« 8月5日~8月11日の週に観た劇場映画 | トップページ | 8月19日~8月25日の週に観た劇場映画 »

2018年8月19日 (日)

8月12日~8月18日の週に観た劇場映画

8月12日(日曜)~8月18日(土曜)の週は、9本の劇場映画を観ました。高校野球がとても面白くて、出かける回数が少なくなりました。

320_52 ▼ミッション:インポッシブル フォールアウト ⇒トム・クルーズ(1962~)主演のスパイ・アクション作品「ミッション:インポッシブル」シリーズの第6作目 トム本人が実際にスタントに挑戦し続けているアクションは最高峰に達したのではないか 2時間半近い長尺だが、ヘイロー(HALO)ジャンプ、ビル・ジャンプ、ヘリコプター・アクションなどであきさせない 今回は英国ロンドンで撮影されたビル・ジャンプのスタントで足を骨折したようだが、その内撮影にのめり込み過ぎてしまうのではないかと筆者も心配するほど ヘイロー・ジャンプとは高高度降下・低高度開傘(High Altitude Low Open)のパラシュート(落下傘)降下のこと 軍の特殊部隊がレーダーに捕捉されずに外国に侵入するための戦術で、俳優が実際に挑むのは初めてだったようだ 具体的には25,000フィート(7,620メートル)の高さの航空機から降下し、2,000フィート(610メートル)以下の高度でパラシュートを開くものらしい 特別な酸素マスクを設計し、UAE(アラブ首長国連合)で100回以上の降下訓練を実施 撮影許可が下りたのはUAEだけだったらしい 時速200マイル(320キロ)の速度で飛んでいる航空機から飛び降り、時速165マイル(264キロ)の速度で降下するため、一番の危険は空中衝突だったようだ トム自身の操縦によるヘリコプターのアクロバット飛行も凄い ただ爆弾に仕込まれたプルトニウムの玉が、タイマー解除後にポロンと転がり出てくるところは本当だろうか 原題は"Mission: Impossible - Fallout"=「作戦:不可能 - 副産物、余波、放射性降下物」か
・スターリンの葬送狂騒曲(英) ⇒ウラジミール・レーニン(1870~1924)の死後、ソ連の指導者となったイオシフ・スターリン(1878~1953)が、1953年3月寝室で脳卒中の発作で孤独に倒れ4日後に死亡 後継者を巡っての側近たちの駆引き、争い、陰謀、混乱などを描くブラック・コメディ ご存じのとおりスターリンは国内の政敵などを弾圧・粛清し、少なくとも70万人を処刑し、300万人以上をシベリア方面に強制移住させた その粛清の手先となっていたラヴレンチー・べリア(1899~1953)が一時的に権力を握るが失脚し処刑され、結果的にニキータ・フルシチョフ(1894~1971)が指導者となり有名なスターリン批判につながる すべて事実に基づいているらしいというから全く驚かされる 共産主義の独裁国家では、なぜこんなにも一般市民の弾圧・粛清・処刑が簡単に行われるのだろうか また、スターリンとべリアが、ソ連から独立後もいまだ民族紛争に揺れるジョージア(グルジア)の出身なのは何かの因縁か 原題は"The Death of Stalin"=「スターリンの死」 フランス人作家ファビアン・ニュリ(1976~)と漫画家ティエリー・ロバン(1958~)共作の同名原作(2分冊、2010・2012、仏語原題は"La Mort de Staline")を、英国のアーマンド・イアヌッチ(1963~)が実写映画化 ロケ地はロシア・モスクワ、ウクライナ・キエフ、英国ロンドンとオックスフォード スターリン住宅のセットも含めて室内はすべて英国の建物内で撮影
・オーシャンズ8 ⇒リメークで「オーシャンズ11」(2001)を製作し、その後「12」(2004)、「13」(2007)と3部作にしたスティーヴン・ソダーバーグ監督(1963~)が、さらに続編である本作では製作に回った 女性だけの8人による犯罪チームが、前3作で主演したジョージ・クルーニー(1961~)も参加しているメットガラでの超高額宝石を狙う メットガラとは毎年5月の第1月曜日に開催される、雑誌「ヴォーグ」の編集長アナ・ウインター主催のチャリティ・ファッション・イベント 本作でも華やかな衣装を沢山観られる 原題も"Ocean's Eight"=「オーシャンの8人」
・スティル・ライフ・オブ・メモリーズ ⇒「無伴奏」(2016)の矢崎仁司監督(1956~)が女性器を撮影させる女性と撮影する写真家を描いた フランスの写真家アンリ・マッカローニ(1932~2016)が1962年頃から恋人の女性器をアップで撮影し、写真集を発刊したことに発想を得ているそうだ ロケ地は山梨県の八ヶ岳付近らしい ラストに女性器のアップ写真が10数枚映写されるが、当然ボカシが入っていた 外国向け作品には数10枚のボカシのない写真が使われているそうで、今年3月の大阪アジアン映画祭のプレミアではそのまま上映されたのだろうか
320_53 ▼青夏 きみに恋した30日 ⇒南波あつこ(生年不詳)の原作漫画「青夏 Ao-Natsu」全8巻を実写映画化 都会の女子高生役の葵わかなと田舎の男子高生役の佐野勇斗が、共に1998年生まれではありながら、高校生役を初々しく好演 ロケは今年の4月2日から5月3日までのわずか1ヶ月で 美しい田舎・上湖村(かみこむら)のロケ地は三重県の鳥羽市、志摩市、南伊勢町、渡会町および大紀町 また、都会のロケ地は東京都八王子市と渋谷区 なお、クライマックスのおやじバンドのライヴ演奏は栃木県佐野市の旧吾妻中学校(廃校)の体育館で撮影か

・ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(英) ⇒英国人のアンディ・ナイマンとジェレミー・ダイソン(共に1966~)が共同企画し2010年から長期公演している同名舞台劇を、2人がやはり共同で脚本・監督を担当して映画化 アンディは怪談に挑戦するエセの超能力解明科学者としても出演 時々場面が突飛にかなり飛ぶのは舞台劇を映画化したためか 原題は"Ghost Stories"=「怪談」
・人間機械(印・独・フィンランド) ⇒インド人のラーフル・ジャイン監督が、インド北西部クジャラート州の繊維工場で働く人々を撮影したドキュメンタリー 劣悪で過酷な労働環境の下、少年も混じった労働者が織機や染色を担当 彼らは12時間シフトで働いても、月100米ドル(11,000円)程度しか支給されない 原題は"Machines"=「機械」
・インクレディブル・ファミリー ⇒第77回アカデミー賞長編アニメーション賞(2005)を獲得した「Mr. インクレディブル」(2004)の続編 ディズニー・ピクサーの作品らしく、ダイナミックで美しく大胆なアニメ映像は、単純に楽しめる 原題は"Incredibles 2"=「信じられない、素晴らしい人々 2」か
Dsc_0432 ・チャットレディのキセキ ⇒秋葉原にはビデオ電話を介したライブ・チャットのお相手をする女性(チャットレディ)の仕事があるらしい もちろん無料ではなく時間課金されるようだ アルバイトでチャットレディをしている音大生がチャットの相手(超絶ピアニスト)の助けを借りながら、コンクールを勝ち進むというファンタジー作品 クラシック音楽はショパンの幻想即興曲から始まりパッフェルベルのカノンで終わる カノンは男性主人公のハンドル・ネームでもある 本作は今年5月の第3回秋葉原映画祭2018でプレミア上映か 18日から1週間シネマート新宿で上映されるが、写真は初日舞台挨拶 マイクを持って話しているのが主演の吉川友(1992~)で向かって左端が川口浩史監督(1970~)

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

|

« 8月5日~8月11日の週に観た劇場映画 | トップページ | 8月19日~8月25日の週に観た劇場映画 »

映画(2018年)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38740/74047770

この記事へのトラックバック一覧です: 8月12日~8月18日の週に観た劇場映画:

« 8月5日~8月11日の週に観た劇場映画 | トップページ | 8月19日~8月25日の週に観た劇場映画 »