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2018年11月18日 (日)

11月11日~11月17日の週に観た劇場映画

11月11日(日曜)~11月17日(土曜)の週は、10本の劇場映画を観ました。「ボヘミアン・ラプソディ」は素晴らしかったです。

GODZILLA 星を喰う者 ⇒アニメ・ゴジラ・シリーズ3部作の最後の作品 相変わらず言っていることは聞き取れるが、内容は全く理解できない 筆者に問題があるのだろうか
ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(英) ⇒ミスター・ビーンこと、英国の人気コメディアン・ローワン・アトキンソン(1955~)が主演するスパイ・コメディ映画 「ジョニー・イングリッシュ」(2003)、「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」(2011)に続く第3作目 相変わらす滑稽だが、盗聴や追跡を避けるためにスマホなどのデジタル電子機器は使わないというのは結構意味ある作戦かもしれない 原題は"Johnny English Strikes Again"=「ジョニー・イングリッシュが再び打ち勝つ」か
320_81 ★▼ボヘミアン・ラプソディ ⇒1985年7月13日に英国ロンドンの北西部郊外にあった旧ウェンブリー・スタジアム(1923年開場)で72,000人の観客を集めて開催されたチャリティー・イベント「ライヴ・エイド」 そこで英国のロック・バンド「クイーン」(1972~)が放った21分間のパフォーマンスが史上最高と評価されている 本作冒頭では「クイーン」のヴォーカル・フレディ・マーキュリー(1946~1991)が楽屋からステージに登場するまでを描き、ラストでバンドのパフォーマンス全部を観せる 映画のためのコピー・バンドだが、まさに「クイーン」そのものが演奏・歌唱しているようだ ロック音楽が好きでも嫌いでも、「クイーン」を知っていても知らなくても、彼らのパフォーマンスには感動するだろう 本作では当然ながらフレディ中心のストーリーとなり、彼の生立ちから、家族、バンド参加の経緯、曲作り・アルバム作りへの執念、特殊な私生活、舞台での独特の衣装とマイク・パフォーマンス、AIDS感染等々を描いていく フレディはアフリカ東海岸のインド洋上にあるザンジバル島(現在はタンザニアの一部)でペルシャ系インド人夫妻の子として生まれ、主にインドで教育を受けた ザンジバル革命(1964)の混乱から逃れるため家族ともども17歳の時に英国に移住(映画はこれ以降の話) 宗教がゾロアスター教だったため、フレディの遺体は英国では珍しく火葬されたそうだ ウェンブリー・スタジアムでの公演は構築したセットに多数のエキストラを集めてコピー・バンドがパフォーマンスするところを撮影したたらしい 原題も"Bohemian Rhapsody"
走れ、T校バスケット部 ⇒福岡県出身の小説家・松崎洋(1948~2014)が彼の息子・準(1990~)の実話について著した同名原作小説(10巻・2008~2015)の映画化 最終巻は洋が亡くなったため準が完成させた バスケット好きの主人公・高校生が、イジメのため強豪校から転校した普通のバスケット弱小校は東京都の福生高校だったらしい イジメに関する実話だが、前向きで明るいのがとても救い ロケ地は群馬県足利市・栃木市、そして茨城県龍ヶ崎市・つくば市の学校、体育館など GReeeeNによる主題歌「贈る言葉」もいい
320_82ごっこ ⇒大阪府出身の早世の漫画家・小路啓之(しょうじひろゆき・1970~2016)の同名原作コミック(2012)を「ユリゴゴロ」(2017)の熊澤尚人監督(1967~)が映画化(脚本も担当) 小路の命日10月20日に公開されたので、しばらくしてから観たため観客は5人だったが、作品はなかなかの出来 京都府出身の千原ジュニア(1974~)が主演し、彼が誘拐した娘を大阪府出身の平尾菜々花(2006~)が好演 ニート、母子家庭、臓器移植、シャッター商店街など今の社会問題を反映 撮影は2016年1月に終了していたが、成長して大学進学する娘を清水富美加(現千眼美子・1994~)が演じたため、彼女の出家騒動などのため公開が遅れていた 本作が清水の最後の出演作 ロケ撮影は1015年10月下旬~2016年1月に群馬県前橋市の弁天商店街、埼玉県加須市のむさしの村などで行われた模様 ベッキー(1984~)と浮き名を流して有名になった川谷絵音(かわたにえのん・1988~)が率いるバンドindigo la Endが歌う主題歌も面白い

ういらぶ。 ⇒LINE漫画からヒットした、本作のコミック原作は女性にとても人気があるのだろうか それともジャニーズのKing & Princeのファンが多かったのだろうか 劇場はJK(女子高生)と若い女性で一杯 わずかしかいない男性観客の1人である筆者はJKの隣で小さくなって… 原作コミックは東京都出身の星森ゆきも(活動期間2008~)の連載作品「ういらぶ。 -初々しい恋のおはなし-」 自由な発想でいいのだが、話が余りに一方的でSM的 女性はMになりたいのだろうか 時々は攻守交替しても面白いのでは… ロケ撮影は昨年2017年10月末~11月に岡山県吉備中央町(高校等)、高梁市、岡山市(マンション、後楽園、東山公園、京橋、夕日の広場等)などの各地で行われた模様
体操しようよ ⇒今年6月に公開された映画「終わった人」(2018)の第2弾だと思った 「終わった人」は舘ひろし(1950~)が主演で、本作は父子家庭を演じる草刈正雄(1952~) 皆いい歳になったな 本作では定年退職後の社会参加場所として地域のラジオ体操会とその会長が運営する便利屋を設定 新参者の主人公がいろいろ提案するのでギクシャクするが… 撮影は今年5月に行われ、メインの体操シーンは千葉県南房総市白浜町の野島埼灯台近くの海岸で ロケ地は他に神奈川県横浜市金沢区にある喫茶「オリビエ」(映画にはそのままの名前で登場)、横浜市青葉区(シティ・ホール)、千葉県館山市(館山駅)、大多喜町(温泉宿)、東京都世田谷区(商店街)など 主題歌になった「体操しようよ」(1980)がRCサクセションの曲(忌野清志郎作詞・作曲)だったとは思わなかった そういえば忌野(1951~2009)もこれら主役たちと同年代
マンディ 地獄のロード・ウォリアー ⇒米国人アカデミー賞俳優ニコラス・ケイジ(1964~)は実に次々と意表を突くとんでもないB級的作品に主演している 本作もその一つと思われ、1983年に人里離れたシャドウ・マウンテンズに住んでいたが、"Children of New Days"という新興宗教団体に妻をさらわれ殺害された主人公は、完全なる復讐を始める 凄惨なシーンが見物だが、いかにも少し冗長
 ⇒ほぼ全編モノクロ(白黒)作品だが、ラスト・シーンだけはフル・カラーに 流れる血の色を強調するためか… 愛知県出身の芥川賞作家・中村文則(1977~)の同名デビュー作(2002)を、「百円の恋」(2014)の武正晴監督(1967~)が映画化(脚本も担当) 主演に村上虹郎(1997~)、ヒロインに広瀬アリス(1994~)、刑事にリリー・フランキー(1963~)と演技派を起用 ロケは主に東京都板橋区の高島平付近で行われたようだ ラスト・シーンは東京の地下鉄東西線に乗り入れる東葉高速鉄道の東海神(ひがしかいじん)駅と飯山満(はさま)駅間の電車内 両者とも千葉県船橋市内の駅だが、読み方が面白いので採用したのかも… 製作に吉本興業も係わっているらしい
320_83アウト&アウト ⇒東映系作品なのに、東映系劇場ではなく東宝系劇場で上映されている不思議な作品 福岡県出身の漫画家としてスタートした「きうちかずひろ」監督(1960~)が、本名の「木内一裕」名で著した同名原作小説(2009)を映画化(脚本も担当) ヤクザ上がりの探偵を遠藤憲一(1961~)が、また訳ありで探偵事務所に同居する小学2年生の少女を白鳥玉季(2010~)が好演 玉季ちゃんが祖父のような探偵のバディ役を演じる様子は微笑ましい また遠藤は杉本彩(1968~)と共演していた「花と蝶2 パリ/静子」(2005)の時に注目したが、その後も実に多くの映画に出演しており独特の雰囲気を活かした役柄はとてもいい 話も国際関係、国会議員などへの拡がりを持たせており、最後のオチも面白い ロケ地は都内各地の模様

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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