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2019年5月 5日 (日)

4月28日~5月4日の週に観た劇場映画

4月28日(日曜)~5月4日(土曜)の週は、5本の劇場映画を観ました。10連休中は映画館がとても混雑していて、鑑賞数が限られました。

イメージの本(スイス・仏) ⇒フランス・ヌーベル・ヴァーグの旗手ジャン=リュック・ゴダール(パリ出身・1930~)の最新作 新たに撮影した映像に、様々な絵画、映画、文章、音楽を巧みにコラージュし、現代の暴力、戦争、不和などに満ちた世界に対する“怒り”をのせて、この世界が向かおうとする未来を指し示すものらしい 斬新な色彩による映像には驚かされるが、やはり筆者にはよく分からない 原題は"Le livre d'image"(仏)="The image book"で、邦題どおりか
320a僕たちのラストステージ(英・加・米) ⇒恥ずかしながら喜劇役者コンビ・ローレル&ハーディのことはよく知らなかった スタン・ローレル(英国出身・1890~1965)とオリヴァー・ハーディ(米国ジョージア州出身・1892~1957)のコンビで、映画がサイレントからトーキーに変化する時代に活躍 漫才コンビのような2人は日本でも「極楽コンビ」として親しまれたようだ 本作では、2人の人気が頂点にあった1937年に物語が始まり、映画製作者と決別した後落ち目になり、1953年に復活をかけた英国ツアーを企画 ニューカッスル、グラスゴーなど場末からスタートしたが、ついにはロンドンのライセウム劇場で2,000人の観客の前で公演 ロンドンでは劇場近くの最高級のサヴォイ・ホテルに泊まり、それぞれの夫人を米国から呼び寄せることができたが… ジョン・S・ベアード監督(英国スコットランド出身・1972~)がオリジナルの映像もふんだんに使用し、実物そっくりに扮した2人に巧みに演じさせる ロケ地はロンドンを中心に、すべて英国内だった模様 特に気が付いたのは、当時の背広のカラー(襟)が今のものと比べてとても幅広く、2倍くらいあることか 原題は"Stan & Ollie"=「スタンとオリー」
麻雀放浪記2020 ⇒戦前東京府東京市生まれの小説家・雀士・阿佐田哲也(本名:色川武大・1929~1989)の原作小説「麻雀放浪記」(青春編1969・風雲編1970・激闘編1971・番外編1972)を映画化 2度目の映画化であり、1作目は青春編を基に1984年に製作された「麻雀放浪記」 イラストレーターの和田誠(大阪市出身・1936~)が監督(兼脚本)し、真田広之(東京都品川区出身・1960~)が主演 今回の2作目は、何と終戦直後1945年の東京の焼け跡から2020年オリンピック中止の東京にタイム・スリップするという大きなトリックを加えて製作 「孤狼の血」(2018)の白石和彌(北海道旭川市出身・1974~)が監督し、斎藤工(たくみ・東京都港区出身・1981~)が主演・熱演 2020年には国民全員がマイ・ナンバーで管理されており、メガネ型スマホで顔を観るといかなる人物であるか分かるという監視社会 出演者の1人であるピエール瀧(静岡市出身・1967~)が今年2019年3月にコカイン使用容疑で逮捕されたが、筆者の観る限り端役だったためか東映は予定どおり公開強行 撮影は東映東京撮影所(練馬区)で主に行われたと想像されるが、台東区などでのロケ撮影もあった模様
バースデー・ワンダーランド ⇒岩手県出身の児童文学作家・柏葉幸子(かしわばさちこ・1953~)の原作児童小説「地下室からのふしぎな旅」(1981)のアニメ映画化 柏葉の本業は薬剤師らしい ワーナー・ブラザーズも製作に係わっており、とにかくお花畑のシーンがカラフルで美しい 筆者はやはりアニメは苦手
320-20190507t135313151愛がなんだ ⇒この歳になって久々に男女の恋愛について考えさせられた ここには同性愛は登場しない 恋愛とは何と感情的なものか 恋愛とは何と一方的なものか 恋愛とは何と揺れ動くものか 恋愛とは何とコントロールできないものか 恋愛とは何と一人相撲なのか いろいろな思いがあふれてきた 共感する30歳前後の若者が多いのか連日劇場は満員 特に女性観客が多く目立つ また若いカップルも結構いた 原作は、最近その作品がよく映画化されている直木賞作家角田光代(横浜市出身・1967~)の同名原作小説(2003) 一応描かれているのは、一方的に男に恋する女と逆に一方的に女に恋する男 そして女同士は幼馴染み 主人公の身長148.5cmの岸井ゆきの(神奈川県出身・1992~)と185cmの成田凌(埼玉県出身・1993~)のバランスの悪さも結構イケてるのかもしれない 本作に触発されたかもしれないが、「美人が婚活してみたら」(2019)にも観客が回っているよう ロケ地は東京都を主体に山梨県と千葉県だったようだ 東京都各地、千代田区・港区・世田谷区・練馬区・板橋区・渋谷区・国立市などで撮影されたらしいが、特に世田谷区豪徳寺の商店街が重要な場所として使われている

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品 製作国の表示がないものは米国か日本の作品

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