« 8月26日~9月1日の週に観た劇場映画 | トップページ | 9月9日~9月15日の週に観た劇場映画 »

2018年9月 9日 (日)

9月2日~9月8日の週に観た劇場映画

9月2日(日曜)~9月8日(土曜)の週は、7本の劇場映画を観ました。ようやく秋の映画シーズンが始まったような気がします。

・SUNNY 強い気持ち・強い愛 ⇒日本でも話題を呼びヒットした韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」(2011)を日本でリメイク 主役に篠原涼子(1973~)と広瀬すず(1998~)をあて、監督は「モテキ」(2011)の大根仁(1968~) 韓国作品は1980年代の高校生活を扱うが、本作は1990年代 いずれも時代の文化・流行、特に音楽を上手に再現 小沢健二(1968~)の「強い気持ち・強い愛」(1995)がテーマ曲になっており、この曲に合わせたキャスト全員によるダンスがクライマックス 韓国オリジナルとストーリーや話の流れはさほど変わらないが、終盤はやはり感動的 学校のロケには、校内が主に埼玉県の旧狭山市立東中学校(廃校)を、学校周辺を千葉県立船橋芝山高校を使ったようだ 他に東京都板橋区、神奈川県横浜市、千葉市など首都圏各地でもロケをした模様
・アントマン&ワスプ ⇒マーヴェル・コミック原作の「アントマン」シリーズの第2作目 漫画は発想が自由でいい 本作は徹底的にコメディ化 次作もありそう 原題は"Ant-Man and the Wasp"で、直訳すると「アリ(蟻)人間とスズメバチ(雀蜂)」
320_60 ▼SPL 狼たちの処刑台(中・香) ⇒カンフー映画発祥の地、香港で製作された本アクション作品はやはり凄まじい 結婚相手に異を唱えたため、タイ・パタヤへの傷心旅行に旅立った1人娘が失踪した香港の警察官 彼は自ら事件を解決しようと現地に乗り込む パタヤ警察やマフィアと絡みながら、アクション中心のストーリーが続く タイでは違法の臓器売買がこんなにはびこっているのか ついには政界を巻き込んだスキャンダルに 原題は「殺破狼:貪狼」(中)="Killing the Wolf: Greedy Wolf"=「オオカミを殺す:貪欲なオオカミ」 「殺破狼」は中国語の発音が"shā pò láng"であり、その頭文字をとったのが"SPL" 本作はSPLシリーズの第3弾 テレサ・テンの「月亮代表我的心」(月は私の心を映す)がテーマ曲らしく、挿入歌として何度も登場
・アニー・イン・ザ・ターミナル(英・ハンガリー・米・香) ⇒「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」(2017)でオリンピック参加の米国スケート選手を熱演したマーゴット・ロビー(1990~・豪)が主演 最近の出演作では製作にも係わっている マーゴットは七変化で、英国流ブラック・ユーモアにあふれたサスペンス作品だが、何が起きているのかよく分からない 原題は"Terminal"=「ターミナル、終着駅」か
320_61 ▼きみの鳥はうたえる ⇒何度も芥川賞候補になりながらも受賞に恵まれなかった、北海道函館市出身の作家佐藤泰志(1949~1990:自死) 彼の最初の芥川賞候補になった同名原作小説の映画化 「海炭市叙景」(2010)、「そこのみにて光輝く」(2014)そして「オーバー・フェンス」(2016)に続く映画化4作目 本作は力は抜けているように見えるが、内面は熱そうな3人の若者のひと夏を描く 3人を演じているのは、柄本佑(1986~)、石橋靜河(1994~)そして染谷将太(1992~) 監督兼脚本は北海道札幌市出身の若手三宅唱(1984~) 昨年6月に函館でオール・ロケした作品のようだが、深夜から未明の夜のシーンが多い よく登場する、市電の線路が90度直角に曲がる大きな交差点は、五稜郭公園前駅周辺か… 柄本がアパートに帰るといつも冷蔵庫から牛乳パックを取り出すが、冷蔵庫の扉が閉めても半開きなのはなぜだろう(再利用?) 石橋と染谷が歩く、現役引退後函館港に係留されている青函連絡船「摩周丸」がよく見える歩道橋も素敵 石橋がカラオケ・ボックスで歌う杏里(1961~)のデビュー曲「オリビアを聴きながら」(1978)が気が利いていて、筆者のカラオケ持ち唄の一つになった この曲は尾崎亜美(1957~)が作詞・作曲し提供したもの

・ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(スウェーデン・デンマーク) ⇒1980年のウィンブルドン(全英オープン)選手権決勝ではビヨン・ボルグ(1956~)とジョン・マッケンロー(1959~)が3時間55分にも及ぶ死闘を繰り広げた この決勝戦を主題に彼らの生立ち・舞台裏についても描く 少年時代は両者とも審判の判定に文句を付け、すぐキレる悪ガキだったらしいというのは面白い この試合後2人は親友になり、それが翌年1981年の決勝でボルグが勝てなかった理由ではないか この敗戦後ボルグはツアーのスケジュールが過密という理由でプロテニス界から引退 両者に風貌がよく似た俳優を起用し、ボルグにはスベリル・グドナソン(1978~・スウェーデン)を、マッケンローにはシャイア・ラブーフ(1986~・米加州)を起用 2人とも5ヶ月間のトレーニング・キャンプを張って身体作りをしたそうだ 監督はデンマークのヤヌス・メッツ(1974~) 原題は単に"Borg/McEnroe"
・MEG ザ・モンスター ⇒人気アクション俳優ジェイソン・ステイサム(1967~・英)が主演するB級作品 深海に棲息する太古の巨大ザメ「メガドロン」が出現し、捕獲を狙いながらもかなわず、結局は人間を襲うサメと海中で激突 ステイサムは元英国飛込選手だったらしい 海中アクションはそれなりに見応えがあるが、やや投入されている中国資本にすり寄り過ぎか 原題は単に"The Meg"

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

|

« 8月26日~9月1日の週に観た劇場映画 | トップページ | 9月9日~9月15日の週に観た劇場映画 »

映画(2018年)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38740/74144897

この記事へのトラックバック一覧です: 9月2日~9月8日の週に観た劇場映画:

« 8月26日~9月1日の週に観た劇場映画 | トップページ | 9月9日~9月15日の週に観た劇場映画 »