・アクションが融合 中・印を合計した観客市場規模は莫大 カンフー・アクションに、ヨガ・アクション、ドバイを貸切った超高級車によるカー・チェイス、実物のトラやゾウの登場、インド流の統一された集団ダンス、北京郊外のインド僧院巨大セットなどサービス満点 原題も「功夫瑜伽 Kung Fu Yoga」
▼ダンシング・ベートーヴェン(スイス・西) ⇒フランスの天才バレエ振付師故モーリス・ベジャールの代表作「(ベートーヴェン)第9交響曲」を、スイス・ローザンヌにあるぺジャール・バレエ団と東京バレエ団がイスラエル・フィルハーモニー交響楽団とともに2014年に東京で再演するまでを追ったドキュメンタリー 厳しいレッスンとソリストの選択、そしてリハーサルを経て到達する本番は素晴らしい 原題は"Beethoven par Béjart"(仏)="Beethoven by Béjart"=「ベジャールによるベートーヴェン」
▼勝手にふるえてろ ⇒芥川賞作家綿矢りさの同名小説の実写映画化 ぶっ飛んだ女性の独白(モノローグ)は、原作がそうなのだろうが、とても面白い SNSを活用した話の展開等今の時代にマッチ 主演の松岡茉優は「ちはやふる」の時とは全く違った喜劇役者の顔を見せた ロケ地は千葉県の木更津市立太田中学校と船橋日大前駅、東京都の町田駅南口付近のラブホ街と江東区有明のマンション「オリゾンマーレ」などらしい

・女の一生(仏) ⇒ご存じフランスの文豪ギイ・ド・モーパッサンの同名名作小説(1883年)の何度目かの実写映画化 日本では明治初期のフランス、貴族の家系の話だが、親が決めた結婚、夫の度重なる不倫、子供の強烈な脛かじり、貴族の没落等々、現代にも通じる物事も多い 原題は原作と同じ"Une vie"で、厳密には「ある人生」か
▼ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(チェコ・英・米) ⇒ホロコーストからユダヤ人を救った実話はまだまだ掘り起こされるのではないか 1939年からワルシャワの動物園で300人ものユダヤ人を地下室に匿い、ドイツ軍から守り抜いた実話 地下活動に重点を置く動物園長ヤンに代わり妻のアントニーナが孤軍奮闘 主役のジェシカ・シャスティンは製作陣にも加わった 原題は"The Zookeeper's Wife"=「動物園長の妻」か
▼否定と肯定(英・米) ⇒ホロコーストを否定する英国人歴史学者から英国で名誉棄損を提訴された裁判を、被告側の米国人女性歴史学者が英国人大弁護団を編成してホロコーストの実在を立証する裁判劇 これも実話に基づいており、英国では名誉棄損裁判は被告側に立証責任があるらしい 日本では原告側にあるとのこと 原題は"Denial"=「否定、拒否、否認」
▼MR. LONG ミスター・ロン(日・香・台・独) ⇒超絶技巧のナイフ格闘アクションが売り 監督が日本で、主役が台湾、そしてポスプロがドイツ 日本語の分からない台湾人と日本人との人情ものでもある ロケ地は主に栃木県足利市 足利をロケに使う作品は増えている
★花筐 HANAGATAMI ⇒単館上映ではあるが、いろいろな意味で話題の多い作品 大林宣彦監督が肺ガンで余命半年の宣言を受けながら製作した3時間弱の長尺 監督が40数年前に最初の作品として書き下ろしていた脚本の映画化 檀一雄の同名短編小説(1936年)が原作 三島由紀夫が同作も収録した短編集「花筐」(1937年)を読んで小説家を志したとか言われる 出来上がった作品は幻想的で色彩豊か 桜の花吹雪で始まり、蛍が飛交い、唐津くんちの赤、そして最後は雪になる 「この空の花」「野のなななのか」に続く戦争(反戦)3部作 ロケはほぼ佐賀県唐津市で行われ、唐津くんちが全面協力した模様 なお、「花筐」は能の演目でもある

▼未成年だけどコドモじゃない ⇒本作も水波風南による同名コミックの実写映画化 筆者とは年代が違いすぎるかと心配したが、作品は極めてドタバタ喜劇で面白かった ロケ地は、学校が東京渋谷の実践女子大キャンパス、その他埼玉の駿河台大学サッカー場と県営みさと公園、そして東京の日の出桟橋や神奈川の江の島などらしい
・二十六夜待ち ⇒震災後何もかも失った東北を舞台にしたラブストーリー 長いラブシーンがあったらしいが、残念ながら見逃した ロケ地は福島県いわき市が主体で、他に神奈川県相模原市や東京都台東区・江東区

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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